• フジロック2019大将インタビュー 後編~なんと、今年も予想外の熱烈逆オファーが!~


    第3弾ラインナップが発表されて、今年のフジロックは、なかなかの濃さになってきましたね。先日公開した「フジロック2019大将インタビュー前編」、多くの方にお読みいただいており、ありがとうございます。大将の電気グルーヴに関するコメント、とても励まされましたね。改めて、フジロック最高! 2020年の開催も無事に確定していて何よりです。

    後編をお届けする前に、大将ことスマッシュ代表 日高さんより、もう一言、電気グルーヴの作品について、届いています。

    電気グルーヴの作品に関して一言ある。
    「音楽に手錠をかけるな!!」

    「大好きな音楽を聴く」という楽しみ、自由が奪われることのない世の中に、どうか一刻も早くなりますように。電気グルーヴの音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止について、撤回を求めるオンライン署名には、64,000人を超える方からの賛同が集まりました。この署名を株式会社ソニー・ミュージックレーベルズへ提出後、4月15日(月)午後に、発起人の方の会見が行われるとのことです。

    さて、大将インタビュー後編は、今年のヘッドライナーに決まっている、ケミカル・ブラザーズ、ザ・キュアー、シーアについての話も出てきます。フジロックを大好きなことでも知られるケミカル・ブラザーズは、2011年の出演以来、久しぶりの帰還となります。彼らが出演するのは、7/26(金)の平日になりますが、何とかして休みの確保を! 大将の話を聞きながら、想像しただけで鼻血モノでした!(笑) その他は、フジロックの恒例となっている、あのバンドについての話も出てきたり、大将のバンドマン時代の話も飛び出したりと、盛りだくさんな内容でお届けします。それでは後編をどうぞ!

     

    【1】2018年フジロック直前のスタッフパーティにて |  Photo by アリモトシンヤ

    【1】2018年フジロック直前のスタッフパーティにて | Photo by アリモトシンヤ

    大将も認める、トムとエドのフジロック愛

    ─ 今年のヘッドライナーについて、お聞きします。昨年のインタビューで、ヘッドライナーに関して「実はもうひとつ考えてたアーティストもいたけどスケジュールが合わなくてダメだった」と話されていましたが、それは今年の3組の中にいるのでしょうか?

    いや、いないよ。

    ─ なるほど。どのアーティストなのか気になるところですが…、次の質問にいきたいと思います。
    ケミカル・ブラザーズ(以下、ケミカル)は、フジロックが苗場に移った1999年を含め6回も出演していて、フジロックが大好きなことでも有名なので、苗場・湯沢でフジロック20回目を迎えた昨年、もしかしたら出るのでは? と思っていたのですが、候補にはあがったのでしょうか?

    去年は動きがなかったよね。あれだけの大きなアーティストだからね。1回だけ日本でポコッとやるわけにはいかないからな。今年はリリースもあって、世界ツアーもやるからね。イギリス、ヨーロッパ、アメリカとかね。

    彼らのマネージャーとは30年くらいの仲でさ。俺がロンドンにいる時は、仕事関係なしに俺のホテルまで来て酒飲むんだよ、いつも(笑)。で、去年も会って話をしている時に、2019年は世界ツアーをやるって言うから「じゃあフジロックでやろうか」っていうことになったよ。向こうも「フジロックに出たい!」っていうことだったから。

    ─ ケミカルのフジロック愛は、本当に熱いですよね。初めてのライブ映像作品「DON’T THINK」を撮影する舞台として、ホームグラウンドのイギリスではなく、フジロックを選んでいますし。

    だって、トムとエドはフジロック大好きだもん。夜中にパレス・オブ・ワンダー行ってみな。2人で酒飲んでるから(笑)。俺もあそこで2人と会って、ビールを飲んだのよく覚えているもの。とにかくあの2人はフジロックが好きなんだよ。

