さらなる充実へと向かう第4弾17アーティスト発表!

4月 15th, 2010

さらなる充実へと向かう第4弾17アーティスト発表!

平日、夜ごとの楽しみはドミューンだったりするのでしょうが、こたびは不定期の楽しみ、アーティスト発表をお送りいたします。海外アーティストにおけるブッキングの目安は、「来日の予定」、「新譜」といったところでしょうか。

まずは、かねてから噂にのぼっていたロキシー・ミュージック。こちらに関しては、後日原稿が届きますのでそちらで詳しく。アートを音楽へと昇華させた彼らのパフォーマンスは幻想的なものになりそうです。

また、先の来日公演で、ジャズを基本にロックやファンク、クラシックなどの要素をとり入れたライヴで楽しませてくれたジェイミー・カラムですが、自身のブログでフジ出演決定の報を知らせてくれましたね。それは、日本滞在中に撮ったであろう桜の写真を貼り付けたメッセージという、粋なものでした。もうひとつ、来日公演直後の発表といえば、ダーティ・プロジェクターズ。こちらはアメリカで人気を獲得している新進気鋭のインディー・ポップ・バンドということです。

踊れる生バンドが2組。ノルウェーからは総勢10人の大所帯バンド、ヤガ・ヤシスト(ジャガ・ジャジストとも)が決定。来日公演を見に行ったスタッフの口から出るのは賛辞ばかり。ホーンを主体に、迫り来る音にちりばめられたジャズ、ロック、エレクトロニカ、etc…、無限に広がる世界は必見です。また、シザー・シスターズがキラキラした音像を苗場に持ち込みます。ゲイカルチャーといえばレインボーカラーですが、かつてのハイスタに続く、「虹」の演出にも期待したいところです。

一風変わった響きの、NARASIRATO PAN PIPERS(読めず…ナラシラト・パン・パイパーズ?)とは何ぞ…と、調べてみたところ、ソロモン諸島に古くから伝わる楽器、「パンパイプ」のオーケストラだそう。こちらの動画を見たところ半裸で腰ミノ…奥地のような気もしますが、鼓童の前例もありますし、昼間のグリーンに出てくることも大いに考えられます。

邦楽勢も充実してきました。大合唱したいなら、ザ・クロマニヨンズ怒髪天。ザ・クロマニヨンズは、言わずと知れたヒロト&マーシーのコンビ、そのパンキッシュな音のみならず、ヒロトの口からは、等身大の名言も飛び出します。対して、怒髪天は、「R&E」(リズム&演歌)をモットーとする、熱い、熱っついバンド。増子兄ぃの魂の叫びに加え、実演販売で鍛えられたMC、もとい口上は、去年の大槻ケンヂ(筋肉少女帯)に勝るとも劣らない爆笑の予感がひしひしと。加えて、グッド・4・ナッシングハワイアン6のメロコア勢に、ウッドストックでの客演も記憶に新しいスーパーフライが、満を持してフジに初登場。また、4年ぶりとなるストレイテナーも、国内イベントのヘッドライナーを経て苗場に帰って来ます。

今回の発表で深夜枠はほぼ固まってきたかな、という印象。ケン・イシイマイロデックス・ピストルズ・アンド・ロック・トラックス・クルーマイス、さらには先週の邂逅(KAIKOO)で初日メインステージのトリをつとめた石野卓球が決定し、夜のうちには寝かせてくれそうもありません。

2010年のフジロックの輪郭がおぼろげながら見えてきたかと思いますが、今後も発表は続きます。首を長くしてお待ち下さい!

ザ・クロマニヨンズ / DEXPISTOLS & ROC TRAX CREW / DIRTY PROJECTORS / 怒髪天 / GOOD 4 NOTHING / HAWAIIAN6 / JAGA JAZZIST / JAMIE CULLUM / KEN ISHII / MYLO(DJ SET) / MYSS(ROC TRAX) / NARASIRATO PAN PIPERS / ROXY MUSIC / SCISSOR SISTERS / STRAIGHTENER / Superfly / TAKKYU ISHINO