• お得なフジロックの返礼品がもらえるふるさと納税、6月30日の締め切り迫る! & 7月1日はいよいよボードウォーク・キャンプ!


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    約100種類近くの鳥がフジロックの森に生息

    ─ ふるさと納税に続いて、7月1日のボードウォーク・ボランティアキャンプも迫ってきました。参加人数も増えてきて、毎回盛況ですね。

    中島:フジロックの森を体感する取り組みとして、ボードウォーク・キャンプは欠かせません。最近は参加者がとても増えて、100〜150人ぐらいが来てくれるようになりました。お昼ご飯で苗場の山菜などを食べてもらおうとしているんですが、その準備がもう本当に大変なぐらいです。それにキャンプに来る人だけじゃなくて、せっかくだから家族連れで自然を満喫していきたい人だったり、フジロックは仕事で行けないんだけど苗場には行っておきたいみたいな人たちだったりとか、皆さんが来てくれるからとても嬉しいですね。

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    【Why BoardWalkCamp? ぼくらがボードウォークキャンプに行く理由】
    http://fujirockers.org/?p=19460

    中島:フジロックに遊びに来た皆さんが苗場を体験するのは音楽フェスの間だけですが、苗場の自然ってすごく雄大でとても魅力的なんです。フジロック期間中に自然の中で「ああ、気持ちいい」とはなるんですけど、その魅力って実はあんまり伝わっていないのかなと思っていて。

    ─ 確かに……音楽に夢中だと、そこまで自然に目がいってなかったかもですね。

    中島:苗場の会場にこんな鳥がいたよとか、ここの木はこんな木なんだとか、そういうことを知ると、森もまたちょっと違った見方ができるようになりますよね。最近のボードウォーク・キャンプでは作業が終わったら、午後はバードウォッチングを開催しています。ボードウォーク周辺で生きている鳥の数を調べたら、約100種類近くの鳥がこの地域に生息していたんです。

    フジロック会場周辺の野鳥図

    フジロック会場周辺の野鳥図

    ─ そんなに!

    中島:バードウォッチングを始めたら、子どもたちがたくさん来てくれるようになって、また鳥を見に行きたいとか、自然の中を歩きたいとか言ってくれるようになりました。フジロックの会場に約100種類の鳥がいるだなんて、意外とみんな知らないと思うので、ボードウォーク・キャンプを通じて、皆さんに知ってもらえたら嬉しいです。この活動を通じて、フジロック以外のときも苗場の自然を満喫してもらえるようになったら嬉しいですね。

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    ボードウォークが自然を守る

    ─ 参加者にどんな森かを知ってもらう活動に力を入れているんですね。

    中島:はい。結局「良い場所だ」だけだと、それで終わってしまうので、こんな鳥がいるんだよとか、こんな生き物がいるんだみたいなことを知ると、次来たときも話せるじゃないですか。フジロックに来てくれるお客さんって「また来たね」とか「久しぶりだね」みたいなことが楽しくて来ているような人ってたくさんいると思うんですよね。自然も一緒で、またこの鳥に会えたとか、またこの植物を見られたという楽しさなんかも伝わると、すごくいいなと思っています。

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    中島:昨年、東京農業大学の上原巌先生に参加していただいたんです。「あなたたちは実は自然を守るためにやっていたんですよ」と、ボードウォークの魅力について改めておっしゃられて。自然の中に人が入ってくると、やっぱり自然って壊れるんですね。人が踏む圧力はとても強いから、どんどん地面が硬くなって、地面が呼吸しなくなっちゃうんです。そして、植物は生えてこなくなる。ボードウォークがあることによって、自然、土との間に少し隙間ができるので圧がかからないし、土も呼吸できる。人も自然の中に気軽に入れることができて、土も傷まないんだそうです。

    ─ ボードウォーク自体が自然保全の一部として、ちゃんと機能しているんですね。ボードウォーク・キャンプの1日は、どんなスケジュールなのでしょうか。

    中島:当日の参加者は大体朝9時頃までに集合して、お昼を挟んで、13時か14時ぐらいでボードウォークの作業は終了です。その後、バードウォッチングのプログラムをやって、16時ぐらいに解散ですね。参加者には苗場日帰り温泉「雪ささの湯」の温泉チケットをプレゼントしているので、その日は、例えばそのままキャンプして泊まっていってもいいし、温泉入っていってもいいですし。

    ─ キャンプもいいし、作業でかいた汗を流しに温泉へ行けるのも嬉しいですね。一度来たら何度も来たくなってしまいそうです。

    中島:最高ですよね。温泉も楽しんで帰っていただけるんじゃないかなと思います。ちゃんと数えたことはないんですが、多分ボードウォークキャンプの参加者って5割〜6割ぐらいはリピーターなんじゃないかなと思います。

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    フジロックは共感とリスペクトの塊で動いている

    ─ 7月1日のボードウォークに向けて、今どういった催しを考えられているんでしょうか?

