第一弾発表から一週間、熱が冷める間もなく早くも第二弾の発表です！　早速ラインナップを紹介しましょう。

■ジョニー・マー（15年ぶり2回目）

いわずと知れた、ザ・スミスのギタリスト。すでに伝説的な存在として、ノエル・ギャラガーなど信奉者も多数のジョニー・マーが苗場に登場です。2010年にザ・クリブスのメンバーとしてでてますが、ソロ名義としては前回、ジョニー・マー＆ザ・ヒーラーズとして2000年に出演して以来15年ぶり。ソロとしては2013年のサマーソニックでザ・スミスの曲を多数解禁し、心に茨を持つ中年たちを歓喜させました。昨年発表された2ndソロアルバムも充実作なので、どんな曲を披露するのか今から楽しみですね。

■ライアン・アダムス（10年ぶり2回目）

来る第57回グラミー賞の最優秀ロック・アルバム部門にノミネートされて注目を浴びるライアン・アダムスは2005年のフジロック以来10年ぶりの出演です。日本語版ウィキペディアには「2005年、フジロックフェスティバルで初来日。フィールド・オブ・ヘブンの2日目トリとしての出演だったが、降り止まない豪雨や照明への苛立ちなどから、2時間予定されていたライブの後半1時間は、ギターでノイズを奏でるなど、賛否両論となった」(2015.02.05.8:18閲覧）という文章だけがあるという状況なんで、その賛否両論を吹き飛ばす素晴らしいライヴでリベンジをお願いします！

■ジェニー・ルイス（9年ぶり2回目）

そのライアン･アダムスと交流もあるジェニー・ルイスは、9年ぶり2回目の登場です。前回はレッドマーキーに出演し大雨の中、癒しになるようなステージをおこない、さらにクラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーの代役として急遽抜擢されてお客さんたちを魅了したのでした。今回はどのステージに立つのでしょうか。

■トゥエンティ・ワン・パイロッツ（3年ぶり2回目）

アメリカ・オハイオ州出身のトゥエンティ・ワン・パイロッツは3年ぶり2回目の出演です。パワーポップやエレクトロニカなどいろんなジャンルを混ぜ合わせ、Fun.やアウル・シティーに通じるような、さわやかな緑の野外で盛り上がることができれば最高のバンドですね。去年のサマーソニックでも好評だったようで、パワーアップした彼らが苗場でみせるステージに期待です。

■ギャラクティック・フィーチャリング・メイシー・グレイ

ギャラクティックとしては3年ぶり4回目
メイシー･グレイは2年ぶり3回目

あれ？　ギャラクティックって4回「しか」でてないの？　と思うくらいフジロッカーにはお馴染みのバンドでしょう。ギャラクティックはニューオリンズを拠点として活動するジャムバンド。ファンクもジャズもロックもヒップホップも呑み込む懐の深さは随一。ライヴでは、わりとレッド･ツェッペリンのカヴァーをやるので、おっさんロッカーも大歓喜させます。前回は、リヴィング･カラーのヴォーカル、コリー・グローバーを迎えたステージでしたが、今回はメイシー･グレーを迎えてのステージです。メイシー･グレーは2013年にデヴィッド・マレイ・ビッグバンドのヴォーカルとして出演でした。この両者の合体はジャズやファンク寄りになるのだろうか、どうなるか。スペシャルなカヴァー曲を繰り出すのか今から楽しみです。

以上、第二弾いかがでしたでしょうか。ひさびさの人、今後フジロックのレギュラーになりそうな人など、フジロックらしいラインナップになったのではないでしょうか。まだ明かされていないもうひとつのヘッドライナーも含めて、第三弾以降も期待して待っていてください!

そして、2月7日からは、 いよいよ1日券、ムーンキャラバン・チケットを含む全券種の先行発売が始まります。早い割引きチケットは完売しましたが、ムーンキャラバンチケットなど、いろんなニーズに対応するチケットはこれからですよ。そして各種オフィシャルツアーも受付を開始。詳しくはオフィシャルサイトまで。

Photo By Masuyo Hoya