UK新人特集

今年も恒例!? UK新人バンドをチェックしてみました!!

Q's.jpg【7月29日(土)】

●FIELDS(RED)

 マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの陰鬱なギター、ステレオラブの無表情さの裏に隠れたダイナミズム、モグワイの天上から舞い降りる至高メロディのすべてを併せ持った、21世紀のシューゲイザーの奇跡とはThe Fieldのこと。天与の賜物とでもいうべき男女の美しいツインボーカル、快楽のノイズ、これ、ライブで見たらとんでもないことになりそうな予感!

Q:メンバーの中でキーボードの女性はJunior Seniorのバックボーカルとして来日していたという、ちょっと不思議なつながりがあります。マイブラ風な感じ。

THE RIFLES●THE RIFLES(RED)

  "LOCAL BOY"はまんまTHE JAM! そして"Repeated Offender"はThe Smithsの匂いがぷんぷん! まさに私達が夢中だったバンド達の良いとこ取りなヨーク出身の4人組。「ライフルズ」なんて直球なバンド名、覚えるのに一苦労な長ったらしい名前のバンドが犇めいている今の音楽シーンの中では逆に新鮮に聞こえますね。胸を撃ちぬかれるようなメロディーとギターのリフは当にライフル級の破壊力です。

ちゃ:これ知ってる人いるかなぁ? 今ひとつの知名度なんですよね。個人的な印象で言うと、ポール・ウェラーのいたJAMに近いような感じもありつつ、1stシングルはThe Smithsっぽい。最初はレーベルがblow upというところから出ていて、紆余曲折あってメジャーに拾い上げられてアルバムもこの夏にリリース予定。ビデオではかっこつけてるけど、格好とかバラバラ。ダメなアメリカ人みたいな格好。メロコア系みたいな。
Q:モッズプラススミスという、まさに最近のイギリスの流行り、みたいな。熱いメロディーとキャッチーなメロディー……まあ、そんな感じの。ライブはどんな感じが分からないけど!
org-sumire:ヴォーカルの歌い方がまんまモリッシー。あのおっさん臭い声も、聴いてるうちに癖になってくるよね〜。
Q:フジでモリッシーを見れなかった人は、THE RIFLESに追い求めるとか、そういう楽しみ方もあるかも。アルバムが7月に出ます、Ian Broudieプロデュースで。
ここで、カメラマンのorg-izumikumaも乱入! 「ああ〜、オーバープロデュースっていう話もありますが(笑)」
Q:そうなんだ(笑)。でも3日目のThe AutomaticもIan Broudieプロデュースらしいね。デルタソニック御用達の敏腕プロデューサーになりつつあるね〜。

Mystery Jets●MYSTERY JETS(RED)

 イギリスはテムズ川の中洲にあるイール・パイ・アイランド出身というだけで、奇天烈な匂いがぷんぷんしますが、更に特筆すべきは二十歳そこそこのメンバーの中にちゃっかりお父さんが在籍するという前代未聞のバンド構成。ぐるぐる頭を駆け巡るぶっといメロディーラインとヘンテコなお手製楽器から紡ぎ出される哀愁ロック。ホイレイク出身のTHE CORALなんかとも共通するなサイケ&ジプシーサウンドは要注目です。

org-sumire:今年絶対の一押し!! とにかくライブがやばい。メンバーにお父さんがいるとこも必見!
ちゃ:個人的に注目のバンド。お父さんと息子とthe otherで5人。今っぽい流れもありつつ、古くさいことをやっている。聞く人によって解釈が違ってくる。アルバムの印象としては玉虫色なバンド。どのシングルも凄く良い。
Q:ドラムの人がブレイクダンスのチャンピオンだったらしいよ! ライブでもぜひ披露して欲しいね。

●THE LIKE(RED)

 女の子版The Strokes? それともバンド版ヴァージン・スーサイズ? その出自やルックスだけでもとかく注目の的になりがちなThe Likeだけど、音楽を聴けば彼女達が単なるお人形ではないことが分かるだろう。80年代後期のUSポップス、オルタナ、ポストパンクが融合したサウンドに、プリテンダーズやブロンディー、ビョークを彷彿とさせるボーカルは、まさに2006年の「今」だからこそ出せる音。LAから飛び出した”ガールズ・セレブ・トリオ”The Like。

ちゃ:セレブな、こじゃれた高校生。お父さんがプロデューサーとかミュージシャンでセレブなんだよね。LAっぽい。太もも全開で、アバズレ感全開のライブが予想できるな。
org-sumire:溺愛です。ファッションも音も含めて可愛過ぎます。雑誌NYLONとか読んでる子にぜひ聴いてもらいたい!
Q:まさにお前の世代のバンドだな。

●WOLFMOTHER(GREEN)

 2003年、オーストラリアのシドニーで結成されたトリオ・バンド。2005年、1stフル・アルバム『Wolfmother』を発表。レッド・ツェッペリンやブラック・サバスのような70年代ハード・ロックと、ガレージ特有のグルーヴ感を湛えたシンプルながらもクールなサウンドが魅力。

Q:オーストラリア出身で、オーストラリアっていうと意外に王道で、古くさくて骨太なロックンロールバンドが非常に多い。これもそんな感じ。3人編成なんだけど、Led Zeppelin、ブラックサバスといって分かる人は分かるんだけど、これが70年代、ヘビーロック、ハードロックという要素を持っていて、重厚なリズム、ヘビーなギターリフ、サイケデリック&スペイシーなアレンジ。そんなバンドです。何気に来日2回目なんですよね。
ちゃ:完璧にプログレです。エマーソンとか直結で。

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