    リハは一日がかり!? 今年のステージセットは相当ヤバイらしい

    THE CHEMICAL BROTHERS | Fuji Rock Festival '11 | Photo By 前田博史

    THE CHEMICAL BROTHERS | Fuji Rock Festival ’11 | Photo By 前田博史

    ─ ケミカルが前回出演したのは2011年なので、本当に久しぶりですよね。

    今回はさ、ものすごいステージセットだよ。もう、すんごいよ。ライティングから何から、色んなモノ持ってくるからね。金曜に出るんだけどさ。この記事が出る時には、もう日割が発表されているから言うけども。だから木曜はね、ケミカル、一日中リハなんじゃないのかな。

    ─ え? 一日中リハやるかもなんですか…!?(笑)

    普通は、ヘッドライナーの場合、前日の深夜に1~2時間リハやって終わりなんだけど。彼らの音楽の系統はさ、機材がものすごいんだよ。コンピューターとか本当に色んなものを持ち込むからさ。全部やったら10時間くらいかかるんじゃない? バンドいなくても。いわゆる仕込み、セットアップが、すんごい時間かかると思ってるよ、俺は。

    「日本は、絶対にフジロックで!」予想外の熱烈逆オファー

    THE CURE | Fuji Rock Festival '13 | Photo By JulenPhoto

    THE CURE | Fuji Rock Festival ’13 | Photo By JulenPhoto

    ─ 次は、ザ・キュアー(以下、キュア―)についてお聞きしますが、今回は3度目の出演になりますね。2007年に23年ぶりの来日でフジロックに出て、これが最後の来日になるかもしれない、と言われてからの、2013年に2度目のフジロックで約3時間くらい演奏して(笑)。これはもう、フジロックを好きになってくれたということでしょうか。

    前回は、だいたい3時間くらいだったよな。困ったもんだよね(笑)。もうちょっと短くしてくれないかなあ(笑)。

    ─ キュアーがここまで多くフジロックに出るイメージって、実はあまりないのですが、今年はどのような経緯で決まったのでしょうか?

    これもね、向こうから出たいっていう話がきたよ。

    ─ なんと! 昨年のボブ・ディランに続いて、今年もヘッドライナークラスのアーティストから逆オファーがあったんですね。

    「40周年だから、絶対にフジロックでやらしてくれ!」ってさ。フジロックのことは好きだと思うよ。こっちは、まさか話が来るなんて思ってもみなかったから、はっきり言って考えてなかったよ。今年のヘッドライナーにキュアーは。

    ─ どの時点で、向こうから話があったのでしょうか?

    去年だね。来年、世界ツアーをやることが決まって「日本は、絶対にフジロックで!」という話だったよ。

    ─ すごく熱烈なオファーですね。

    やっぱりさ、去年ボブ・ディランが出たからさ。そういうのって他のバンドにも影響するんだよね。でも、ボブ・ディランの時も全然アテにしてなかったからね。まさか向こうから話が来るなんて思ってもみなかったから。だから、「日本でやるならフジロックで」、というバンドは他にも結構いるよね。ボブ・ディランはどっからフジロックの噂を聞いたのか知らないけども。

    ─ それでは、シーアも去年くらいから話をしていたのですか?

    そうだね。シーアも去年から話を進めていたよ。うちの連中から「どうしても出したい!」って強いリクエストがあってね。フジロックに出るアーティストとしては、まあ珍しくポップ寄りだよね。でも、ちゃんと自分の個性を持ったアーティストだと俺は思うよ。ただポップなだけじゃなくて、アーティスティックなこだわりを持ってやっているのが伝わってくるしね。いいと思うよ。彼女には土曜に出てもらうよ。

    今年のROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRAのゲストは?

    そうそう、それから、毎年グリーンステージに出演するROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA (以下、ROUTE 17)のことなんだけど。まあ、毎年スペシャルゲストで色んな人に出てもらっていて。

    ─ 去年のゲストボーカルは、仲井戸”CHABO”麗市、甲本ヒロト、奥田民生、トータス松本でしたね。RCサクセションの「スローバラード」は、じんときました。

    ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA (feat. 仲井戸“CHABO”麗市、甲本ヒロト、奥田民生、トータス松本)  | Fuji Rock Festival ’18 | Photo By 粂井 健太

    ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA (feat. 仲井戸“CHABO”麗市、甲本ヒロト、奥田民生、トータス松本) | Fuji Rock Festival ’18 | Photo By 粂井 健太

