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吾妻光良&スウィンギング・バッパーズ
昨年、オレンジ・コートが新設され、「ここでいつか吾妻光良&スウィンギング・バッパーズが一発やってくれないかなー。」なんて漠然と思ったことが、その翌年に叶ってしまうとは夢にも思っていなかった。渋さ知らズとはまた1くせ2くせも違う、エンターテイメント性を持ったビック・バンド、それが彼らである。
フロントマンである吾妻光良を中心に結成され25年。メンバー全員本職を抱えながら、年に数回のライブをこなし、4枚のアルバムを製作し・・・と、まったりと活動を続けてきた。このまま年を取っていくのか・・・ときっとメンバー自身も思っていたに違いない。しかし、ここ数年で運命のいたずらが起きた。エゴ・ラッピンやデタミネーションズのメンバーがファンであることから、その周辺からじりじりと火がつき、急速に若年層ファンが増えてきつつあるのだ(ちなみに、私もその一人である)。
ルイ・ジョーダン直系のジャンプ・ブルースとカウント・ベイシー風味のビックバンド・スタイルのジャズを軸に、カリプソやブギーの要素も盛り込み、吾妻氏はテキサス・スタイルのギタープレイを展開。その音に乗せられる歌詞は、ろくな物件が見つからないことへの嘆きや若者へマナーを指導する内容などの世間への風刺だったり、栃東の取り組みを見ての感想やカツ丼にゴキブリが入っていたことなど日常のささやかな(くだらない?)思いや出来事だったり(詳しくは2002年の唯一の全曲日本語詞アルバム『SQUEEZIN’&BLOWIN’』を聴いていただければわかると思います)。
言ってしまえば漫談+ジャズ+ブルースという表現がぴったりかもしれない。これはもう、楽しくないわけがない。
不惑をとうに過ぎ、近頃は健康や髪の毛の話題で盛り上がるという10数人のおじさん集団のステージ。はるばる苗場までやってくるが故、前日の仕事の疲れがステージに影響しないだろうか・・と私個人的には心配してたりもするのですが、夕闇迫る土曜日のオレンジコートを音楽と笑いの渦に巻き込んでしまうこと間違いないでしょう!!吾妻さん、酒を片手に苗場でもよろしくお願いしますよ!
written by Akane Baba
ALBUM:
"SQUEEZIN’&BLOWIN’"
"STONPIN’&BOUNCIN’"
(July 28, 2004)
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