• 今年のフジロックはアジアがアツい!ラインナップから見るアジアシーンの現在形


    frf19asians

    近年アジアの台頭が目覚ましい。コーチェラを沸かせたBLACKPINKやPerfumeが記憶に新しいが、日本国内を見てもサマーソニックがAsian Callingなる枠を設けたりと、フェス文化においても新たなムーブメントを起こしている。

    そして、開催までついに1ヶ月を切ったフジロックもそう。アジア諸国の重鎮や新進気鋭のアーティストがラインナップされているのはもちろんのこと、活動や音楽性から「アジア」との繋がりを感じさせるアーティストが多いように見えるのは気のせいだろうか。いや、多分そうではない。ポスターのデザインもそんな感じがしない?

    そこで今回はアジア圏から来日するアーティストを中心に、「アジア」というテーマを切り口にオススメのアーティストをピックアップしていきたい。単に出自という意味以上の広がりと繋がりを見せるアジアシーンのかたちを感じてもらえたら幸いだ。

    Sunset Rollercoaster (落日飛車) – 7/27(土) RED MARQUEE

    アジアシーンの盛り上がりといえば、まずは彼らだろう。昨年シャムキャッツとのツーマン公演を成功させ、日本でも人気急上昇中の台湾の6人組、Sunset Rollercoaster(サンセット・ローラーコースター)が2日目のレッドマーキーに登場だ。彼らの暮らす台湾の空気感をそのまま閉じ込めたような、アーバンな洒脱さとオリエンタルなサイケ感の融合。AOR(アジアン・オリエンティッド・ロック)と評されるそのサウンドは、アメリカやヨーロッパでのワールドツアーでも入場規制を連発するなど、世界的にも一目置かれる存在感を放っている。待望のフジロック初出演を果たす彼らのステージでは、いったいどんな光景が見られるだろうか。

    落日飛車 Sunset Rollercoaster – My Jinji (Live from YuChen Studio)

    この日のレッドマーキーには、韓国や台湾でのツアーも成功させ、国境を越え注目を集めている2組も登場。脱力系サイケサウンドで自由奔放にシーンを行き来するTempalayの、楽しさと切なさがごちゃ混ぜになった不思議な陶酔感に酔いしれたい。そして、UKインディー直系のガレージサウンドをかき鳴らすDYGLが、現在の拠点となるイギリスから凱旋。要注目だ。三者三様のアプローチが交錯するアジアのインディーロックシーンの現在形を、肌で感じようではないか。

    Tempalay “どうしよう” LIVE @ LIQUIDROOM 2018.12.11

    DYGL Don’t Know Where It Is Out Of Town Films

     


    YAEJI – 7/26(金) RED MARQUEE (PLANET GROOVE)

    初日のレッドマーキーの夜の部、プラネットグルーヴに出演するニューヨーク生まれの韓国人女性アーティスト、YAEJI(ヤエジ)の存在も見逃せない。ディープハウスのようにひんやりと抑制されたエレクトロサウンド。そこにスッと馴染む英語のラップと、独特のアクセントを加える韓国語リリックの絶妙な配合。一度聴いたら病みつきになること間違いなしだ。ケミカルでぶち上がってトムに没入して、深夜の彼女に陶酔する。なんとも贅沢なエレクトロフルコースではないか。

    Yaeji – Drink I’m Sippin On (Official Music Video)

    MITSKI(ミツキ)も紹介しておきたい。軽やかなダンスポップにオルタナ直系のギターサウンド、哀愁漂う昭和歌謡風の歌声に、ビョークやジェフ・バックリィのようなゾクッとする情感が宿る。「ニューヨークを拠点に活動する日系シンガーソングライター」の彼女だが、もはや出自を紐付けて語るのも野暮に思うほどあらゆる要素が不可分に混ざり合ったその音楽は、まさに生粋の表現者。先日ライブ活動を休止することを発表し、この機会を逃すと当面の間観ることはできないかもしれない。彼女が苗場で躍動する姿を、しっかりと目に焼き付けたい。そして、ニューヨークのミュージックシーンからもう一人。ジャズ、ソウル、ヒップホップが交錯する音楽の坩堝で、現在最も注目されているという、BIGYUKI(ビッグユキ)もこの夜を賑わす。本人をして「日本のロバート・グラスパー」と言わしめる、そのブラック・フィーリングをぜひとも体感したい。

    Mitski – Nobody (Official Video)

    BIGYUKI – Changes/Soft Places

     