    中島:今回もいろんな企画を考えているんですけど、実はフジロックの会場周辺って外来種の草が結構たくさん生えているんですよ。それをみんなで草刈りしようと考えています。オオハンゴンソウという外来種の植物がいるんですが、これが生えていることによって、元々地域に根ざした植物がやられてしまうので、それを皆で刈り取って駆除しようという活動を今回はやろうかなと思っています。

    ─ みんなで協力して行う作業はやっぱり現場で盛り上がるんでしょうか?

    中島:壊れたボードをみんなで剥がして、直して、組んでみたいなことが終わったあと、ボードウォークが綺麗に仕上がるのを見たときの、本当に何ていうんですかね、あの一体感というか、達成感はやればやるほどクセになりますよね。

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    ─ 間伐材を使ったグッズで今後予定されているものはありますか。

    中島:木材だけでガチャガチャをやろうかなと考えています。地元・湯沢町出身の仲間からの提案で、今年の大きなトピックになるかもしれません。あとは、ボードウォークの廃材を使って、また今年もいろんなグッズを作ろうかなと思ってるので、楽しみにしていてください。

    ─ 地元に対する想いで、どんどんアイデアが出てきているような感じですね。地元の方や参加者と一緒に働かれていて感じるものはありますか。

    中島:すごいと思います、みんな。フジロックに対する愛じゃないですけど、みんなとにかく一生懸命頑張っている。何でそこまでフジロックのために頑張るのだろうとよく考えるんですけど、フジロックって自由だけど、自由の中にお互いを認め合うというか、尊重し合いながら作ってきたというところがあるんです。「俺が頑張らないと」っていう感覚をみんなが持っていると思うんですよ。それがフジロックを支えている原動力なんだなと気が付いて。みんなフジロックのことを話すと、我が物顔で喋ってくるので(笑)。それって、他のイベントだとなかなかないことだと思います。

    ─ フジロックを何とかしたいとか、自然を守りたいとか、町を元気にしたいとか。フジロックが音楽フェス以上のものとして、大きな幅のある存在になっていますよね。

    中島:フジロックには音楽があるんですけど、音楽以外のことがすごくちゃんとしています。そこにはいろんなものがありますけど、僕自身はフジロックの中で社会面や環境面を担当しているような気持ちで参加しています。遊び、環境、地域、社会……その充実度が音楽の魅力をより引き立たせているんじゃないかなって気はしていますね。

    ─ フジロックの理念や魅力にすごく共感している人が多いということなんですね。

    中島:そう思います。結局、共感とリスペクトの塊で動いているんじゃないかなと感じています。

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    湯沢町は“母校”みたいな感じ

    ─ フジロックの返礼品は、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」から申し込みができます。

    中島:申し込みも“超”簡単です。本当にライブのチケットをチケットサイトで買うような感じです。全然楽チンですよ。

    【ふるさとチョイス限定!お礼の品でフジロックを満喫 締切迫る!6/30まで!!】
    https://www.furusato-tax.jp/feature/a/fujirock2023_0112?top_left_pr

    ─ 納税と聞くと畏まってしまいますが、ライブチケットを買うような感覚で買っていただければいいですね。返礼品でワクワクするためにも、フジロックを続けていくためにも、湯沢町が元気でいるためにも。

    中島:フジロックふるさと納税担当として(笑)、なかなか伝わりづらいですが、ふるさと納税はやってみないと分からないですよね。フジロックが未来永劫、長く湯沢町で開催されるためには、湯沢町も元気じゃなきゃ駄目だし、生き生きしていないといけないし、それって自分だけじゃなくて周りも含めてだと思うんですよ。みんなで何かできることをやって、フジロックだけじゃなく、地域を盛り上げていきませんかということです。

    ─ 中島さんの町への想いにも変化があるんでしょうか?

