ボードウォーク/ヴォランティアキャンプ本格始動!!
グリーンに行きたいか! ボードウォーク・キャンプ初挑戦のススメ

1日の作業を終えて近隣の温泉で疲れを癒した後は、みなさんが持ち寄ってきた食べ物や飲み物を囲んでの「夜の宴」のはじまりはじまり。SMASH軍団や常連さんは手馴れた感じでトラックや車で運んできたタープ、バーベキューセット、ランタンなどをセットし、それはもう賑やかな時間が明け方まで続きます。ビールサーバーならぬ焼酎サーバーを持ってくるツワモノも!
たとえ土砂降りの雨の中でもそんなのお構いなし。“テントダウン”(※「朝起きてみたら、テントダウンしてることあるよね。」by日高大将)しても問題なし。ボードウォークの工事よりもこっちをメインに来ている参加者も多いんです(笑)。焚き木を囲みながらいくつかの輪ができて(もちろん日高大将も顕在!)、それはもうフジロックやボードウォークにかける熱い話なり、与太話なりが延々と繰り広げられます。
初参加の方はなかなか話の中に入りづらいと思うかもしれませんが、周りの人たちの話を聞いているだけでもとても楽しいですよ。みんな仲間なんです。ボードウォーカーという名の仲間なんです。そのうち知らず知らずのうちに、自分の言葉がその場を回していることうけあいです(笑)。もちろん疲れたら遠慮せず先にテントや体育館に戻って翌日の作業のために英気を養うべし。この日は結局午前3時まで焚き木の火は消えることはありませんでした。
テントやキャンプ道具を持っていないからという理由で参加を躊躇されている方もいると思います。でも、その参加の意気込みとパッションさえあれば問題なし! テントを持っていない人でも大丈夫。近くの体育館で「快適に」(←参加者談)夜を越すことができます。寝袋でもいいですし(その時はキャンプシートのような柔らかいものを下に敷くといいです)、家からふとんを持ってきて敷いて寝るっていうのもありですよ。
vol.14となった今回のボードウォーク・キャンプですが、1日目は晴れ。2日目は1日目の夜から降り続いていた大雨の余韻で弱い雨が早い時間帯は降っていましたが、午後は日が差した中での作業でした。雨が降っていてもマイナスイオンを感じながらできるし、燦々と太陽が照りつけていても森林の中での作業が多いので、木陰のあの気持ちよさを感じながらできました。
それとですね、とにかく空気がおいしすぎます。やばいです。都会から来る人だったら違いにびっくりすると思います、まじで。それを感じるだけでもじゅうぶん来た価値はあると自分は思いましたよ。ましてや、大自然の中でいただくおいしいお弁当やお茶といったらもう……筆舌に尽くしがたいですな。
あと、今年フジロックに参加予定の方は、ステージも何もない会場を一度見てみるのもいいと思います。どんなものが見えるのか。それを見ることができるのはボードウォーク・キャンプ参加者の特権です。だからここには書かないことにしておきますね。日帰りで参加される方も結構いました。ぜひピクニック感覚でいらしてください。
詳しい参加要領はボードウォーク・キャンプ隊長のcamelさんが書いてくれたので緑舞台までいよいよクライマックス!! "Boardwalk Don't Run Vol.16" 〜『近すぎた橋』バーベウォーQ 〜の巻を必ずcheckしてください。
最後に付け加えておきますが、帰った後の筋肉痛は覚悟しておいてくださいね。でも、それはあなたがこの道を、自分のために、フジロッカーのために、そして何よりもボードウォークに関わる全ての人たちのために作ったという勲章でもあるわけです。自分もなんとも心地のいい痛さが全身をほとばしっておりますよ。
text by ORG-komo , photos by ORG-saya38
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