ボードウォーク・キャンプで見た。開催2週間前の苗場の表情。

7月 20th, 2010

ボードウォーク・キャンプで見た。開催2週間前の苗場の表情。

平年より5日早かった新潟の梅雨明け。本格的な夏空の下、33回目となるボードウォーク・キャンプが開催されました。今回も休日を利用して、各地から友人同士や家族連れのフジロッカーが参加していました。我々が苗場に着いたのは日曜正午すぎ。会場のあちこちに設営の資材が搬入され、化粧前のフジロックといった感じでした。

作業風景【すっかり復旧したボードウォーク】
主にフィールド・オブ・ヘブンやオレンジコートに向かう時に必ずお世話になっているのが、ボードウォーク。この快適な道を作っているのは、主催者、地元苗場の方々、そして他ならぬフジロッカーなのです。5月のオルグの記事(http://fujirockers.org/10/?p=278)では、冬の積雪による大変なダメージを受けた木道に衝撃を受けましたが、これまで5月、6月、そして今回の3日の間にボードウォークに参加してくださった方々の努力のおかげで、すっかりいつものボードウォークに戻っていました。修復した場所は新しい木の色で、一目でわかります。フジロック奥地の住人の方は、当日確認してみて下さいね。

会場をぐるっとまわり、本部のあるホワイトに向かうと、15時過ぎ頃、雨が降り始めました。やはり苗場の天気には雨がつきものですねぇ。3年ぶりに参加したというフジロッカーに話を聞くと、前日もこんな感じで突然雨が降っていたそう。それでも夜には雨が上がり、満天の星空のもと、参加者同士が集まり食事をしたり、お酒を飲んだりと楽しい時間を過ごしていたようです。なるほど、ボードウォーク・キャンプには、フジロックを自分の手で作り上げる醍醐味と、そこに居合わせたフジロッカー同士の出会いがあるのだなぁと感じ、ボードウォーク・キャンプを初めてみた私は、個人的に次回の参加意欲を沸々と高めていました(笑) ちなみに隊長によると、今秋のボードウォークの開催はまだ未定のようです。

レッドマーキー屋根【番外編〜レッドマーキーの屋根取り付け作業】
本部に向かう途中、通りかかったレッドマーキーのあるエリア。既に箱となる骨組みは完成しており、屋根の取り付け作業の真っ最中でした。男性が10人掛かりで縄を持ち、皆さん汗だくになりながら「せ〜の」と威勢のよい掛け声で屋根を張っていました。私たちがライブを楽しむ裏には本当にたくさんの努力があるんですね。皆さん、本当にお疲れさまです!そのほか、オアシスエリア、キッズランド、グリーンステージなどもまさに設営着手といった感じで、10日後を想像しながら胸が高まりました。

【その他で変化の見られた場所】
まずは、ところ天国の橋。まだ作業中でしたが、今まで陸続きだった橋が修正されて例年より少し高くなっていました。それから、フィールド・オブ・ヘブンとオレンジコートの間の道。雨が降るとドロッドロになり足場の悪い道になることは皆さんもご存知だとは思いますが、ここが舗装されて、かなり歩きやすくなっていました。10日後、みなさんの目で足で確かめてみて下さいね。