ヴァンパイア・ウィークエンド、あがた森魚ら追加15組と出演日別ラインナップが発表!
- 2013/04/25 ● from fujirockers.org
ちょっとちょっと、暖かい春はどこへ行ってしまったの……という肌寒い日々が続いていますが、皆さまお身体など壊していないでしょうか。気分だけでも夏に向けてアゲていきたいあなたに、出演日別ラインナップをお届けです。今回新たに15組のアーティストの出演も発表されています。早速、今回発表されたアーティストに注目していきましょう。
7/26 fri
NINE INCH NAILS
SKRILLEX
あがた森魚* / 浅井健一 & Bad Teacher Kill Club / Char〜Jam Night〜* / CJ RAMONE
DEATH GRIPS / DJ SHADOW / 怒髪天 / EDDIE ROBERTS’ WEST COAST SOUNDS
FLYING LOTUS / FUN. / GARY CLARK JR. / THE GASLAMP KILLER
GENTLEMANS PISTOLS / KEMURI / LOCAL NATIVES* / OF MONSTERS AND MEN
PEPPERTONES* / PORTER ROBINSON / RON SEXSMITH / THE SEA AND CAKE / SPARKS
TAME IMPALA / TOWER OF POWER / TURTLE ISLAND / YELLOWCARD
7/27 sat
BJORK
KARL HYDE / JURASSIC 5
AIMEE MANN / THE BAWDIES / BAIANASYSTEM* / BOYS NOIZE(LIVE)
COHEED AND CAMBRIA / DANIEL LANOIS / DARKSTAR / DOBERMAN / FEED ME
FERMIN MUGURUZA KONTRAKANTXA / FOALS / HURTS / JACK BEATS (DJ SET)
JULIO BASHMORE / KENDRICK LAMAR / KILLSWITCH ENGAGE / KYTE / MANNISH BOYS
MAYA JANE COLES / MODESELEKTOR / 奥田民生 / ROCKET FROM THE CRYPT
SKINNY LISTER* / STERUSS (selected by ROOKIE A GO-GO)* / SUZANNE VEGA
トクマルシューゴ* / TOM ODELL / VERY BE CAREFUL
7/28 sun
THE CURE
VAMPIRE WEEKEND* / The xx
BAAUER* / BASSEKOU KOUYATE & NGONI BA / BRINSLEY FORDE / DAUGHTER
DAVID MURRAY BIG BAND Featuring MACY GRAY / DIIV / HAIM
THE HOT 8 BRASS BAND / A HUNDRED BIRDS feat. TeN & GEBO*
JAZZANOVA Live featuring PAUL RANDOLPH
加藤登紀子&THEATRE BROOK-半世紀ロック* / 近藤房之助 & THE 1968 BAND
LETTUCE / LOTUS / 光風&GREEN MASSIVE* / MULATU ASTATKE / MUMFORD & SONS
SHEENA & THE ROKKETS* / 相対性理論* / TAHITI 80 / TAKKYU ISHINO / TORO Y MOI
YO LA TENGO
and more artists to be announced
*印が今回追加されたアーティストです。
今度の出演はやっぱり夜?吸血鬼たちが再び苗場に大集合!
2010年のフジロックでは、バンド名に似つかわぬ明るい時間帯のグリーンステージ(しかも短パン……!)に登場、今年の2月に開催されたホステス・クラブ・ウィークエンダーではヘッドライナーとして出演したヴァンパイア・ウィークエンドが、早くも再来日します。5月に発売される彼らのニューアルバム『ダイアン・ヤング』から、タイトル曲の日本語字幕付のプロモーションビデオが先日公開になったばかり。一部では新作はダークな内容になるとも噂されていましたが、この曲を聴く限り、彼らの最大の魅力であるポップさは、まったく失われてない模様。アルバムの売上枚数だけでなく、ライブでの存在感もどんどん増していく彼らのステージに注目です。
日本の音楽の歴史を目撃しろ!あがた森魚の出演が決定
海を越えてやってくるアーティストのライブをみられることも楽しみではありますが、日本の音楽の歴史を作り上げてきたアーティストをみられることこそ、日本を代表するフェスであるフジロックの最大の魅力と言えるでしょう。重鎮アーティスト、あがた森魚が苗場へお出ましです。はっぴいえんどやはちみつぱいなど、70年代フォークを代表する数々のアーティストが在籍し、以降の日本の音楽史を語るうえで外せないレーベル「ベルウッド・レコード」。そのベルウッド・レコードのリリース第1弾であり、デビューシングルながら50万枚以上を売り上げたのが、あがた森魚の「赤色エレジー」でした。数年前には全曲「赤色エレジー」のカバーを収録というアルバムも発売されたほどの歴史的名曲を、本人の歌声で堪能したいところです。
世界中で大流行!あなたも苗場でハーレムシェイク
「ハーレムシェイク?何それおいしいの?」という方は、今すぐYou Tubeで検索!世界各国から投稿されたオバカ映像の数々を目にすることでしょう。要は奇抜な恰好で音楽に合わせて踊りまくるというだけなんですが、これがサイの「江南スタイル」に続いて世界中で大流行中。この元曲となっているのが、今回出演が決まったブルックリン出身のDJ、バウアーの「ハーレムシェイク」という楽曲なのです。バウアーは今年のコーチェラ・フェスティバルにも出演していますが、そのステージは当然のごとく大盛り上がり。同じくコーチェラに出演したジュラシック・ファイブまでもが、その流行に乗る始末。フジロッカーズが一斉にハーレムシェイクする様子も見逃せません!
渋谷系?それともアキシブ系?どちらもきっと、LOVEずっきゅん
眼鏡に主張しすぎないカジュアルファッションという、フィール・コミックス系の漫画から飛び出てきたようないでたちの男子二人は、韓国出身のペッパートーンズ。かつて渋谷系を通ってきたものにはどこか懐かしいサウンドを聴かせてくれますので、元オリーブ女子は必見です。一方、日本からは、渋谷系にアニソンや歌謡曲の要素を加えて進化したといわれる「アキシブ系」の一派、相対性理論の出演が決定しています。ちょうどフジロック前に発売となる久々のニューアルバムからの新曲は勿論のこと、最近のライブではあの人気アイドルに提供した楽曲を演奏しているようなので、苗場でも披露してくれるのではないかと期待してしまいます。曲中の合いの手は「かなこぉぉぉ↑」ならぬ「えつこぉぉぉ↑」でいきましょう。
そのほかにも、マムフォード・アンド・サンズ好きなら併せて押さえたい、イギリス出身の5人組フォーク・バンド、スキニー・リスターや、昨年のROOKIE A GO-GOに出演し、得票数1位となったことで今年の出演権を獲得したヒップホップグループ、ステルスなどが今回発表されています。こんなに色々決まっちゃって、タイムテーブルはどうなっちゃうのよ!?
Photo by Emi Wakatsuki