    今年もゲストは色々考えてるよ。一昨年だったかな、アイルランドへ行った時、ROUTE 17のドラムをやっている池畑に、ホットハウス・フラワーズのメンバーを紹介しだんだ。ダブリンで、みんなで一緒に酒飲んでる時に彼らが仲良くなってさ。

    それで、去年ホットハウス・フラワーズがフジロックに来たじゃない。そしたらフジロックが終わった後、池畑から「日高さん、来年のROUTE 17のスペシャルゲストで、ホットハウス・フラワーズのリアム(Vo,Piano)に来てもらえませんか?」という話があってね。向こうに話してみたら、やるって言ってくれたんだ。3曲くらいになると思う。リアムが来るなら、ソロにはなるけどピアノ弾いて、他のステージでもやってもらおうかなと考えてる。多分、ピラミッドガーデンになるとは思うけどね。

    まあ、こういった思いつきは、今からちょこちょこ出てくると思うよ。どこまで思いつくかわからないけどな(笑)。

    ─ (笑)。日高さんの思いつきで、フジロックらしさが増していくと思うので楽しみにしています。

    恒例のG&G Miller Orchestra、今年はどうなる?

    G&G Miller Orchestra | Fuji Rock Festival ’18 | Photo by MASAHIRO SAITO

    G&G Miller Orchestra | Fuji Rock Festival ’18 | Photo by MASAHIRO SAITO

    あとさ、毎年、日曜の夜にG&G Miller Orchestraってやるじゃない。

    ─ かなりスペシャルなビッグバンドですよね。フジロック20回記念の2016年に結成されてから、毎年グリーンステージに出演していますね。

    そうそう。去年と一昨年の2年間は、エルビス・プレスリー(以下、プレスリー)をやったんだけど、今年は俺の方から「ソウルミュージックでいこう!」って提案したんだ。ジェームス・ブラウンとかね、いま曲を選んでるところだよ。ゲストは、日本のシンガー。みんなもよく知ってるし、フジロックにも出たことがある。まだ言えないけども、楽しみにしててよ。

    プレスリーをやった時は、俺が全部曲も決めて、アレンジまで頭ん中で決めたんだ。指揮をやってる外山くんにアレンジを伝えると、彼が譜面に起こすんだよ。ただ今年は、まずシンガーの歌いたい歌を何曲か出してもらい絞りこんでるところだよ。ちょうど先月も話をしてきたんだ。誰かはまだ言えないけど、とにかく今年はソウルショーでいくよ。

    【2】大将の左腕に入っているタトゥー | Photo by Eriko Kondo

    【2】大将の左腕に入っているタトゥー | Photo by Eriko Kondo

     

    大将、バンド論を語る「最初はコピーが一番いい」

    ソウルと言えば、昔あった話なんだけどさ、俺がバンドやってる時に、「どういう音楽やっているんですか?」って聞かれたことがあって、「ソウルミュージックですよ」って答えたら、「え?韓国の音楽ですか?」って言われたことがあったよ(笑)。

    ─ えー!?(笑)。まさかの、斬新な捉え方ですね(笑)。

    韓国じゃねーよ! と思って。あれは俺も笑っちゃったよな(笑)。

    ─ 日高さん、バンドやられてたのですね。

    40年以上前にね。ロックンロールとブルースとソウルをやってたよ、同じバンドでね。全部繋がってるからさ。まあ、ジェームス・ブラウンはやんなかったけどね。できるわけないよ、あんなすごいの(笑)。

    やっぱり、好きな曲があったからさ、オーティス・レディングやサム・クックとか。Rock’n’Rollは、チャック・ベリーなんかををやったりとかね。かと思えば、ブルースをやっていたりとか。ま、コピーだよね。でも、コピーが一番いいんだよ。一番最初は。色んなこと覚えられるわけ。フレーズとかテンポだとか、色々な影響を受けるんだよ。

    時々、日本のポップの色んな若いバンドを聴いた時に「あ、この人たち、あんまり色々な音楽やってないな」っていうのがわかるんだよ。そうすると、みんな似たような音楽ばっかりになっちゃうところがあるよね。メロディから、詩から、フレーズから。

