• 【舞台はフランス!オルグスタッフが潜入調査!】第1弾!164年の歴史を持つワインフェスティバル!!メインイベントはオークション!?


    フェス文化って何だろう?イベントって何だろう?今年フジロックに初めて参加し、フジロックでしか味わえないあの感覚はなんだったのか思い巡らせています。そこで、その疑問を明らかにするべく、異国の地フランスまで潜入調査に行ってきました!今回はフジロッカー目線からフランスのフェスやイベントについてレポートしていきたいと思います!!

    今回は第1弾!164年の歴史を持つワインフェスティバルです!

    お酒をたくさん飲めないのに大丈夫!?

    フランスのワインの産地として有名なボーヌで毎年11月の第3週末に3日間開催されるワインのフェスティバル、通称「栄光の3日間」の最終日に参加してきました!しかし、潜入隊員の私は特別ワインが好きというわけでもなく、お酒も大量に飲めません。本当に楽しめるのか疑心暗鬼になりながら会場へと向かいます…。このワインフェスはブルゴーニュ地方のボーヌの街中が会場になっており入場料はありません!(※ワインのテイスティング会場など別途料金が発生します)街の中心部に向かって歩いていたら、さっそくにぎやかな光景が!

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    生演奏音楽とグルメとワイン♪

    ワインのフェスティバルですが、会場に入ってまず衝撃を受けたのは、あちこちから聞こえてくる音楽です。自分の耳に身を任せて移動することに!

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    カフェと屋台を挟んだ小さな広場でゲリラ演奏!緑の綺麗な衣装をまとったブラスバンド。音楽に合わせて近くにいる人と踊りました!これぞ、フェスの醍醐味、フジロックと同様、誰とでもフレンドリーになれちゃいます!会場には色んなグルメの屋台が出ており、何かを食べずにはいられません。演奏が終わり次第、グルメ目当てで会場内を回ります♪

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    美味しそうな生牡蠣…。もちろん買いました!!

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    フランスといえばエスカルゴ…。
    どちらの料理も初めての挑戦!生牡蠣は新鮮でクリーミー。エスカルゴはニンニクの味わいが効いていて美味しい!お酒が欲しくなります!料理には白ワインをペアリングし、同じテーブルを共有したフランス人の方々とも乾杯をしました!お話ししていると息子さんが日本で働いていて、日本には何度もいったことがあるのだとか。生牡蠣の食べ方も教えてくださり、なんと優しさに包まれた空間でしょう!何気ない会話がかけがえのない思い出になりました。

    街中もステージも大盛り上がり!

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    寒さなど関係なしで街中は超元気!小さいお子さまからシニアの方まで、音楽にのってダンスして盛り上がっていました!流れていた音楽は70年代フランスを想起させるクロード・フランソワ、ミシェル・サルドゥー、ミシェル・デルペッシュ、ジョニー・アリディなど。私の大好きな70年代フランス音楽、アコースティックギターにパワフルなストリングスにコーラス!そして哀愁漂うドラマティックな曲調もこの年代の音楽、たまりません…!

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    ステージではブルゴーニュ地方ならではの音楽に触れられました!「バン・ブルギニョン」という陽気な音楽がございまして歌詞もほぼラーラーラーだけですので、言語関係なく会場は大合唱!

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    赤・白・ロゼのホットワイン飲み比べセットを購入!寒い中のホットワインは身に沁みます…。
    少し離れたステージではボトルの栓抜き競争が行われていました!ワインのイベントならではですね!

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    ついにメインイベント!ワインオークション

    メインイベントなだけあって、オークションの会場内はワインのオークションに参加する人しか入れず(オークションに参加できる人もかなり厳選されています)、私は外のスクリーンでオークションの様子を見守りました。

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    それにしても、皆さん夢中でオークションの金額を見守っています。ワイン1樽ずつ、オークションにかけられるのですが、全く予想のつかない金額が提示されて衝撃を受けました。

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    日本円で約5600万円が表示されていますね…ワイン市場恐るべし…と思いつつも、何がそこまで人を魅了するのか、ワインにも興味が湧いてきました。金額の提示のたびにため息をつく人もいれば、拍手をする人もいて、まだまだわからない領域ですが、フランスにいる間はワインについて少しづつ学ぼうと思います!!

    新しいフェスの体験を経て…

    今回のワインフェスは地元で生産されたワインが多く出回っており、生産地で飲むお酒は別格!!お酒の強くない私ですら、いつもよりたくさん飲んじゃいました!そういえば、噂によるとフジロックにもOASISエリアに越後魚沼の地酒プロモーションがあるのだとか!?来年は絶対現地で日本酒飲みたいですね…。そして、ワインフェスに参加して確信したことがあります!それはフェスでしか味わえない空間があるということです。これは日本のフジロックであろうが、フランスのワインフェスであろうが、ジャンルは違えど同じ祝祭であり、会場の人とその気持ちをわかち合えることで非日常を味わえますね。また共通していえることは、フジロックも音楽だけではないですし、ワインフェスもワインだけではありませんでした。それだけでは語りきれない熱意やもっと他の要素も組み込まれているからこそ、フェスでしか味わえない空間が生み出されるのではないでしょうか?まだまだ初心者の感想ですが、これからも様々なジャンルのフェスに参加し、フェスとは何なのか、考えていきたいです!

    Photo & Text by こっこ

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