    The Paradise Bangkok Molam International Band – 7/28(日) FIELD OF HEAVEN

    タイ東北部イサーン地方やラオスの伝統音楽モーラム。伝統的弦楽器ピンと竹笛の一種ケーンを中心に表現される土着的な香りが、ダブやレゲエのエッセンスが詰まった現代的なビートによって、何倍にも増幅される。The Paradise Bangkok Molam International Band(ザ・パラダイス・バンコク・モーラム・インターナショナルバンド)が生み出す怪しげなグルーヴは、まさに伝統と革新の融合という他ない。ふつふつと身体の中から熱いものが湧き上がってくるこの感覚。あのデーモン・アルバーンやフォー・テットを虜にするのも納得だ。動画を観ているだけでもこの有様なのに、現地で観たらどうなってしまうのだろうか。ぜひとも体感しようではないか。

    The Paradise Bangkok Molam International Band Live@Bangkok-1(13 Apr. 2017)

    熟成するグルーヴ感を醸し出すインストゥルメンタルバンドといえば、同じく最終日に出演するtoeの名前を挙げないわけにはいかない。07年からのアジアツアーをはじめ、欧州、北米、南米と活動の幅を広げ続ける彼らの、最新の一手に注目したい。2日目のピラミッドガーデンに登場する、京都の4人組Nabowaも要チェック。台湾3都市ツアーや香港ワンマンなど、近年ライブアクトとしてアジアでも高い評価を獲得しているインストゥルメンタルバンドだ。

    toe – “The Latest Number” (official music video)

    NABOWA | DUSK (Official Music Video)

    最終日のフィールドオブヘブンに出演する、KHRUANGBIN(クルアンビン)の存在も見逃せない。タイのファンク由来のグルーヴが生み出す、メロウでサイケな陶酔感。3月の来日では全公演ソールドアウトとなるなど、ここ日本でも中毒者が激増中。ヒューストンの3人組が放つどこか危険な香りすら漂う猥雑な雰囲気に飲み込まれ、苗場の夜は頂点に達することだろう。2日目のパレスではなんとDJセットも。ゴクリ… そしてレッドマーキーの平沢進+会人(EJIN)も、タイを中心とした東南アジア方面からの影響を色濃く感じさせる、今年のラインナップを象徴する一人。テクノやプログレを説明不能な境地まで昇華した異次元のパフォーマンスを一目見ようと、苗場に集まる熱狂的なファンも多いはず。クルアンビンと時間帯が被りそうなのもフジロックらしくてニクいが、観ないと(観ても?)わからない、めくるめくヒラサワールドに飲み込まれてしまうのもまた一興だ。

    Khruangbin – Maria También (Official Video)

    平沢進+会人(EJIN)

    そしてタイ繋がりでもうひとつ!最終日のカフェドパリに登場する、日本唯一のケーン・ピンプラユックバンド、Monaural mini plugも紹介したい。こちらもさながら現地のようなモーラムサウンドながら、昨年苗場を沸かせた民謡クルセイダーズやneco眠るのような、和製ドンチャンフィーリングを併せ持っている。ザ・パラダイス・バンコク・モーラム・インターナショナルバンドとともに、苗場にモーラム旋風を巻き起こす!?

    Monaural mini plug – Samurai Mekong Activity(Official Teaser)

     


    NST & THE SOUL SAUCE MEETS KIM YULHEE – 7/26(金) FIELD OF HEAVEN / 7/27(土) CRYSTAL PALACE TENT

    伝統と革新。韓国のレゲエバンドNST & THE SOUL SAUCE MEETS KIM YULHEE(ノ・ソンテク&ザ・ソウル・ソース・ミーツ・キム・ユルヒ)も、それを体現したアーティストだ。ダブやファンク、サイケ等の様々な要素を、韓国の伝統音楽と融合させたノ・ソンテク&ザ・ソウル・ソースと、ユネスコの無形文化遺産に登録された韓国の伝統的民俗芸能、パンソリの歌い手キム・ユルヒが合流したこの組み合わせ。僕らを未知なる音楽体験へと誘ってくれることだろう。2日目にはクリスタルパレステントに出演。ヘブンとパレスでも雰囲気がまったく違いそうでワクワクする。フジロッカー諸君、これは観ない手はないぞ!

    NST & THE SOUL SAUCE MEETS KIM YULHEE – Bbaengdeok (Mixed by Naoyuki Uchida)

    アジアをテーマにするのなら外せないのが、最終日のオレンジカフェ(お山のビッグショー)に登場するALKDO(Turtle Island Acoustic)。その活動を通して交わったアジア各国の民族音楽や土着の芸能を唄に乗せて表現する彼らは、13年のTurtle Islandとしての出演以来、久々のフジロック。NST & THE SOUL SAUCE MEETS KIM YULHEEのプロデュースも手がけた、日本が世界に誇るダブ・エンジニア内田直之(LITTLE TEMPO、OKI DUB AINU BAND等)も加えた、ディープなアジアンフィーリングを堪能したい。