    あくまでも主観だけど、ブルース弾けない人、わりと多いと思うよ。まあ難しいんだけど。音楽をやってる人ならわかると思うけど、セブンスのスケールとかがあって、それがわかってないと弾けないよ。例えば、ブルースの名手エリック・クラプトンだって、アフリカ系アメリカ人ミュージシャンへのコンプレックスがあったし、今でも追究し続けているくらいなんだよ。

    だから、好きで真似し続けるってことが勉強になるんだ。その人の音楽活動の延長線上に、ものすごく役に立つんだよね。だから、ジャムセッションできない人が多いと思うよ、日本の人達は。例えばさ、「オッケー、キーはAで行くよー!」って言ってさ、始めるじゃない。そしたら、ジャンガジャンガってノーマルなフレーズしか出てこなかったりするんだよな。

    昔は日本のミュージシャンって、そんなことなかったと思うけど、ここ30年ぐらいはダメになっているなと思うことが多いよ。もちろん、そうじゃない人達もいるよ。例えば、俺が好きなミッシェル・ガン・エレファントは、ちゃんとロックンロールやそういったものを聴いてるもんね。ベンジー(浅井健一)がやっているバンドのみんなも、ちゃんとそういうことやってるから。もちろん、(忌野)清志郎くんもだよ。彼はソウルが大好きだし。韓国じゃなくてね(笑)。

    大将がバンドをはじめた“きっかけ”

    ─ 日高さん、バンド時代はギターでしたか?

    最初は、ドラムやりたくてバンド始めたんだ。でも、今みたいにスタジオとかないんだよ。田舎だし。ドラムを買う金もないし。でさ、ドラムを持っているやつが家の近くにいたんだよ。下手くそなんだけど(笑)。でも、そいつを入れない限り、バンドができないわけ。だってドラムがないんだから。

    それで、仕方がないから入ってもらって。俺はドラムやったり、ギターをやった。ギターをやると他の楽器もだいたいできるようになるんだよ。まず、ベースは簡単にできるでしょ。で、ギターでコードがわかっているから、それでピアノを弾けばいいだけだし。だから今でも、こうやって部屋にギターとか、エレクトリックピアノとかあるんだよ。夜中に「よし!」って弾きだしたりするよ(笑)。

    実は、人前での演奏は苦手

    バンドをやってる時は、大して上手くなかったけど色んなところから「出てくれないか」っていう声はかかったよ、あちこちから。でも俺、ステージでやるのは向いてないんだよね(笑)。人前で演奏するのは苦手だったよ。一番面白いのはさ、ギターのプラグをアンプにさして、「ブワーーーーン!」て鳴らす時ね(笑)。これで一気にアドレナリンがブワッーっと出てくるんだ。だから、リハーサルが一番好きだったよね。「よし、このテンポでいこうぜー! ワン・ツー・スリー・フォー!」ってね。

    ─ (笑)。確かに、本番前は一番ワクワクする時でもありますね。緊張もしますが…。

    なんと、今年もアレに乗れるチャーンス!

    フジロック・ミニキャブ | Fuji Rock Festival ’18 | Photo by 安江正実

    フジロック・ミニキャブ | Fuji Rock Festival ’18 | Photo by 安江正実

    ─ ライブ以外のことについてもお聞きしたいのですが。去年はキューバから自転車タクシーを呼んでくれて「フジロック・ミニキャブ」をやりましたが、今年は何か新しいことをやる予定はありますか?

    今のところないけど、フジロック・ミニキャブは今年もやるよ。インタラクティーヴォが去年に続いて今年も出るしね。

    ─ 今年もあるんですね! フジロック・ミニキャブ。去年、ずっと待ってても来なくて…。後で話を聞いたら、パンクしたから湯沢まで修理しに行ってたって…(笑)。

    そういえば、そんなこともあったな(笑)。

    昨年初登場のINTERACTIVO(インタラクティーヴォ)、フジロックでのライブが音源に!

