感動したよ、アーティスト紹介:GRAHAM COXON(October 17, 2004)
やってきたよ、コートニー・ラヴ!(September 2, 2004)
ポカスカジャン リーダー大久保乃武夫より(September 2, 2004)
原田郁子と愉快な仲間たち編(August 9, 2004)
あなたの感動を教えてください(August 2, 2004)
吾妻光良&スウィンギング・バッパーズ(July 28, 2004)
バンバンバザール(July 27, 2004)
サルサガムテープ(July 27, 2004)
FLUID(July 26, 2004)
アジアンカンフージェネレーション(July 26, 2004)
Jamaica All Stars(July 22, 2004)
コンドウトモヒロ(PEALOUT)(July 19, 2004)
British Sea Power(July 18, 2004)
Fermin Muguruza & Kontrabanda(July 16, 2004)
忌野清志郎&NiceMiddle with New Blue Day Horns(July 16, 2004)
Ben Harper & The Innocent Crimiinals(July 15, 2004)
斎藤和義(July 15, 2004)
COURTNEY LOVE(July 14, 2004)
Jack Johnson(July 14, 2004)
P J Harvey(July 14, 2004)
UA(July 14, 2004)
PRAXIS featuring Bill Laswell(July 14, 2004)
fujirockersでやってしまおう、勝手にアーティスト紹介!(July 14, 2004)
|
|
|
アジアンカンフージェネレーション
いまだにあのライブを鮮明に覚えている。FUJIROCK'03最終日、午前三半時を過ぎたルーキーステージに約1000人ものお客さんを動員したアジアンカンフージェネレーション。当時まだあまり知られていなかった彼らだが、会場はその音を聴きつけたフジロッカー達で溢れ返っていた。徐々に明るくなっていく空の下で、いつも以上に楽しそうに演奏するメンバー、周りの幸せそう笑顔、そしてもうすぐ今年のFUJIROCKが終わってしまう寂しさ、そのとき取り巻いていたすべての感情がゴチャまぜになり涙しそうになった。あれから一年、渋谷クワトロ、渋谷AX、ZEPP東京でのワンマンを行い、アルバム「君繋ファイブエム」も好調、今年の7月には武道館での自主企画イベント「NANO-MUGEN FES」もSOLDOUT。12月には武道館のワンマンライブも決まった彼らの勢いはとまりそうにない。
彼らの曲のほとんどを手がけるvo.後藤が書く歌詞の中にはネガティブとポジティブ、夢と現実が同居している。絶望の中を描きながらそれでもアルバムのタイトルにもなっている「君繋ファイブエム」、人との繋がりを強く求めている。メンバー4人はサラリーマンの経験があり、社会に出て初めて知る世の中の矛盾や汚さを知っているであろう。そのせいか彼の書く詩には妙にリアリティーを感じてしまう。
また、先日行ったfujirockers.orgでのインタビューで感じたのは、ファンの視点に立つことを決して忘れないということ。もし自分がライブ観に行くんだったらシングルになってる曲全部やってほしいとか、この場所にいるお客さんはどう観えているのか、そんなことを考えているという。オフィシャサイトに掲載している日記にも、掲示板での心無い書き込み、ライブ上での問題点について自分の意見を述べ、自らお客さんと繋がろうとしている。
そんなアジアンカンフージェネレーションは初日のレッドマーキーに出演する。目まぐるしく状況が変わった一年間を通し、彼らがどのように成長し、何を変わらずに持ち続けているのかを見届けたい。
written by sleepy
オフィシャルサイト:http://www.asiankung-fu.com/
(July 26, 2004)
|
|
|
|