• 全部見せます!アンフェアグランドができるまで。フォトレポート!


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    今年のフジロックで大きく話題となったアンフェアグランド(以下、UFG)。湯沢・苗場開催20回目の記念としてグラストンバリーからやってきた、今年しか体験できないスポットがフジロック3日間のために作られました。その全貌はみなさんが体験した通りだと思いますが、それらはどのように作られていったのでしょうか。開催後にフジロッカーズのみんなに見せてあげなよ、とUFGスタッフに許可を取りました。写真で振り返ってみましょう。

    何もないところから全てがはじまった

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    こちらはまだ何もない旧オレンジ・カフェ、フィールド・オヴ・ヘヴンを抜けて行った先に見えるお馴染みの景色です。

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    そこに白い大きなテントが登場、右側のグラフィティ・アートも少しづつ描かれはじめました。この段階ではまだテント入り口の大きな唇は設置されていません。

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    テント入り口の大きな唇が設置されました。グラフィックもよりカラフルになってきているのが分かると思います。

    グラフィティ・アートは全て現地で描かれていた

    きっとグラフィティ・アート作品はグラストンバリーから持ってきたんだろう、と思った方もいらっしゃるかも知れません。しかし、これらのアート作品は全て現地で描かれていたのです。

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    こちらはUFG唯一の日本人アーティストMasagonさんの作品です。

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    こちらは当日フォトスポットにもなっていたグラフィック作品。少しづつ、丁寧に描かれていきます。

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    インパクト大のレオンの作品。普段はステンシルを使って描くそうですが、今回は手描きで完成させました。すごい!

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    一日で使われるスプレー缶の数は計り知れません。

    え?これも!?UFGとはDIYの塊だ!

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    本物のコンクリートのように見える壁も全て手作り。女性スタッフが一生懸命に塗っていました。

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    トイレ?と思わせて扉を開けるとステンシル作品を観ることができるという仕掛け。ブライアンが案内してくれました。

    そしてテント入り口の大きな唇の設営もスタート

    UFGを作っているチームの朝はとても早いです。大体朝の6時半には会場の設営に向かっていました。なぜなら日中はとても暑いから。そしてお昼の3時頃には仕事をやめてティー・タイムという名のパーティーをしていたようです。

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    フジロックUFGチームのボス、サム。いつも僕に優しくしてくれました。

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    入り口はバラバラになっていて、それを組み立てたものをユニックで釣って設営を行っていました。すごい迫力です。

    まだまだ見せます、製作途中のUFG!

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    最後に

    いかがでしたか?今年限り、夢の3日間に現れた不公平な空間UFG。不公平とはいうもののスタッフたちはみんな公平に、楽しみながら仕事を続けていました。こちらの記事にその詳細を書きましたが、存在しない「U」の立て看板を7月24日、彼らに預けました。「UFGの頭文字だよ、好きなように絵を書いてほしい」と伝えて。その後、7月31日に引き取ってきたボードが下の写真です。

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    サムから「君にプレゼントするよ」と言われましたが、これは僕だけのものにしておくには勿体ないと思います。苗場観光協会に預けることにしましたので、苗場に行くという方はぜひ立ち寄ってみて下さいね。

    フジロック・エキスプレスでのUFG記事はこちらから御覧ください。

    取材・写真・文:アリモトシンヤ

    *ヘルメット着用のもと、安全第一で取材を行いました。

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