    ALKDO 橋の下世界音楽祭 Soul Beat Nippon 2016

    話題沸騰中の京都のミュージシャン、初日のヘブンに登場する中村佳穂も楽しみな一人。音楽が生まれる「いま、ここ」に強烈にフォーカスしながら、どこまでも自由に遊ぶ彼女のパフォーマンスは、国籍やジャンルを越えた音楽そのものの、プリミティブな喜びで満たされている。これは見逃し厳禁です。そして2日目のヘブン。様々なコラボを通してキャリアを広げてきた音楽家、蓮沼執太がコンダクトする、総勢16人の現代版フィルハーモニック・ポップ・オーケストラ、蓮沼執太フィル。芳醇で豊かなアンサンブルに暖かく祝福される昼下がりなんて、まさしくヘブンではないか。想像するだけでにっこりしちゃいますよ。

    中村佳穂BAND FUJIROCK Festival’16

    蓮沼執太フィル ZERO CONCERTO

     


    Upendra and friends plus Mr. Sunil – 7/26(金) Gypsy Avalon / 7/28(日) 木道亭 / PYRAMID GARDEN(Mr. Sunilのソロ)

    初日のジプシーアヴァロンには、フジロック常連のUpendra and friends plus Mr. Sunil(ウペンドラ・アンド・フレンズ・プラス・ミスター・スニール)が今年も登場。ディメーやマーダルといったネパールの伝統的なパーカッションを、ウペンドラのキーボードとスニールのフルートが華やかに彩る、ゆったりしたジャムセッション。ビールでも片手にぼーっと身を委ねていれば、「今年もフジロックに来たなあ」なんて気分を存分に味わえることだろう。最終日は木道亭にも出演する他、ピラミッドガーデンではMr. Sunilのソロも。フジロッカーさながらに3日間を楽しむ彼らの音楽にまったりと浸るひと時は、今年のフジロックをさりげなく彩るワンシーンとなるだろう。

    Himalaya , Upendra and Friends @ Fuji Rock Festival 2018

    ジプシーアヴァロンでは、レゲエやダブをベースに世界中を飛び回って培った各地のフィーリングを「世界歌謡」に昇華するキウイとパパイヤ、マンゴーズが初日に登場。2日目にはハンドパンのオリエンタルな響きとエレクトリックなビートを融合させる期待の新鋭、久保田リョウヘイもラインナップ。そして、ceroの高城晶平が中山うりや秋田ゴールドマン(SOIL&”PIMP”SESSIONS)を迎えて結成したソロプロジェクト、Shohei Takagi Parallela Botanicaはどんなライブをみせてくれるだろうか。楽しみは尽きない。

    IMBO 〜 Kiwi & The Papaya Mangoes (Live) キウイとパパイヤ、マンゴーズ

    Great View “Handpan”/絶景ハンドパンNo.2 三条市吉ヶ平「雨生ヶ池(まおがいけ)」

     


    Ouzo Bazooka – 7/26(金) Café de Paris

    イスラエルのバンドってどんな感じだろうと聴いてみたら、度肝を抜かれてしまった。クーラ・シェイカーやホワイト・ストライプス、テンプルズが好きな人にもぜひ押さえてもらいたいテルアビブの5人組、Ouzo Bazooka(ウーゾ・バズーカ)が待望の来日!アラビックスケールを駆使したナチュラルサイケなサウンド、小気味のいいガレージロックに、サーフロック風のユルい開放感がたまらない。17年加入の日本人ボーカリスト/ダンサー、ユリカ・セダ・ハナシマが東洋的な雅趣を持ち込み、唯一無二の中東サイケは、さらなる未体験ゾーンに突入。フジロック前後で来日ツアーも決定した彼らが、カフェドパリを、いや日本中を、中東のエキゾチックな熱気で包み込む!これは必見だ!

    Ouzo Bazooka – Space Camel (Official Video)

    中東の音楽といえば、フジロックではおなじみのサラーム海上。インドや中東でのフィールドワークで体感した現地の情感を、今年もダイレクトにお届け。みんなブルーギャラクシーに集合だ!2日目のデイドリーミングには、昨年からベトナムのクラブでレジデントDJも務めるShhhhhが登場。世界各地から収集した伝統音楽をエレクトロと混ぜ合わせる、最新鋭のワールドミュージックに酔いしれたい。そしてインドの打楽器タブラの奏者としておなじみのU-zhaanが、蓮沼執太&ユザーンとして2日目のピラミッドガーデン、ROVOのバイオリニストと組んだ勝井祐二 × U-zhaanとして最終日のカフェドパリに出演。これはどちらも見逃せない。

    Sachal Studios’ Take Five Official Video

    Shhhhh Live on Fauve Radio

    ベーグル/蓮沼執太&ユザーン

     


