ビギナー&ベテランが教える!フジロックはじめてQ&A
- 2015/06/20 ● from fujirockers.org
そうだ、今年はフジロックへ行こう!
都市型フェスには慣れていても、なかなかフジロックへの道を進めないそこのあなた!
音楽好きを公言するならば、ぜひ一度は体験してほしい魅力でいっぱいです。
もちろん、なかなか腰があがらないのも分かります。「会場まで遠い」「準備が大変そう」「チケットが高い」「天気が悪い」など…わからないことやマイナスなイメージばかり。大丈夫、わたしもはじめはそうでした。今回は未来のフジロッカーのために、初心者&ベテランによるQ&Aを作成しました。これを読めば、不安も解消!? フジロックへの道がぐんと近くなること間違いなしです!
ビギナー:梶原綾乃
23歳女性、フジロック歴2年。
【フジロックに参加したきっかけ】ビョークが見たかったのと、「フジロックは、時間に余裕がある大学生のうちに行っておいた方がいい!」という知人からのアドバイスです。
【今年のお目当て】来日で観られなかったFKAツイッグスです。
【過ごし方】本祭の3日間、会場と宿を徒歩で行き来し、快適に過ごしています。
ベテラン:大西泰央
29歳男性、フジロック歴5年。
【フジロックに参加したきっかけ】出演アーティストが魅力的だったのと、それをほぼ全
て野外ステージで観れるところに惹かれたためです。
【今年のお目当て】椎名林檎、deadmau5、モーターヘッド、星野源ですね。
【過ごし方】全て前夜祭を含めて4日間テントで過ごしています。
~はじめてのフジロック編~
Q1 都市型フェスとは違う、フジロックの魅力とは?
梶原:何よりも、360度自然の素晴らしい環境で音楽を楽しめること!参加者の自己責任のもと、自由に好きなように楽しめる。まさに「地上の楽園」だと思います。
大西:ライヴを見る以外にも川遊びからワークショップ、夜はアウトドア・シアター「富士映劇」で音楽にまつわる映画を観たりできます。会場外では朝5時くらいまで開いている「パレス・オブ・ワンダー」という場所もあるので、自分にあった楽しみ方を組むことができますよ。
梶原:ゆったりくつろげるジャズやラウンジ、バカ騒ぎできるスカやフォークロックなどをたくさん味わえるのもポイント。全く知らない洋楽でも、不思議と楽しめちゃいます。
Q2 1日だけの参加でも楽しめる?
梶原:問題なく楽しめます!ただし、ヘッドライナーまで見ると新幹線の終電がなくなってしまうから気を付けてくださいね。会場の苗場スキー場から越後湯沢駅まではシャトルバス(運賃は往路のみ500円)で約40分。バスは満員になり次第発車するので、余裕をもって並んでおくのがよいです。もし、ヘッドライナーやそれ以降も満喫したいのならば、会場に朝までいるのもOK。体力が心配ならば、宿を抑えておけば安心です。オフィシャルツアーでは、トリ以降に発車する深夜バスも出ていますよ。
Q3 ひとり参加でも大丈夫?
梶原:ひとりの参加者もたくさんいます。私もひとりで参加したことがありますが、同じ部屋の方に声を掛けてもらい、仲良くなったこともありますよ。同じ音楽好きの仲間を増やすチャンスになるかもしれないですね。ちなみに今年もひとり参加です!
Q4 雨がすごいって聞いたけど、楽しめるの?
大西:天気に左右されるからこそ、普段は見られない良いライヴが観られたりしますよ。2013年にグリーン・ステージで観たナイン・インチ・ネイルズのライヴは雷雨の中で行われましたが、雷が彼らの轟音に合わさり圧巻でした。
それとは対照的に、2006年のホワイト・ステージでのENVYはカンカン照りの中でのライヴでしたね。普段では見ることができないシチュエーションを楽しめました。
梶原:楽しめるか心配な方は、雨対策を万全にしましょう。最初は戸惑うかもしれませんが、最終日ともなると豪雨の中でも平気で食事ができるようになりますよ(笑)。
(雨対策については後述)