• 初心者にも、ベテランにも。私たちがおすすめします!宿シェアのすすめ その2


    数人で1部屋を分けることで、1人より泊まりやすく、
    さらに音楽仲間もできるというメリットがあるというフジロックの「宿シェア」。
    開催直前ですが、前回に引き続き、今回も宿をシェアし合って出会った2人に
    宿シェアの良さについて、聞いてみました。

    宿をシェアした側:
    トトさん
    30代女性 フジロック歴10年
    【好きなアーティスト】
    Lotus、THE HIVES、ROVO

    宿をシェアされた側:
    Tommyさん
    40代女性 フジロック歴16年
    【好きなアーティスト】
    和太鼓グループ彩、New Order、ハンバートハンバート、日食なつこ

    シェアしている宿:
    シャトルバス乗り場から徒歩5~6分(会場徒歩圏内)

    友人たちの不参加から始めた「宿シェア」

    Photo by Masami Munekawa

    Photo by Masami Munekawa

    ─ おふたりの宿シェアのきっかけを教えてください。

    トトさん:フジロックには友人と、その友人などの4人で一緒に行っていたのですが、年々その友人たちがだんだんとフジロックに行かなくなってしまって。そこで宿シェアを募集したところ、ご連絡いただいたのがTommyさんでした。それが2009年くらいの話ですね。宿シェアを募集する前は、オフィシャルツアーの宿などに泊まっていました。

    Tommyさん:私はここ数年ずっとトトさんにシェアしてもらっているんですけど、私がフジロックに行き始めた2002年のころは、オフィシャルツアーがなくて宿も個人手配だったんですね。その頃は越後湯沢の駅前の宿を利用して、シャトルバスで通っていました。その後、オフィシャルプランができたのでそれで参加したり、苗プリが当たって点々としましたが、宿シェアを募集したり、応募したりして現在に至ります。

    ─ Tommyさんは宿シェアの応募も募集も経験されたのですね。おふたりは、主にどういった場所でシェアメイトを募集しますか?

    トトさん:主にmixiの「宿シェア募集コミュニティ」です。フジロックが好きそうな20代後半~同い年くらいの層なら見てくれるかなと思って。でも昨年、一昨年くらいからなかなか人が集まらなくなってきて。ヤバいなと思って、今年はtwitterで募集してみましたね。前はtwitterのほうが集まらなかったのですが、今はtwitterのほうがすぐに集まりますね。

    Tommyさん:私が募集をしていた当時は、募集する場がmixiしかなかったですね。レディへ、レッチリ、オアシス、ビョークの年は、募集するとすぐに埋まりましたね(笑)。あと宿が苗プリの場合は、あっという間に連絡来ますよ!

    ─ なるほど(笑)。そういった年にはよくあることだと思うんですが、応募者多数だった場合はどうするんでしょうか?

    トトさん:できるだけ先着にしています。それによって、特にクレームは来たことないですね。私のほうでは部屋の詳細や料金を伝えたりして、一度考えてもらいます。なるべくミスマッチのないようにしたいですからね。

    Tommyさん:私も先着順かな。朝型か夜型か、タバコを吸うかどうかなど、ある程度聞いています。あとは「前夜祭から行って、こう過ごしていますよ」みたいな私の過ごし方を伝えて。過ごし方の違いであとで困ることがないように、最初からある程度の情報を提示していますね。

    Photo by アリモトシンヤ

    Photo by アリモトシンヤ

    ─ そうして決まった宿のメンバーですが、フジ当日までに会うことはありますか?

    トトさん:シェア決まったあと、首都圏に住んでいる人はできるだけ顔合わせするようにしていて。当日いきなり顔を合わせるよりも、ちょっと安心できるというか。その時点で発表されているアーティストの一覧をプリントアウトして、何が好きとかそういうのを聞いて、音楽の趣味を確認し合ったり。お金のやりとりも発生しているし、お互いのことをわかっていたほうが安心かなって。

    Tommy:直接は合わなくても、SNSではつながっているので、普段から「このライヴのチケットあまってます」とか、そういうやりとりはしていますよね。わたしは「和太鼓グループ彩」が好きなんですが、TVに出たときにシェアメイトが「出てるよ!」って連絡をくれたりもします。

    ─ Facebookが顔合わせ代わりなんですね。

    Tommyさん:首都圏に住んでいない方もいるので、今では年に1回のフジが同窓会みたいなものなんです。

    トトさん:顔を合わせていないときも、当日までには、宿から届いたメールの内容を転送したり、チェックインは何時からできるとか、荷物はいつまでに誰宛で送るなど、連絡はこまめにしていますね。

    ─ 当日はみんな、どのように過ごしていますか?

