一緒にクリーンなフェスティバルを作りましょう ~A SEED JAPANより~
- 2013/07/22 ● from fujirockers.org
フジロックの会場各所で目立つのは、カラフルなごみ箱と、ごみの分別を案内する元気なボランティアたちでしょう。フジロックでは毎年、ア・シード・ジャパン(以下ASJ)という環境団体が、会場をクリーンに保ち、フジロック独特のよい雰囲気作りに一役買っています。
【フジロック初めての方へ】
入場ゲートをくぐると、まずはごみ袋が配られます。毎回デザインが凝ったものやメッセージ性の高いこの袋は、ペットボトルをリサイクルしたものです。
会場25ヶ所に配置されているごみ箱は、さまざまなペイントが施されています。ごみ箱のデザインはフジロック前に公募されたもので、遠くは九州や四国の学生やデザイナーによる作品もあります。そのごみ箱には、ごみ分別を案内するボランティアがいて「何をどこに捨てていいのか」迷ったときには、どんどんボランティアに尋ねましょう。
また、例年リサイクル・キャンペーンもやっています。グリーン・ステージとホワイト・ステージの隅で、ペットボトルの再分別など、協力してくれた人には、タワーレコードとASJのコラボレーション・タオルや、ティンバーランドの手ぬぐいがプレゼントされます。ちょっと時間が空いたときや、タオルが足りなくなったとき(フジロックではそういうときがあるんです)に参加してみては。ちなみに晴れて暑かった去年のフジロックでは28万本のペットボトルがリサイクルされたようです。
【キャンプサイトの改善】
今年は、キャンプサイトの改善に力が入っています。フジロックでも人口密度が高く、ごみも多く出るところでありながら、今まではなかなかボランティアの人員を回せなかった場所でした。今年はごみ箱の位置を改善し、分別の徹底をおこない、キャンプサイトが一番賑わう時間帯――ヘッドライナーが終わる23時から夜中2時までボランティアがごみ箱に立つようになりました。キャンプサイトの利用者のフジロッカーにはぜひ協力をお願いします。また、ピラミッド・ガーデンにも月曜日のチェックアウトの時間帯にもボランティアがいるようにするなど、今年はボランティアを増員する予定のようです。
開催まであとわずか! 一緒にいいフェスティバルを作りましょう!
A SEED JAPAN サイト
ごみゼロナビゲーションチーム サイト
文:池田信之 写真:ASJ;池田