【アーティスト紹介】Fishbone 〜Party at Fuji Rock!!!〜

7月 26th, 2010

【アーティスト紹介】Fishbone 〜Party at Fuji Rock!!!〜

‘07の突然のキャンセルから3年、遂にリベンジとなったフィッシュボーン。ラ・ルーダ、ワン・デイ・アズ・ア・ライオンと被る、なにかと香ばしい時間帯にブッキングされ、久々に「体ひとつじゃたまらない」と悩むことになった人も多いことでしょう。彼らがいなければ、今の音楽シーンは違ったものになっていたかもしれない、という要注目バンドです。スカもファンク、ハードロックをも丸呑みし、パーティ・バンドとして存在感を放つ圧倒的なライヴは、苗場の地で伝説となる予感が…!

駆け出し時は、西海岸でレッド・ホット・チリ・ペッパーズと人気を二分したフィッシュボーン。最近は、フィッシュボーンとしての音源こそ発表していませんが、フロントマンのアンジェロ・ムーアは「ドクター・マッド・ヴァイブ」としてソロで活動しており、去年の11月のソロライヴの段階で、フィッシュボーンとしてのフジ出演が可能性を帯びてきた、ということも耳に入ってきておりました。

sa_to_jp  fuji

あのジ・インスペクター・クルーゾも、フィッシュボーンの前座を経て力をつけてきたとのこと。また、初日に登場するミュートマスとも、なにやらセッションをしているようで、ミュートマス、アンジェロ双方の乱入も、ひょっとしたらあるかもしれません。サブカル好きの若年層には、『タモリ倶楽部』内の空耳アワーで、”スウィム”(『モンキーの惑星』一曲目に収録)が「おじいちゃ〜ん、ザッボーン!」と聴こえる…と話題になったこともありますね。けっこう良い評価で、年末の空耳アワードでも取り上げられていました。

しかしながら、フィッシュボーンが最も弾けるのは、やはり「ショウ・タ〜イム!」の号令で突っ走る、けたたましいライヴ。アンチ・レイシズムを掲げているため、そのエネルギーは強烈です。かつて、アンジェロは川崎のクラブ・チッタで、フロアへとダイヴし、後ろの壁にタッチして再びステージまで戻ってきたといいますから、今年の中日のレッド・マーキーも相当ヤバいことになりそうです。

messageさて、今回記事を賑やかにしてくれているアートワークは、筋金入りの魚骨ファンである、チビアンさんの手による作品。アンジェロからコメントをもらったそうなので、ここに転載、ご紹介いたします。(→画像参照)

Fishbone will bring you deliverance from the burdons of everyday life and enable you to free your self, free your spirit and make love the gasoline that will set your soul a fire.

“オレたち(フィッシュボーンは)は、キミたちを日々の苦しみから救い出し、自己を解放させてみせる。解放された心と愛はガソリンとなって、魂を燃え上がらせるんだ”

といった感じでしょうか。また、フィッシュボーンのドキュメンタリー『Everyday Sunshine: The Story of Fishbone』もこちらで発売されているようで、要チェック! 「Party at Fuji Rock Festival!」と、酒を片手に大暴れしてください。

★Fishbone★
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