    トトさん:前夜祭はオアシスに集合して夕飯を食べたりしますが、1日目以降の行動はほぼバラバラですね。朝、一緒に宿を出てグリーン・ステージに向かうことならあります。グリーンとかホワイトのヘッドライナーが終わったあとぐらいにオアシスで集合することもあったり。見るものが一緒だったら集まるくらいかな。

    Tommyさん:なんとなく飲みたい時とか、ごはん食べたいときに集まって乾杯して、「じゃ、私次はホワイトなんで!」って解散。アーティスト単位で「これ一緒に観ようよ」っていうのはないですね。

    トトさん:連絡は、LINEをやっていない人もいるので主にメールとかで。「先に宿に帰ります」とか、そういう連絡もリアルタイムに取り合いますね。

    完全にぼっちじゃないし、ゆる~く過ごせる

    ─ お互いの生活リズムがバラバラで、ストレスになることはないですか?

    トトさん:今までトラブルも何もなく、あんまりマイナスな面を感じたことがないですね。新しい音楽友達との出会いがあるのと、完全にぼっちではないのがおすすめなポイント。シェアしているからって一緒に行動しなければならないわけでもなく、自由でもあるし。あと、音楽の幅も広がります。シェアメイトがいると、自分があまり興味ないジャンルも「これがいいよ」って教えてもらえるんですよ。タイムテーブルを見て「今の時間、観たいのないな」ってときに、教えてもらったアーティストを見たりしています。

    Tommyさん:情報交換できるのがいいよね。わたしはフジメシュランに厳しいので(笑)、ごはん情報を全部リストアップして持っていくんですよ。それでみんなと「どれ食べた?おいしかった?」って聞いたりして、おすすめしたりとか。

    トトさん:確かに、おすすめしてもらってるかも(笑)。

    ─ ひとりで参加すると、sakuragumiのピザはちょっと勇気がいりますよね。そういうのも分け合えたり。

    Tommyさん:ヘブンにいるときはつい「sakuragumiにいます」ってみんなに連絡します(笑)。あとわたし、前夜祭に食べるものが毎年同じで。もち豚串を食べ、ジャスミンタイのタイラーメンを食べ。すごい行列するじゃないですか。

    トトさん:オアシスで人気のあるものを、前夜祭のうちに食べるよね。

    Tommyさん:もち豚串は、2つの味を2本買いですもん(笑)!

    Photo by 紙吉音吉

    もち豚(味噌味)Photo by 紙吉音吉

    ─ (笑)。最後に、これから宿シェアをされる方に、アドバイスをお願いします。

    トトさん:寝るためにしか帰らないと思うので、「寝れればいい」くらいの気持ちでいるのがいいと思います。私はお風呂に入れて寝る場所があればそれで幸せだと思うので、いいかなって。ほぼ24時間「次にどんな音楽を聴いて、次に何を食べる」しか悩まない夢のような空間なので(笑)。早めに宿に帰る人もいれば夜中まで会場に残ったりする人もいるから、光とかが気になるならアイマスクがあるといいと思いますよ。あと共同の浴場があるんですが、そこは掃除が間に合ってないから、ホテルには脱衣所用のパイル地の使い捨てのスリッパ持ってきたほうがいいとか(笑)。

    Tommyさん:コンセントのタコ足と、あと洗濯ロープは必須だよね!

    トトさん:ね、そう!洗濯ロープ!(笑)いつもメンバーのなかに洗濯ロープを持ってきてくださる方がいて、すごく助かるんですよ。部屋に張り巡らせます。

    ─ なるほど、ありがとうございます。事前の工夫でトラブルもなく、すごいですね。

    トトさん:トラブルといえば…今思えば、朝ドラの「あまちゃん」が放送してたとき、みんな寝てるのに朝8時にテレビ付けて「あまちゃん」見始めたときがあって、今思えば申し訳なかったなって(笑)。

    Tommyさん:あはははは!しかもその翌年、大友さんフジロックに出たよね(笑)。あと「アメトーーク!」のフェス芸人とかも、リアルタイムで観ちゃう(笑)。

    ─ あははは!シェアメイトは驚いたでしょうね(笑)。ありがとうございました。

    トトさん・Tommyさん:ありがとうございました。

    インタビュー・文:梶原綾乃

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