    中島:はい。やっぱりコロナ禍のときもそうですし、町の皆さんに支えていただいているからこそフジロックは開催できているんですよね。気付かないところで応援してもらっていること、支えてもらっていることがすごくたくさんあるので、そこに対しての感謝もそうだし、本当にもう第2の故郷って言っても過言でない感覚があるので、これからも応援していきたい気持ちがあります。

    ─ 中島さんにとっても湯沢町は第2の故郷なんですね。

    中島:必ず毎年行く場所でもあるし、下見も含めたら湯沢町へ行った回数ってもう本当に……何回行ってんだろって感じなんですけど(笑)。どちらかというと、故郷より“母校”みたいな感じですよね。自分の母校って、例えばテレビに出てたら気になるし、何かあったときに応援しなきゃって気持ちになるじゃないですか。それに近いですね。自分たちのやっていることが仕事にもなって、お客さんにも喜んでもらえて、それが町の貢献にも繋がっていることは純粋に嬉しいですよね。

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    チケットの返礼品をきっかけに、改めてフジロックの良さを再認識してもらいたい

    ─ そのためにも、皆さんにふるさと納税でチケットを買ってもらって。

    中島:フジロックのチケットをまだ買っていない人や行こうかどうか迷っている人は、日帰りでもいいので、ふるさと納税を賢くお得に利用してぜひチケットを買ってみてください。チケットの返礼品をきっかけに、改めてフジロックの良さを再認識してもらえたら嬉しいですね。お得なだけじゃなくて、みんなが行く第2の故郷、湯沢町のためにもなります。ぜひ参加してもらえると嬉しいです。あと、お食事券もぜひお得なので買ってください(笑)。

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    中島:あと、ボードウォーク・キャンプって、お昼ご飯がめちゃめちゃ美味しいんですよ。それだけ食べに来るだけでも結構来る価値があります。初めてフジロックに遊びに来る方は会場の良い予習ができますし、一歩フジロックに踏み込んでみるいいチャンスかなと思います。何もないGREEN STAGEを見られるのもなかなか貴重な機会だと思うので、こちらもぜひ体験しに来てください。

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    ─ 何もないGREEN STAGEってどれだけ広いんでしょう……。

    中島:何もない現地を見たあとに、フジロック当日のステージを見るとGREEN STAGEってすごくデカいんだなって体感できると思います。そんな違いを楽しむ絶好のチャンスです。

    ─ ありがとうございます。最後に、ボックスティッシュは中島さんも実際使われているそうですが、どうですか。使用感とか。

    中島:もちろん使ってますよ。いたって普通の使いやすいティッシュなんですが、ちょっとやっぱり苗場の香りがするなって(笑)。

    ─ 苗場の香り(笑)! それは、ぜひボックスティッシュもチケットと一緒にチェックしていただいて、家でも皆さんに苗場の香りを楽しんでいただきたいですね。

    中島:ぜひとも! ありがとうございました。

    Interview & Text by ノグチアキヒロ

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    ボードウォークキャンプvol.73開催のお知らせ

    ボードウォークボランティアキャンプ、参加受付開始しました!直後に迫るフジロックに向けたボードウォーク整備が中心になります。また、合わせて外来種植物の駆除作業も予定しております。

    午後の自由参加ワークショップではバードコールつくり、昆虫さがしなどをご用意しております。

    現地にお茶とお水は用意しますので、皆さまマイボトルまたはマイカップの持参のご協力をお願いいたします!

    夜には苗場食堂前にて前夜祭でおなじみの「苗場音頭」、そして忌野清志郎「田舎へ行こう」が収録されている、レコード『フジロッカーズの歌』のプレリリースイベントを開催!フジロッカーズ・オルグ主宰、花房浩一氏によるスペシャルDJや、苗場食堂では簡単なおつまみ・お酒などをご用意してお待ちしております! (6/23追記)

    フジロック着工直前、一足先に苗場へ!

    詳しくはこちら

     

    【そもそもふるさと納税って何?】
    https://www.furusato-tax.jp/lp/debut/?header_guide

    【ふるさとチョイス限定!お礼の品でフジロックを満喫 締切迫る!6/30まで!!】
    https://www.furusato-tax.jp/feature/a/fujirock2023_0112?top_left_pr

    【ふるさとチョイス:新潟県 湯沢町 返礼品】
    https://www.furusato-tax.jp/city/product/15461

    【フジロックの森プロジェクト】
    https://www.fujirockersforest.com/
    https://www.facebook.com/fujirockersforest/
    https://www.instagram.com/fujirockersforest/
    https://twitter.com/fujirocknomori

    【グリーンアップル】
    https://greenapple.social/

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