朝霧JAMでキャンプを楽しもう!
- 2019/09/21 ● from fujirockers.org
夏の暑さが少しずつ和らいできている今、フジロッカーの皆さんにとって秋の風物詩である朝霧JAMの開催まで一ヶ月を切りました!少しずつキャンプの準備などをしながら、早く来ないかな、10月3連休!と考えていませんか?
毎年参加されている方は、夕方に見える赤富士をバックに聴く音楽の素晴らしさ、そしてキャンプをしながら過ごすゆったりとした時間を楽しみにされていると思います。
そして、すでに発表されている朝霧JAMのラインナップも例年通り特色があり、新進気鋭のシカゴのR&BシンガーJamilla woods、トゥアレグ族のバンドTamikrest、環境音楽と民族音楽を融合した音楽で独自の空間を作るPenguin cafe、久しぶりの来日になる新進気鋭サイケデリックバンドの幾何学模様、そして安定したパフォーマンスで見る人を心から喜ばせてきたハナレグミ、くるり、corneliusなどの日本のグループまで多種多様な出演者に期待が膨らみます。
今回、初めて朝霧JAMに参加される方もいて、キャンプが心配だな〜と感じている方もいるかと思います。昨年は1日目に強い雨が降り、2日目は夏のように暑くなりました。気温の変化が大きいのも特徴です。雨そして防寒対策もお忘れなく。今回ご紹介したいのは、朝霧JAMでキャンプをした経験などをもとに、キャンプサイトの紹介とちょっとだけ注意点をご紹介します。
朝霧JAMのキャンプサイトは複数あります
朝霧JAMでのキャンプサイトは複数あり、CAMP SITE A(場内)、 CAMP SITE B(場内)、 ふもとっぱら(オートキャンプ、パーク&キャンプ)の4箇所になります。
朝霧JAMのキャンプサイト:CAMP SITE A
CAMP SITE Aはレインボーステージ前のサイトになります。少し斜めな箇所が多いのですが、キャンプをしながらステージを楽しむことができます。こちらは2日目10/13(日)20:00まで利用できますが、サイト内で火は使えません。またタープも利用不可です。地面は芝なので、雨が降ってもそれほど大きくぬかるむことはないでしょう。それでも、テントのフットプリントを利用されることをオススメします。
ゆったりと音楽をメインに楽しむ方には最適な場所だと思います。晴れた朝に見える富士山も壮大です。
朝霧JAMのキャンプサイト:CAMP SITE B
CAMP SITE Bはステージから少し離れた場所にあるキャンプサイトです。ステージまでは歩いていけます。タープと火(直火禁止)も使用することができるので、料理もできますし焚き火台があれば、焚き火を楽しむこともできます。
ただし、荷物を運ぶ際に、道に大きな石が多く、小さな車輪のカートなどで荷物を運ぶのは大変そうですね(車輪が大きく丈夫なカートであれば比較的楽)。荷物をなるべく少なくする方が楽だと思います(私は荷物は必要最小限にして妻と二人でそれぞれ大きなザックに荷物を詰めて運んでいます)。テントは山岳用の小型のものや、タープも小型のものが便利だと思います。私は、小さく軽量なツーリングテントか山岳テントに小型の焚き火で使えるコットンタープを使用しています。
また、ライトが所々にありますが、場所によっては夜は非常に暗くなります。ヘッドライトやランタンなどはマストなギア。。
注意点として、窪地などの場所は雨が降ると非常にぬかるみます。テントを張る前に確認した方が良いですね。土がむき出しで、少し凹んだ場所や水が通った跡があるような場所は大雨が降ると水が溜まることが多いです。また、Eテレで放映されていた“たのしく防災 はじめてのキャンプ”でテントを張る際の注意点(場所や向き)や、その他の注意点も多く紹介されていました(Kindle版などもありますので、お時間があればご参考までにどうぞ)。事前に基本的な知識は頭に入れておきましょう。
CAMP SITE Bでは、場内駐車券をお持ちの方に限り、オーバーナイトと言って、2日目のステージが終わった後もキャンプをして過ごすことができます(場外駐車券の場合、2日目の20:00まで利用可能)。個人的にはこの時間が非常に贅沢です。焚き火をしながら、家族とゆっくり過ごす時間は1年のフェスティバルの締めくくりの醍醐味になっています。
朝霧JAMのキャンプサイト:ふもとっぱら
続いてステージからは少し離れたふもとっぱらのご紹介。オートキャンプ場と通常のキャンプ場があります。こちらは共に、終演後の10/14 10:00まで利用可能です。こちらはステージから離れていますが、シャトルバスが出ており混雑時以外は15分程度でステージ近くまで行けます。また、オートキャンプ場は、重い荷物をサイトまで自力で運ぶ必要がありません。運ぶのが大変な20kg以上あるようなコットンテントや大型のタープを張ることもできます。
注意点としては、舗装されていない箇所が多いので、雨が降った後は道がぬかるみます。ゆっくりと車を走らせて、ぬかるみを避けましょう。無理な場所へ車で進入すると、後で出られなくなったりします。ランドクルーザーや軽量なジムニーなどのSUV以外の車は注意が必要です。昨年度は、雨も降って随分道がぬかるみ、スタックしている車を何度も目撃しました。ふもとっぱらもCAMP SITE Bと同様に低地のくぼ地は水が溜まったりします。テントを張る際はご注意ください。また、非常に広大なキャンプ場なので夜中は自分のテントに戻れなくなったりすることもあるようです。私は真夜中に道に迷われた方に自分のテントが見つからない!と聞かれて大まかな場所を推定して説明した覚えがあります。
長々紹介しましたが、キャンプにトラブルはつきもの。トラブルは非日常であると思えば楽しくなりませんか?そしてキャンプをしながら音楽を楽しもうではありませんか!乾杯!!
Text by Masaya Morita
朝霧JAM 2019 – It’s a beautiful day
2019年10月12日(土)〜13日(日)
富士山麓 朝霧アリーナ · ふもとっぱら
(静岡県富士宮市朝霧高原 周辺)