    INTERACTIV0| Fuji Rock Festival ’18 | Photo by北村勇祐

    INTERACTIV0| Fuji Rock Festival ’18 | Photo by北村勇祐

    それで、INTERACTIVO(インタラクティーヴォ)なんだけど、彼らが「ライブ音源を出したい」ということで、音源を送ってきてくれたんだよ。それで、たまたま彼らの去年のフジロックの音源も聴いてみたら、どうみてもこっちの方が面白いんだよ。だから、フジロックのライブ盤でリリースすることにしたよ。詳細については、また言うからさ。楽曲は全部決まっていて、ちょうど今はジャケット選びをしているところだよ(※リリース詳細は、ページ下部に掲載)。

    だって、去年、お客さんすごい喜んでくれたもんな。INTERACTIVOのライブ。

    前夜祭から、めっちゃ盛り上がりましたもんね。

    みんな、まさか前夜祭にこんなの出ると思ってないだろうからさ。俺もステージ観に行ってさ、「ざまぁみろ!」って思ったもんね(笑)。

    ─ (笑)。期待を裏切らない前夜祭、いつもありがとうございます! 今年も楽しみにしています。

    今年のオレンジカフェはどうなる?

    ─ ところで、会場の奥地について、昨年はグラストンバリー・フェスティバルからアンフェア・グラウンドがやってきましたが、今年のオレンジカフェは、通常に戻るんですよね?

    うん、アンフェア・グラウンドは、もうできないからね。まあ、一昨年みたいに戻るんだけど、プラスアルファで違うこともやると思う。それもすごく変な広場にしようと思って、今、スタッフとデザインしているよ。

    ─ そうなんですね。今年どうなるのか楽しみにしています!

    今年も、どん吉パークのカフェは要チェック!

    2018.7.28 RANCHO APARTE @ どん吉パーク l Photo by 北村勇祐

    2018.7.28 RANCHO APARTE @ どん吉パーク l Photo by 北村勇祐

    ─ それから去年は、ピラミッドガーデンの手前にある、どん吉パークのカフェが広くなり、金・土・日の夜にアコースティックライブをやって、とても楽しかったです。金曜にコロンビアのランチョ・アパルテを観た時、こんな小さなステージで、しかも、初めて見るバンドなのに、お客さんがめちゃくちゃ盛り上がっていて。これぞ、まさにフジロックだなと。今でもすごく覚えています。また今年も、カフェでライブはやるのでしょうか?

    うん、やるよ。これも今ね、誰に出てもらおうか考えているところだよ。

    ─ レッド・ホット・チリ・パイパーズは?

    いや、それは無理だろ(笑)。あれだけの人数だからさ、ちょっと難しいだろう(笑)。

    ─ です、よね…(笑)。確かに、ステージに入りきらなさそうですもんね。見たい気持ちが高まっているので、もしかして!? と期待しちゃいました(笑)。

    今ちょっと考えてることがあるんだけど、ゴードンって知ってるだろ? 

    ─ もちろんです! フジロックアイコンのゴンちゃんを創っているアーティストですもん。

    あいつは、カントリーが大好きなんだよ。それで、DJやりたいって言ってるからさ。DJ入れたり、アコースティックでカントリーミュージックやっているアーティストがいるから、それも入れてやろうと思っているよ。

    ─ カントリーナイト的なものをやるんですね。

    そうだね。1日だけにするか3日間にするかは、まだ決めてないけどさ。そして、カントリーだからバンダナを作ろうと思っているよ。どん吉とゴンちゃんストーンをアレンジしたやつ。

    ─ うわ、バンダナ早く見てみてたいですー! ちなみに、去年のように、ライブ中やライブが終わった後は日高さんも顔を出されるのですか?

    タイミング次第だな。一応、顔は出すつもりではいるよ。ただ、当日現場で何があるかわからないから約束はできないけどさ。

    ─ わかりました! 運次第ってことですね。そういえば、昨年初登場した「どん吉弁当」は今年もあるのでしょうか? 

