いよいよ7月!お待ちかねのタイムテーブルと最終ラインナップ発表!
- 2016/07/01 ● from fujirockers.org
さあ、7月に入りました。そろそろ「タイムテーブルを発表しろよ」という声も聞こえてきます。というか、これを書いている自分が知りたくて仕方ありません。というわけで発表です。ご覧ください。そして、スケジュール作りに役立ててください。悩んでください。
http://www.fujirockfestival.com/artist/
そして、最終ラインナップが発表されています。まず、今回一番のサプライズは─某新聞がすでに発表してしまいましたが─2日目グリーンステージ、ヘッドライナーであるベックのあと、21時50分からFRF 20th Special G&G Miller Orchestraがこの日のステージを締めくくります。演奏するのはグレン・ミラーの曲の数々。グレン・ミラー?という人もいるかもしれません。グレン・ミラーはスウィング・ジャズを代表し、ビッグ・バンドを率いて名曲を送り込んだジャズ界の巨人のひとりです。まずは、これらの曲を聴いてみてください。
In the Mood(イン・ザ・ムード)
Moonlight Serenade(ムーンライト・セレナーデ)
Somewhere Over The Rainbow(サムホェア・オーヴァー・ザ・レインボー)
どれもどこかで必ず耳にしたことある曲ばかり。この曲もあの曲もグレン・ミラーだったんだと思うんじゃないでしょうか。今回は、JUMP WITH JOEY を中心に、国内屈指のジャズミュージシャン、三木俊雄率いるFRONTPAGE ORCHESTRA からホーンセクションが加わり結成された総勢18名のスペシャルジャズオーケストラが演奏します。そしてゲストシンガーに加藤登紀子、曽我部恵一、中納良恵を迎えるということに。
そして、ピラミッド・ガーデンの出演者も決定、朝から昼までと、暗くなってからの2部構成ですね。他のステージからかなり離れたところにあるステージですが、発表された出演者をみると、思わぬビッグなネームもみつかります。濡れたまんまでイッちゃってください。
さらに、ピラミッド・ガーデンの正反対にある奥地カフェ・ド・パリでは、2日目19時30分から「カフェドパリ・アナログ・アワー?「KING OF TUBES」ティム・デ・パラヴィッチー二の軌跡?」と題した催し物? がおこなわれます。タイトルだけだとさっぱりわからないので、検索をかけてみると、ティム・デ・パラヴィッチー二というエンジニアが設計した真空管アンプは、オーディオマニアから称賛されているようです。おそらく今回は、彼の真空管アンプでアナログレコードを聴いてみましょうということではないかと思います。中古でも数十万円する真空管アンプを体験できる貴重な機会かもしれません。
ROOKIE A GO-GOの出演者も決定
メインが終わったあとのお楽しみ。過去、サンボマスター、アジアン・カンフー・ジェネレーション、THE BAWDIES、ceroなど活躍バンドを多数輩出しているルーキー・ア・ゴーゴーの出演者も決まりました。それぞれの曜日の出演者は以下の通りです。
7/22(金):踊る!ディスコ室町 / LOVE SPREAD / The Taupe / Nao Kawamura / yahyel
7/23(土):50/50‘s / Gi Gi Giraffe / Wanna-Gonna / polloca / Gateballers
7/24(日):HERO COMPLEX / SIX LOUNGE / 羊文学 / South Penguin / MONO NO AWARE
このなかから将来メインのステージを張れる人はでてくるのでしょうか? フジロック公式サイトでは音源のチェックもできます。
http://www.fujirockfestival.com/news/pickup02.html
ということで、開催まであと3週間。体力を蓄え、体調を整えてフジロックを迎えましょう!
Photo by Masami Munekawa
Text by イケダノブユキ