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Jul . 5
1999
FUJI ROCK FESTIVAL 97

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How 2 survive & Have fun !

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  • 着々と設営準備が進む会場の様子
  • 着々と設営準備が進む会場の様子 2
  • 音出しまで後1日
  • いよいよ秒読み状態!
  • 着々と設営準備が進む会場の様子 3
  • やったぁ。遂にバンド登場だ!
  • まちに待った開場だ!
  • 午前4 時になっても会場は奇妙な熱気だ
  • どでかいスピーカーが爆裂してる!
  • MAIN STAGE " THE HI LOWS "
  • High tension fills the misty mountains up here at the foot of Mt.Fuji,
  • Audience
  • 天候はいっこうに良くなる気配を見せない
  • MAIN STAGE " RED HOT CHILI PEPPERS "
  • 中止です!来ないでください(現状報告)
  • 皆さんにメッセージ
  • 現状 Photo Report A / B / C / D / E / F
  • 失意と混乱と... 雨と風と...
  • Letter from MASSIVE ATTACK

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    いよいよ秒読み状態! [1997.7.25]

     目が覚めると空は雲ひとつない晴天で、台風がやってきているのが信じられないほどだ。テレビのニュースを見てもそれほど騒いでいないし、いまだに台風がやってくるというのが信じられない。が、ネットで台風情報をチェックすると、25日10:25の段階での予想では26日の午後6時頃に四国の南の沖にいるとのこと。台風の影響が出ないように祈っているが、どうなるか... これだけは「神のみぞ知る」といったところだろう。

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     会場のゲートに近づくと開場を待っている人たちが昨日よりはるかに増えている。これから夜の7じまでにどれぐらいの人が増えるんだろうか。誰も想像はできない。この時点ではまだ赤リボンの人たちは見かけない。まぁ、それほど早く来る必要性がないことを知っているからだろう。

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     いつものようにコンピュータに向かって最初にチェックするのはメールと"Let's Get Together" Board。ここ数日でアクセス数が急激に増えているのがわかる。それぞれがフェスティヴァルへの想いを書き込んでいてくれているのがスタッフへの励みになる。でも、悲しいニュースがあるのも確か。どうやら昨日の夜、開場へのゲートに向かう道路の目印になっているセブンイレブンのあたりで花火をやっていたバカがいたとのこと。わずかなバカのためにフェスが潰されるかもしれないということを考えると頭が痛い。もちろん、このホームページをチェックしている人にそんなバカはいないというのはわかっている。(信じているという意味も込めて)が、これに対してなにができるんだろう。もちろん、会場に観客が入ってきたら、そういった注意もできるし、すでにフェスティヴァルの宣伝などパブリシティでは花火などは一切認めない旨を訴えている。実際、それを認められない人は躊躇なく会場から放り出されることになるはずだ。いずれにせよ、スタッフは地元の住民への迷惑、事故や事件を起こさないための可能な限りの手は尽くしていくつもりでここに入っている。が、もし、会場でそんなバカがいたら、みんなで止めてもらえれば嬉しい。あるいは、その件をスタッフに知らせてほしいと思っている。

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     すでにスタッフは会場に泊まり込んでいる。僕らもこれから3日間、本部で雑魚寝をしながら、1日24時間体制で仕事をすることになる。実際、スマッシュのスタッフは昨夜...というか、今朝4時ぐらいまで働いていたということだ。

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     午前11時頃、ボードをチェックするとなんとJoe Strummerからのメッセージが入っている。「俺はジョー・ストラマー。日本の若い人たち、ハートの若い人たちに会うのを楽しみにしている。フェスティヴァルのクラブ・テントで会おう」という内容だ。さて... これが本当かどうか... それは会場に来た人にしかわからない。

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     どうやら台風は四国あたりに上陸するようで、とりあえずは会場近辺が直撃されることはないようだ。まずは一安心。13時現在会場での天気は曇り時々晴れって感じで、雨の降る気配はない。まだ、台風の影響がどう出るかはわからないので安心はできないが、コンディションはまぁまぁといったところだろう。

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     会場での準備は着々と進んでいる。東京のクラブ関係の人たちのためのテントが登場し、それぞれがターンテーブルを持ち込んで、おそらく、オールナイト営業の野外クラブ&バーが出来上がるんだろう。オフィシャルのグッズ販売のテントで働くスタッフが大型バスで到着し、今、品物を本部からテントに移動させている。オフィシャル・プログラム(1000円)にフェスティヴァルのオフィシャルTシャツや各バンドのTシャツ等がここで売られるはずだ。

     と書いていると、メイン・ステージから音が聞こえてきた。といっても、CDを流してサウンドをチェックしているだけなのだが、さぁて、いよいよだという実感がわいてくる。と思っていると、雲の切れ目から富士山が姿を現してきた。晴天祈願!  セカンド・ステージに回ってみると、こちらもほぼ準備ができているようで、後はサウンド・チェックを始めるだけの状態。どうやら、ここにもマレーシアのカレーやさんなどが出店するようだ。

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     ワールド・レストランの6軒も本格的な仕込みに入り、そのテント軍の前には背の高いバルーン看板が立ち上がっている。また、その隣のスロープの上ではヴァージン・メガストアの気球が準備を始めている。これって、ひょっとしてあの物好き社長、リチャード・ブランソンが大西洋(?)横断にに挑戦したやつかしらん。一度、大将がそんなことを口にしていたような気がするんだけど、そうだったら面白いや。 会場まで数時間。ゲート前で待つ人たちの姿も徐々に増えてきた。さぁて、待ちきれないぞ!

    1997.7.25 Reported by hana

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