GWが終わった…もう、7月15日まで祝日がないィィーッ！という衝撃の事実に愕然としているみなさん、安心してください。これがあれば、きっと大丈夫。五月病を吹き飛ばす、第6弾、8組のアーティストの発表です。

7/26 fri
NINE INCH NAILS
SKRILLEX
あがた森魚 / 浅井健一 & Bad Teacher Kill Club / Char〜Jam Night〜 / CJ RAMONE
DEATH GRIPS / DJ SHADOW / 怒髪天 / EDDIE ROBERTS’ WEST COAST SOUNDS
FLYING LOTUS / FUN. / GARY CLARK JR. / THE GASLAMP KILLER
GENTLEMANS PISTOLS / KEMURI / LOCAL NATIVES / MY BLOODY VALENTINE*
OF MONSTERS AND MEN / PEPPERTONES / PORTER ROBINSON / RON SEXSMITH
THE SEA AND CAKE / SOIL&”PIMP”SESSIONS* / SPARKS / TAME IMPALA
TOWER OF POWER / TURTLE ISLAND / YELLOWCARD

7/27 sat
BJORK
KARL HYDE / JURASSIC 5
AIMEE MANN / THE BAWDIES / BAIANASYSTEM / BOYS NOIZE(LIVE)
COHEED AND CAMBRIA / DANIEL LANOIS / DARKSTAR / DOBERMAN / FEED ME
FERMIN MUGURUZA KONTRAKANTXA / FOALS /
GARTH HUDSON (The Band/The Last Waltz) featuring Sister Maud Hudson*
HURTS / JACK BEATS (DJ SET) / JULIO BASHMORE / KENDRICK LAMAR /
KILLSWITCH ENGAGE / KYTE
前野健太とソープランダーズ（ジム・オルーク、石橋英子、須藤俊明）*/ MANNISH BOYS
MAYA JANE COLES / MODESELEKTOR / 奥田民生 / ROCKET FROM THE CRYPT
SKINNY LISTER / STERUSS (selected by ROOKIE A GO-GO) / SUZANNE VEGA
トクマルシューゴ / TOM ODELL / VERY BE CAREFUL

7/28 sun
THE CURE
VAMPIRE WEEKEND / The xx
BAAUER / BASSEKOU KOUYATE & NGONI BA / BRINSLEY FORDE / DAUGHTER
DAVID MURRAY BIG BAND Featuring MACY GRAY / DIIV / HAIM
THE HOT 8 BRASS BAND / A HUNDRED BIRDS feat. TeN & GEBO
JAZZANOVA Live featuring PAUL RANDOLPH
加藤登紀子&THEATRE BROOK-半世紀ロック / 近藤房之助 & THE 1968 BAND
LETTUCE / LITE* / LOTUS / 光風&GREEN MASSIVE / MULATU ASTATKE
MUMFORD & SONS / 七尾旅人* / PORTUGAL. THE MAN* / シーナ＆ロケッツ
相対性理論 / SUGIURUMN* / TAHITI 80 / TAKKYU ISHINO / TORO Y MOI
YO LA TENGO

and more artists to be announced

ギターが鳴った！マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、苗場にカムバック！

ヘッドライナーとしての出演がアナウンスされていたイベントの中止に伴い、来日が白紙状態となったため、多くのファンをやきもきさせていたマイ・ブラッディ・ヴァレンタインですが、な、なんと！フジロックでその姿を再び目撃することができるようです。今年の2月に行われた約22年ぶりの単独ツアーは、東京、大阪を合わせて5日間の公演が全てソールドアウト。また、当日のライヴでは「入場者全員に耳栓が配られた」というエピソードも話題になりました（ライヴのラストで演奏される「You Made Me Realize」のノイズ・パートで耳を保護するため）。20分間、ただただノイズを浴びるという神秘的な体験はまさに百聞は一見に如かず、です。マイブラをフジロックで観られるという絶好の機会を見逃してはいけませんよ！ですが、ふとした疑問として浮かび上がるのは、 2008年のフジロックでヘッドライナーとして出演した彼らが、どこのステージの、どの時間帯で出演するのかということ。グリーンステージのヘッドライナー前ですかね？はたまたホワイトステージのヘッドライナー？まさかまさかのレッドマーキー！？

アメリカン・ロックのレジェンドも出演決定

泣く子も黙るロックのレジェンド、ザ・バンド。その独特なグルーヴを生み出す上で決して欠くことのできないオルガンを演奏した、ガース・ハドソンが妻であるモード・ハドソンを伴って苗場にやってきます。ザ・バンドの前身であるであるロニー・ホーキンスのバックバンドである、ザ・ホークスのメンバーとして活躍し、その後ザ・バンドが解散するまで在籍しました。バンドのメンバーに熱心な演奏指導を行う真面目な人柄から「音楽博士」や「狂気の教授」などの異名を持っており、独創的な即興はクラッシックやジャズ好きのフジロッカーにもうってつけです。

国内勢だって負けてません！

日曜日には日本の音楽シーンの注目株がドドッと追加です。今や世界一とも言える音楽と映画とインタラクティブの一大イベントとなった、SXSW（サウス・バイ・サウスウエスト）での演奏を経験し、バンドとして一皮むけたインストゥルメンタル・ロックバンド、ライトをはじめ、弾き語りや共演者との即興対決といった自主企画を中心とした活動で全国津々浦々の音楽ファンを魅了している七尾旅人、「24時間連続DJプレイ」で有名なスギウラムらが名を連ねます。金曜日には グラストンバリー・フェスティバルにも出演したことのある、ジャズバンド、ソイル・アンド・ピンプ・セッションズ。土曜日には音楽業界の「マエケン」こと前野健太がジム・オルーク、石橋英子、須藤俊明のソープランダーズとの出演が決定しました。

他にも海外からはアメリカ、アラスカ州が生んだサイケデリック・ロックバンド、ポルトガル・ザ・マン。レッド･ツェッペリンからホワイト･ストライプスやマーズ･ヴォルタといったモダン・ロックまでをも消化してきた彼らがみせるステージは注目です。

第6弾アーティスト発表、いかがでしたか？これぞ、「世界のフジロック」と言わんばかりなメンツが出揃ってきましたね。これまでに発表されたアーティストの合計は92組。 はやくステージ割りがみたい！もっと追加アーティストを知りたい！と急ぐ気持ちもよくわかりますが、まだまだ半分を過ぎたばかり。落ち着いて。落ち着いて。次なるアーティスト発表をゆっくりと深呼吸して待ちましょう！

Photo by Izumi Kumazawa