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着々と設営準備が進む会場の様子 2 [1997.7.24]
今日24日はほぼ全スタッフが朝8時から仕事を開始。昨日まで本部として使われる建物が夕方6時には閉められるというので、夜遅くまで作業は出来なかったが、これからは24時間体制で作業が続くことになる。
今のところ会場近辺の天気は崩れてはいない。時にまぶしい夏の光が会場を包み込み、時に曇ったりもするのだが、実に心地よい。と言っても、外で働いているスタッフにはたいへんな暑さで、みんなタオルを首に巻いて汗を流している。スタッフに関して、やはり気がかりなのは台風の行方だ。これだけは祈るしかない。ただし、どんな状況になっても対応できるようにと、万全の構えをして全員が作業にとりかかっている。
ステージ用の照明機材が届き、メイン・ステージではその取付が始まった。膨大な数のライトがステージに並べられ、わきには、また、数多くのスピーカーが準備されている。PA関係のスタッフも会場に到着し、これから彼らも大仕事を始めることになる。いよいよフェスティヴァルの始まりを感じるのはこんな光景を見たときだ。
ステージ前のみならず、会場のほとんどが芝生におおわれているために気持ちいいことこのうえない。裸足になってみると、草の感触がわかるし、このまま寝転がって日光浴でも出来たら最高だと思うのだが、そんなことはしていられない。(仕事!仕事!)ただし、午前中は朝露のためにかなりしめっている。ステージからスロープの頂まで歩いていったのだが(しんどかった!←老体のせいです)靴がかなりぬれたし、水滴が太陽の光を反射しているのもわかる。野宿するのはいいけど、下になにか敷くものはいるだろうし... そのあたりは覚悟しておいた方がいいと思う。
嬉しいのはスロープの頂上からでもステージが見えること。音に関してはわからないけど、この辺りにごろんと寝転がって音楽を楽しむのもいいだろうし、(台風が来なければ!)日光浴をするのもいいだろう。(晴れていれば!)ステージ前で押し合いへし合いの早朝山の手線状態が嫌いな人がのんびりと楽しむにはいいと思う。
ごみ箱の準備も始まっている。用意されているのは燃えるゴミ、燃えないゴミ、そして、ペットボトルのリサイクル用のごみ箱。また、タバコの吸殻を捨てるためのドラム缶も用意されているので、携帯用吸いがら入れが満杯になったらここに捨てて下さい。裸足で歩くのに最高の芝生ばかりなのだから、ゴミは絶対に出さないように、出したらごみ箱に捨てるようにお願いしますね。
1997.7.24 Reported by hana
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