【朝霧JAM 2023】夜のふもとっぱらをレポート
- 2023/11/22 ● Report
朝霧JAMにいくならば「夜のふもとっぱらがおすすめ」と聞いていたので、2夜連続でふもとっぱらを訪れてみた。
1日目は会場からのシャトルバスに乗り込んで、22時ごろにふもとっぱらに到着すると、PETERPAN CAFEの暖かな灯りと、キラキラと輝く森が出迎えてくれた。
そして森の前には焚き火とそれを囲うようにベンチが設置されていて、とても心地よさそうな雰囲気を感じる。
焚き火を通り過ぎて、ミラーボールに反射した光と地面のイルミネーションに誘われて森の中に進んでみる。木々に吊るされた青や赤の装飾の形が美しく、それらがちょうど強めの風が吹いたタイミングで一定方向になびき、まるで生き物のようでワクワクとする。
木々を繋ぐレース状の装飾や木々に上下に這わせてあるカラフルなイルミネーション、そして森の一角の白いテントの中に置かれたさまざまな長さのろうそくが燈され、その揺らぐ灯りからあたたかみを感じてほっとする。
そして、木々の隙間からキャンプサイトの灯りもほのかに垣間見えるのが、また幻想的だった。
その場でじっと木々の音に耳を澄ませ、ろうそくの火を眺めていたかったが、深々と冷え込んできた寒空のもと焚き火に足が向かう。これらの光景と焚き火が、きっとふもとっぱらが人気の理由の一つだと思う。
2日目は20時すぎにふもとっぱらに到着、オーバーナイトしている方々にお声がけして「会場内のキャンプサイトではなく、なぜふもとっぱらを選んだのか?」を数組に書いていただいた。(ご協力ありがとうございました。)
いつも人気のあるキャンパーの聖地に泊まることができる、ゆったり過ごせるなど思いはそれぞれだ。会場には見たいアーティストの時に行く、どんな感じかぐるっと会場を一通りまわってからふもとっぱらに戻ってきた、ここにいる時間の方が長いという声が多いようだ。
インタビューを終えて、ふと目をやると富士山の美しいシルエットが現れていた。富士山を眺めながらキャンプができ、自分のタイミングでフェスを感じに行き、森の装飾も眺めながら焚き火にひたれる。さらにはしっかりとキャンプも楽しめる(オートサイトでもある)それがふもとっぱらの魅力なのだろうと感じた夜だった。
Text & Photo by HARA MASAMI(HAMA)
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