「笑顔と元気のおもてなし」朝霧JAMS’が作る笑顔の朝霧JAM
- 2018/10/21 ● Interview
朝霧JAMS’が実際に活動している姿を取材してきました!
朝霧JAMS’ 環境部
ゴミ問題をはじめとする環境問題に関心を持ってもらうべく、来場者への声かけ、ゴミ拾いなどを担当。イベントだけでなく日常でも実施できる行動の気づきを提案しています。「ボランティアしながら音楽を聴けるのは凄く嬉しい」と話してくれるスタッフもいました。
主な当日の活動:「リサイクルできる物はリサイクルする」という方針のもと、「ごみ分別ナビゲーション」にてお客さんにリサイクルの大切さを感じてもらいながら分別作業を促しています。
朝霧JAMS’ キッズランド部
「自然と友達の輪」をテーマに大自然のなかでの発見・子供たちの自由な発想を大切に、親子で過ごせる空間を提供しています。スタッフのひとりは「子供たちがイキイキとしている姿を見ることができることが嬉しい」と話してくれました。
主な当日の活動:キッズランド内にて子供たちの見守りなどを担当。怪我をしないように、迷子になってしまわないように常に子供たちに気を配っています。
朝霧JAMS’ 整理部
会場に来たお客さんを迎え、送り出す役目。お客さんが最初に会うスタッフなので、特に朝霧JAMS’のテーマ「笑顔と元気のおもてなし」を心がけています。
主な当日の活動:来場者の入場券(チケット)とリストバンドの交換。ゴミ袋の配布や車両チェック、場外駐車場案内などを行なっています。
朝霧JAMS’ ボランティア受付
当日ボランティアに登録したスタッフへの連絡を担当。お知らせのメール配信や説明会の企画などを行います。
主な当日の活動:当日ボランティアスタッフの受付・案内。来てくれたボランティアスタッフに対し、パスやマップなど必要な書類を配布、入場のための手続きをします。
朝霧JAMS’ 朝霧ランド部
地元特産品や観光のPRなど、「人との出会い」の場を提供。来場者と朝霧をはじめとした地元をつなぐ役割を果たしています。
主な当日の活動:朝霧ランドブースでの地元PRや牛乳キャンペーンなど。他にも今年はふもとっぱら近くの間伐材を切ってコースターを作るワークショップを開催。毎年行われるワークショップの企画・運営を担当しています。
その他、救護班や物販班など様々な部門がありますが、こんな風に朝霧JAMを支えているジャムズの皆さん。取材してみて、当日ボランティアの方々も自ら積極的に携わっている印象を受けました。
そんな当日ボランティアを支えるのが、コアスタッフの役目。年間を通して、どのような活動を行っているのでしょうか?もう少し詳しく聞いてみました。
─ コアスタッフとしての活動はどんなものがあるんですか?
あらてぃ(ジャムズ副代表・コアスタッフ歴8年):1年を通しての主な活動内容は、7月のフジロックでの朝霧食堂としての出店と、朝霧JAMの運営です。4月頃から活動をはじめ、月1回の全体ミーティング、班ごとや、執行部を中心とした実行委員会でのミーティングを重ねていきます。
─ それだけ何回もミーティングを行うのですね。そうするとみんなで仲良くなって遊ぶこともあるんですか?
みほ:キャンプとかアウトドアとか、休みの日に一緒に遊ぶこともありますよ。趣味が合うので、趣味で繋がる友達ができやすいのが特徴です。
ゆうちゃん:当日ボランティアさん同士でとか、コアスタッフとボランティアさんで一緒に遊んだりとかもしているみたいですよ。ちなみにコアスタッフ同士は、ミーティング後にほぼ毎回飲みに行っています。
あっち:あと朝霧JAM後に打ち上げを行います。当日ボランティアさんも含めて毎年100人くらい来ていただいてますね。
─ 100人も…!仲の良いチームなんですね。最後に、来年当日ボランティアに興味を持っている方にメッセージをお願いできますか?
しょうやん:そうですね。私は「一緒に楽しみましょう!」と伝えたいです。私たちは何よりみんなで楽しむことをモットーにしています。自らが楽しんでいないと活動はできません。お客さんも運営陣も双方が楽しめる場を作っていこうと思って活動しています。もし興味があるのであれば、運営陣側としてぜひ参加してみて欲しいですね。
─ 「自らが楽しんでいないと活動はできない」本当にその通りだと思います。スタッフ側も楽しめるフェスを今後も続けていって欲しいですね。
開催前日の忙しい時間にありがとうございました!また来年、朝霧JAMでお会いしましょう!
インタビューをしてみて、今まで表には見えなかったコアスタッフや当日ボランティアの皆さんの動きや想い、そして何より朝霧JAMに対する愛情がたくさん伝わってきました。そんな皆さんが運営するからこそ、こんなにも楽しく、幸せなフェスになっているんですね。来年は朝霧JAMを支えるスタッフにも注目して楽しんでみてください。もしかしたらいつもとは違う、新しい発見があるかもしれませんよ。
*詳しい募集要項や、そのほか情報はこちらからご覧ください。
朝霧JAMS’公式ホームページ
http://www.asagirijams.info/
取材・文:長谷川円香
写真:安江正実、Riho Kamimura、アリモトシンヤ