• ヘッドライナーだけじゃもったいない!各ヘッドライナー好きにおすすめの出演アーティスト!


    【Noel Gallagher’s High Flying Birds(7/26)】

    Oasisを脱退し、ソロとなってからのNoel Gallagherの音楽スタイルは基本Oasis時代と大きく変わってはいません。しかしソロとなって、1stアルバム『Noel Gallager’s High Flying Birds』、2ndアルバム『Chasing Yesterday』を経て、よりノエル自身のソングライティングのコアの部分が抽出されている印象があります。ここでは彼のソングライティングの礎を築いたアーティストをノエルとの関係性も入れつつ紹介したいと思います。

    [Noel Gallagher’s High Flying Birdsの過去出演年](2001、2009はOasisとしての出演)
    2001 / 2009 / 2012

    “Don’t Look Back In Anger”

     

    ■おすすめアーティスト

    ・Johnny Marr(7/26)

     彼が所属していたThe Smithsは80年代のUKを代表するロックバンドで、デビュー前のノエルに多大なる影響を与えたバンドです。そのギタリストだったマーは現在はノエルのよき親友でもあります。その繋がりで、ノエルの新作『Chasing Yesterday』の“Ballad Of The Mighty I”でゲストギタリストとして参加しています。(ノエルと同じ日の出演になるので、もしかしたら共演もあるかも??)
マーのギタリストとしてのポリシーはソングライター思考が強く「ギタリストはあくまで伴奏者である」というもの。決してどんどん前に出て派手で煌びやかなギターフレーズを弾くギタリストではなく、フロントマンのバックをしっかり固め、曲に最高にマッチしたギターのフレーズを入れていくというスタイルのギタリストです。ただ、そのギタースキルはとてつもなく高く、ときには流麗なバッキングリフは美しく奏で、ときにはエフェクターを駆使してエフェクティヴなプレイもする。とにかく幅が広いんです。2011年には「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」にも選ばれました。Oasisファンの人、Noel Gallagher’s High Flying Birdsファンの人、必見です!!

    “Easy Money”

     

    ・Happy Mondays(7/25)

     80年代後半から90年初期、The Stone RosesやNew Orderといったバンドと共に“マッドチェスタームーヴメント”を発生させた重要バンドで、ノエルがまだ音楽活動を始める前にThe SmithsやHappy Mondays、The Stone Rosesのライヴをずっと観ていたのは有名な話です。
     彼らの特徴は、ダンサブルなビートとグルーヴ、そしてサイケデリックなサウンド。ノエルがソロになり、2枚のアルバムを経て、そういったダンスビートの部分やサイケデリックな部分(Oasisのときも少し垣間見れていましたが)が、少しずつノエルの音表れてきた気がします。
     その小さな変化に気づいたあなた。 “Noel Gallagher’s High Flying Birdsの音”が好きなあなた。あとはThe Stone Rosesも好きなあなた。Happy Mondaysの音でゆるく踊ってみませんか?
     

    “Step On”

     

    ・Super Furry Animals(7/25)

     UKのレーベル、クリエイションレコーズ(Oasisもデビュー当時から在籍)からOasisとほぼ同時期にデビューしたサイケデリックポップロックバンド。デビュー以来、一貫してロックでポップな音を鳴らし続ける彼ら。そのサウンドは、ギターメインのガレージオルタナティブロックからエレクトロニックノイジーなサウンドまでとにかく振り幅が広い!それは一見まとまりの無いようにも見えますが、実際にアルバムやライヴを聞くと、なぜか不思議と「いい!Super Furry Animalsっぽくっていいねぇ~(にやり)」となってしまいます。そしてここ最近の彼らのステージは「牧歌的で且つエンタテインメント」。イントロの入場からラスト、メンバーがステージをはけるまで全て見逃せません!

    “The International Languege Of Screaming”


    以上、フジロック’15各日ヘッドライナーから紐づくおすすめアーティスト特集でした!
    ここでは紹介しきれませんでしたが、他にも各日ヘッドライナーと紐づく出演アーティストはたくさんいます。
    3組のヘッドライナーの共通言語“ロック”という観点で見れば今年ガンから復活したWilko Johnsonは70年代のロックシーンを牽引したミュージシャンの一人として要注目ですし、Muse結成当初の音楽スタイルはファンクロックだったという背景から見てみるとGALACTIC featuring MACY GRAYを見てみるのも面白いですし、ちょっとルーツなどを紐解いてみると、楽しみ方無限大です!

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