• ボードウォークキャンプvol.70 フジロック直前の苗場の様子をお伝えします!


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    フジロックまであと少し。皆さんそわそわとした気持ちで、タイムテーブルのチェックをしているのではないでしょうか。そんな中、ボードウォークを修復するボードウォークキャンプvol.70(以下BWC)が7月2日(土)に行われました。多くの参加者と共に、ボードウォークをきれいにしたり、楽しいワークショップが開催されたりしました。その様子をレポートします。

    すっきりとした空の下、作業開始

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    9時30分、すっきりとした空の下で開会式が行われました。作業の説明や案内があり、いよいよ作業開始。

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    今回のBWCでは、ウクライナ人道支援FUJI ROCK FESTIVAL手ぬぐいも販売されていました。1枚1000円で、収益の全額が寄付されるとのこと。筆者も購入しました!インターネットでの販売もしていますのでチェックしてみてくださいね!

    > ウクライナ人道支援 FUJI ROCK FESTIVAL手ぬぐい

    協力して木材を運びます

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    まずは古くなった木材を運び出し、新しい木材を修復箇所まで運びます。今回修復したのは、みどり橋とホワイトステージをつなぐ中間あたり。森の中から、ホワイトステージ近くまで次々と木材を移動させます。

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    木材はずっしりとして重いですが、「大丈夫ですか?」「一緒に持ちましょう!」など参加者同士で声を掛け合い、協力して運びます。当日の気温は30度超え。ボードウォークは森の中にあるものの、汗が出てきます。それぞれ休憩しながら作業は進んでいきます。

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    釘が刺さっている木材は、1本ずつ抜いていきます。子どもも、大人に手伝ってもらいながら頑張っていました。釘はさびているものが多いので、力を込めて抜いていきます。

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    新しい木材は、釘を打ち込んで固定していきます。森の中にトントンと釘を打つ音が広がっていました。

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    最後の釘を子ども達が打ち込み、本日の作業は終了!参加者から自然と拍手が起こり、ほっとした瞬間でした。

    ボードウォークの絵はBWCの際に描かれています

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    ボードウォークキャンプ参加者は、板にペイントをすることができます。作業終了後に、ペンキで絵を描くきょうだいを発見。お姉ちゃんは好きなキャラクターであるタキシードサムを、弟くんはたくさんの顔を描いているそうです。ペイントができることも、BWCの魅力のひとつですね!

    お待ちかねの昼食タイム!

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    BWC参加者には、昼食がふるまわれます。今回は、たけのこご飯とたけのこ汁、漬物でした。しゃきしゃきとした食感がとても美味しく、おかわりをした筆者です。昼食は、なんとおかわり自由なのですよ!

    小池家と平松家

    小池家と平松家

    昼休み、川で涼しそうに昼食を食べる家族に話を伺いました。BWCは、12~15回位参加してきたという2家族。「BWCで楽しいことは、昼食と、夜の語らいです」と。昼食が毎回美味しく、楽しみにしているそうです。そして、「フジロック期間中は何かと忙しいので、ボードウォークはゆっくりできることもいいですね」とも笑顔で語ってくれました。

    特別ワークショップ「新緑の森を歩こう!」

    グリーンステージエリアで、トンビを観察する参加者

    グリーンステージエリアで、トンビを観察する参加者

    昼食後には、特別ワークショップとして「新緑の森を歩こう!」が行われました。鳥類のエキスパートである川崎きみおさんと共に、ボードウォークやグリーンステージ付近を歩きながら、鳥のことや虫のこと、自然について話を聞いたり観察したりしました。グリーンステージエリア上空にはトンビが飛んでいたので、さっそく双眼鏡でのぞいてみます。羽ばたきをほとんどせず、悠々と風に乗るトンビは、フジロック期間中にも見られるかも?ぜひ上空を見てみてくださいね。

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    ボードウォークに昨年秋に設置された、鳥の巣箱を発見。少し前に巣箱を覗いたときの写真を川崎さんが見せてくれました。中にはひな鳥がびっしり。すくすくと大きくなりますように!

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    トンボのとり方も教えてもらい、アキアカネを捕まえて観察しました。双眼鏡を前後逆に持つと顕微鏡代わりになるそうで、トンボの体の模様までよく見えていました。鳥の生態や、木や虫の生態を次々と教えてもらい、「へ~、そうなんだ!」という声があがり、盛り上がっていました。

    参加者の方々。最前列中央が川崎さん。

    参加者の方々。最前列中央が川崎さん。

    耳を澄ませると鳥の鳴き声が心地よく耳に響き、癒しの時間となりました。苗場を訪れた際は、ぜひ自然を満喫してくださいね。

    ところ天国にて石探しも。これがゴンちゃんに!

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    午前と午後には、ところ天国にてゴンちゃんのもとになる石探しが行われました。形、大きさ、顔を描いた時のイメージなどを考えながら、川原や川の中から皆で石を拾います。

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    子ども達も「これはどう?」「あった!」と言いながら、石探しを楽しんでいます。ゴンちゃんになると思うと、石を見る目も変わってきますね。大小様々なゴンちゃんのもとが、300個程集まりました。今後、ゴードンによってペイントされ、会場に飾られていきます。お楽しみに!

    Nさん一家+Mさん

    Nさん一家+Mさん

    石探しに参加していた、この方々に話を伺いました。Nさん(写真中央男性)は、フジロックには来た事がなく、「ゴンちゃんて、何?」と、フジロック経験者のMさん(写真左男性)に教えてもらいながら参加しているそうです。日頃からキャンプが好きなNさんは、ボードウォークの存在を知り、行ってみたいなと思っていたところBWCが開催されることを知り参加してみたそうです。「予想より重労働でびっくりしました!」と笑っていました。Mさんは、BWCは初参加、フジロックは約10回の経験者。「会場になる前の苗場を見て、テンションが上がります!全部楽しいです!」と生き生きと語ってくれました。

    さて、BWCの様子は伝わりましたでしょうか?今回はかなり暑い中での開催でしたが、参加者同士が声を掛け合って、助け合いながら楽しく参加している姿が印象的でした。ぜひ、フジロック期間中には、新しくなったボードウォークを歩いたり、苗場の自然に目を向けたり、ゴンちゃんを探したりしてみてくださいね。十分な準備と、胸いっぱいのわくわくを持って、苗場で会いましょう!

    グリーンステージエリアにて昼寝をする参加者

    グリーンステージエリアにて昼寝をする参加者

    Festival Echo 〜森とともにある、フジロック。 | FUJI ROCK FESTIVAL ’22
    https://www.fujirockfestival.com/news/pickup04

    フジロックの森プロジェクト
    https://www.fujirockersforest.com/
    https://twitter.com/fujirocknomori
    https://www.facebook.com/fujirockersforest/

    Text & Photo by おみそ

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