Spirit of Festival
ボードウォークを車椅子で走ってみました。
長岡造形大学では3年前から車椅子デザインの研究を重ねています。車椅子スポーツの新たな展開から、地域のノーマライゼーション達成を目指して活動中です。
スポーツタイプの軽量車椅子4台(日本製、米国製、デンマーク製)を外へ持ち出し、長岡の街の中では公園等含めていろいろ試走はしていたのですが、今回苗場のボードウォークを体験してまず気持ちのよさに驚きました。
行く前の予想では、山道は坂がきつ過ぎて登りに苦労するだろうと想像していました。私たちは車椅子ビギナーで、体格に合わせてセッティングしていないにもかかわらず、坂で特にこぎ疲れると感じるところはありませんでした。(高齢者では押してあげるサポートが必要かもしれません。)逆に下りの方が勝手に動く分、左右のかじ取りとスピード調節に気を使いました。これも慣れてくるとコントロールを楽しむことができます。
そして木の板のやわらかい感触と木立の間を渡り歩く空気感は、時間を忘れて先へ先へと導かれる感動があり、ゆっくりと全ルートを往復することが出来ました。
もし車椅子をお持ちで、まだボードウォーク歩行を未体験でしたら、健常者や障害者のちがい無くみんないっしょに楽しみましょう。
来年こそはぜひ私たちのデザインした車椅子を持参し、またボードウォークを「作って」「歩く」体験します。
協力(本文&写真):長岡造形大学車椅子プロジェクトの方々。
reported by Org-nob
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