太陽から目を守ろう！　フジロック対策　日差し編

2022/07/22 ● from fujirockers.org

暑さはもちろん突然の雨による低体温症など、フジロックでは対策したいことがたくさんありますよね。ただ、目のことを忘れていませんか？　太陽光で肌が焼けるように、目も日焼けします。それを守ってくれるのがサングラスなのです。今年もフジロッカーズオルグでは、FUJIROCK EXPRESS 2022と題し、フジロックの速報レポートのため会場を駆け回ります。そのことを知ったポラロイド社が、当日のスタッフにポラロイドのサングラスを提供してくれました。目のことを守るという意味でのサングラスをもっと知ってほしいということで、ポラロイド社に取材を敢行。その様子をお伝えします。

ポラロイドのサングラス！？

ポラロイドと聞いたら、まっさきに思い浮かぶのが、あのフィルムカメラですよね。でも実はポラロイド社の歴史はサングラスから始まっています。1920年半ば、ハーバード大学の学生だったエドウィン・ランド。在学中に偏光フィルム（のちに偏光レンズとなる）のアイデアを閃き大学を中退。その後ニューヨークで研究を続け、ついに光を偏光させるフィルターを完成させます。1935年に初の偏光レンズ搭載のサングラスを販売、そして1937年にポラロイド社が設立されます。ちなみに10年後の1947年、みんなが知っているあのインスタントカメラが発売されます。

偏光レンズって？

太陽光が路面や水面などの平面に当たったとき、反射して横方向に振動する反射光が生じます。このグレア（ぎらつき）によって、そこにあるものが見えづらかったりするんです。反射によって見えなくなるものを無くす。これが偏光レンズの役割です。さらにポラロイドのサングラスでは、鮮やかな色彩、UVカット、独特の軽さを提唱していて、目を守るのに適したレンズとして売られています。

グレアを遮断することで、視界が大幅に改善され、色識別能力も向上。目への負担を軽減して、パフォーマンスと安全性を高める。

実際に偏光レンズをかけて出かけてみた

偏光レンズ初心者の筆者でしたが、実際にかけて炎天下の外に行ってみました。まず思ったことは、軽い！　かけていて耳が痛くなることもなく、自然に動き回ることができました。フェスなどで走り回ることを考えると、この軽さはとても嬉しいポイントです。子供用のサングラスも販売しているポラロイド。この日、子供たちにもかけさせて、行動してみましたが、嫌がるそぶりもなく、かけていてくれました。強い日差しから目を守る、という意味で、親としてはかけていてほしい気持ち。嫌がらない、というのは重要なポイントでした。太陽がとても眩しい日でしたが、サングラスを装着することで、目はとても楽に感じました。偏光レンズの凄さを明確に体験できたわけではありませんでしたが、目が守られているという実感はありました。ただ、少しだけ気になる点も。普通のサングラスよりも暗く感じます。例えば、昼間の電気を消した室内やトンネル内などは、逆に見えにくくなるので、サングラスを外すか、屋内の使用頻度が高い場合は、薄いカラーのレンズを選ぶようにするとよいです。また、スマートフォンやカーナビなどの液晶を見ると、乱反射して見えにくくなります。車の運転中は注意が必要です（見る角度を変えると干渉しなかったり、LEDを使用した液晶だと大丈夫だったりするようです）。