    2018年に会場で限定販売した「どん吉弁当」l Photo by Eriko Kondo

    2018年に会場で限定販売した「どん吉弁当」l Photo by Eriko Kondo

    うん、やろうかなとは考えてるよ。去年と同じように限定になると思うけども。

    あとは、今年はDJが多いんだよな。ギャズ(・メイオール)も来るしさ。彼にはパレス・オブ・ワンダーとか、ジム(・ウエスト)のやってるブルー・ギャラクシーでもやってもらおうと思ってるよ。

     


     

    以上、2019年一発目の大将インタビュー後編でした。

    去年のボブ・ディランに続き、今年も予想外の逆オファーでキュアーが決まっていたとは! 世界ツアーを周る際に「日本でやるならフジロック」と選んでもらえることは嬉しいですね。そして、満を持して帰ってきてくれるケミカル・ブラザーズ。もう、待ちきれません! 高まり過ぎた期待値を軽く飛び超える、忘れられない夜にしてくれることでしょう。第1弾で彼らが発表された時、前夜祭でのDJ MAMEZUKAを想像しただけでテンション爆上がりでした(笑)。確か、2011年の前夜祭で最初に流れたのは「Hey Boy, Hey Girl」だったような…。今年も木曜の夜が待ち遠しい!

    さあ、本番まで4ヶ月を切ってきました。まだまだあるな~と油断しているうちに、すぐにやって来ちゃうのがフジロック。揃えてないものがある人も、揃っているけどついつい欲しくなる人も、お買いものは計画的に! 今年はタータンチェックのアイテムをプラスするもよし、自前で富士山の衣装(※かさ張ってもOKな人はケンタウロスでも)を用意するもよし、各自フリースタイルで年に一度のお祭りを楽しみましょう! 金曜から踊り倒す気マンマンな皆さまは、湿布を多めに用意しておくと残り2日間が安心ですね。無いよりは(笑)。

     

    <大将の写真について>
    大将インタビュー後編は、ご本人の希望で昨年のフジロックの写真を載せています。写真について少し補足を。

    【1】2018年のフジロック直前のスタッフパーティにて
    毎年、フジロック直前に苗場で行われるスタッフパーティで恒例となりつつある、フジロックをデザインしたケーキのサプライズ。「ありがとう。すごいね、まぁみんなで食べてよ」と、スタッフに振る舞われました。ちなみに、大将はケーキを食べないのだとか。甘いものが得意ではないそう。

    【2】大将の左腕に入っているタトゥー
    「WANTED BY FRF」。大変有名な彫り師さんに入れたもらったそうです。「FRF」の緑は、大将の好きな色。フジロックを創った人が、フジロックから指名手配!?(笑) ご本人いわく、「ジョークだよ」。フジロックというものが、楽しいフェスティバルにしかならない要因が改めてわかったような気がします(笑)。

     

    Interview & Text by Eriko Kondo

     

    REXY SONGからリリース情報!

    まだ知られていない“いい音楽”を紹介する」という視点で、昨年、大将ことSMASH代表 日高さんと岩盤スタッフが中心となって立ち上げた新レーベル「REXY SONG」。今年フジロックへの出演が決まっている、インタラクティーヴォとバンダ・バソッティが、 4月に新譜をリリースします! レッド・ホット・チリ・パイパーズは、大将インタビュー前編でもお伝えした通り、6月に新譜を予定しておりますのでお楽しみに!

    INTERACTIVO(インタラクティーヴォ)

    H1_1C

    『INTERACTIVO EN VIVO EN FUJI ROCK (インタラクティーヴォ・エン・ヴィーヴォ・エン・フジロック) 』
    REXY-2/国内盤CD/定価:2,200円+tax
    発売日:2019年4月19日(金)
    解説:柳樂光隆(Jazz The New Chapter)
    初来日公演となったフジロックフェスティバル’18 FIELD OF HEAVENのライブパフォーマンスを完全収録!

    詳しくはこちら

     

    BANDA BASSOTTI(バンダ・バソッティ)

    4PAN1T

    『LA BRIGATA INTERNAZIONALE (ラ・ブリガータ・インテルナツィオナーレ) 』
    REXY-3/国内盤CD/定価:2,500円+tax
    発売日:2019年4月19日(金)
    解説:花房浩一
    FRF19出演!30年以上のキャリアを誇るイタリアンパンクの重鎮バンダ・バソッティ。「フジロック」「レボリューションロック」含む全21曲収録ベストアルバム!

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