    HANGGAI – 7/28(日) GREEN STAGE / CRYSTAL PALACE TENT

    フジロックの顔グリーン・ステージ。最終日に登場するのがHANGGAI(ハンガイ)だ。伝統的な喉歌ホーメイや胡弓の一種である馬頭琴といったモンゴル古来の音楽要素を、パンクやブルースといった西洋音楽と融合させた、独自のモンゴル・ロック。なんと今回はホーン・セクションもプラスされるらしい。レイジやレッチリ等、フジの伝説バンドをプロデュースしてきたガース・リチャードソンを迎えた新作を引っさげ、8年振りにフジロックに帰ってくる。彼らの熱いパフォーマンスは、疲れた身体を再び立ち上げる起爆剤となることだろう。この日の夜にはクリスタルパレステントにも出演するので、こちらも要チェック。

    Hanggai – The Rising Sun / 初生的太阳 汉语字幕版

    カムバックといえば、昨年活動を再開させ各所で話題をかっさらったパンクの雄ELLEGARDEN。フジロックへの出演はなんと11年振りだ。同じく9年振りの出演となるASIAN KUNG-FU GENERATIONとともに韓国のフェスを沸かせ、アジアでの人気も高い彼らの凱旋を心待ちにしていたのは、決して日本人の僕らだけではないはず。人種を越えて4,0000人が入り乱れる光景は、まさに“解放区”ではないか?そして、もはや夏の風物詩ともいえるほど国内外問わずフェスに引っ張りだこの、never young beachがついにグリーンステージに。なんとも感慨深いです。

    ASIAN KUNG-FU GENERATION 『解放区』Music Video Short ver.

    never young beach – STORY(official video)

     


    HYUKOH – 7/28(日) WHITE STAGE

    最終日のホワイトステージは、本当にグッとくるラインナップが揃った。その中でも韓国の4人組HYUKOH(ヒョゴ)の存在は、一際異彩を放っている。誰が言ったか韓国のSuchmosなんて呼ばれていたのはもう昔の話。往年のファンにはたまらない正統派ロックンロールのダイナミックな躍動感を、フレッシュでオーセンティックに仕上げたサウンドは、今やアジアの枠を越えて世界を席巻中だ。ロックの新時代を感じさせる極上のバンドサウンドを、ぜひとも肌で感じて欲しい。

    HYUKOH(혁오) – LOVE YA! M/V

    そして、今をときめくアジアンヒップホップレーベル88risingのツアーに帯同した他、ファッションやアート界隈でも注目される若きカリスマKOHH。ONE OK ROCKのTakaを迎えた“I Want a Billion”では、ハードなギターサウンドを全面にフィーチャーするなど、表現の枠を破壊し続ける彼のステージは、想像以上に刺激的な体験となることだろう。Vince StaplesとJames Blakeも含めたこの日のホワイトステージの流れは、きっと今年のハイライト。今から楽しみで仕方がない。

    KOHH – I Want a Billion feat. Taka (360 Degree)

    初日に登場するLucky Tapesの、アジア各国で人気を博す甘酸っぱくもハッピーなR&B/ソウルサウンドや、異国情緒溢れるフィーリングをまといながら独創的な世界観を追求し続ける七尾旅人のパフォーマンスにも注目。ところ天国の川辺で涼みながら耳をすませるなんて、贅沢な楽しみ方も魅力的なホワイトステージ。今年はどんな風に過ごします?

    LUCKY TAPES – MOOD (Official Music Video)

    七尾旅人 “きみはうつくしい” (Official Music Video)

     


    Night Tempo – 7/28(日) RED MARQUEE (SUNDAY SESSION) / GAN-BAN NIGHT

    最後に紹介したいのはこの人!日本の昭和歌謡や和モノ・ディスコ・チューンを再構築した、フューチャー・ファンクのブームを欧米で巻き起こした韓国のDJ、Night Tempo(ナイト・テンポ)だ。世界的なムーブメントとなっている80年代のシティポップブーム、その導火線に火をつけたのは彼と言っても過言ではないだろう。竹内まりやの“Plastic Love”やWinkの“淋しい熱帯魚”などの、レトロな昭和の空気感はそのままに、ハウス系のアッパーなビートで現代令和にトリップする!何かと話題のTakky Ishinoやフジロッカー待望のThe Cureが否が応でも注目を集める最終日の夜。その中でも、サンデーセッションにガンバンナイトに大忙しな彼も、また、この夜の主役だろう。センチメンタルにブチ上がりながら、みんなでシンガロングしたいですね!

    Takeuchi Mariya – Plastic Love (Night Tempo 100% Pure Remastered)

     

    さて、多少強引な紐付けもあるかもしれないが、全ステージに満遍なくアジアンフィーリングのかけらが散らばった今年のフジロック。僕も書いていてワクワクしてきましたよ!ではこのへんで!また苗場で乾杯しましょう!

    Text by 阿部仁知

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