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ザ・ルースターズ特集:伝説を崩してええんやね
さてさて、もう一つルースターズに関してのイベントがあったんですよ。6/27に行なわれたルースターズの地元・福岡のイベント『ルースターズを見にFUJI ROCKへ行こう!』@ZEPP FUKUOKAのレポートはORG-wacchyが書いてくれています。
FUJI ROCKまであと1カ月+3日とせまった6月27日。"ルースターズを見にFUJI ROCKへ行こう!"というイベントがzepp FUKUOKAにて開催された。そう、ルースターズといえば、言わずと知れた九州が生んだ伝説のロックバンド。それが1日だけの復活を果たすとあれば、九州fujirockersなら是が非でも見に行きたい!と思うところ。でも実際は、行きたいけど…、苗場は遠いし…、と心揺れている人が多いらしい。これは、そんな迷い人達の背中をドーン!と押してくれたイベントとなった。
会場に入ると過去のツアーパンフやレコードジャケット、ギターなどマニアにはたまらない逸品が展示されているのが目に入る。写真を見ながら「大江さんの若いころって、かわいいっ!」などと失礼なことを思いつつライヴスペースへ。FRF '03のドキュメント映像が流れている。この雰囲気の中で、この空の下で、このグリーンステージでルースターズ…。想像しただけで昇天しそうだ。
開演時間ぴったりにスマイリー原島さんがステージに現れ、イベント本編がスタート。まずは過去のルースターズライヴ映像から。ちょうど23年前の同じ日だったという、久保講堂での映像だ。ありふれた言い方だけど、とても20年以上前の音楽とは思えない。本気でかっこいい。映像なのに実際ライヴハウスにいるような気になって、危うく立ち上がって踊りだすところだった。時代と世代を越える音楽ってまさにこれなんだろうなぁ、と実感。
続いては、ルースターズをリスペクトしてやまないアーティスト達によるトリビュートライヴ。まずは、ロレッタセコハンの豊島義之さんのドラム叩き語りだ。ドラムだけで表現されるルースターズなんて、そうそう聴けるもんじゃない。こんな"テキーラ"、こんな"GET EVERYTHING"あり!?(ありなんです、これが)って感じで、すごいレアなものを目撃した気がした。2番手のFOR THE MGは正当派バンドスタイルで直球勝負。ラストはPEALOUTから近藤智洋さんが弾き語りで登場。"SHE MADE ME CRY"、"CASE OF INSANITY"などグッとくる選曲で観客を釘づけにする。たったひとりでステージに立ち、ギター一本で作られていく透明な世界でzeppの広いスペースがいっぱいになっていくのが、なんとも心地よかった。
素敵なライヴ3連発の後は、本日のメインイベントともいえるFUJI ROCK観戦パックツアーが当る抽選会! 見事栄えある賞品をゲットした幸せ者は29歳と18歳の男性ふたり。18歳なんて、ルースターズが結成された時は、お腹の中にすらいなかった人類じゃないか! こんなに若い人達にも支持され続けているとは…。まさに伝説としかいいようがない。29歳の方はルースターズが出演する7月30日が誕生日だそうだ。最高のプレゼントをもらって、一生忘れられない誕生日になるんだろうなぁ、きっと。最後にはプレゼンターとしてサプライズゲスト、大江慎也さんが登場! 当然、場内はこの日一番の拍手と歓声につつまれた。出てきただけで空気が一変するこの存在感。この人がFUJIでは歌うんだぜ! もう、行くしかないでしょ! ツアーが当った人も当らなかった人も、この日zepp にいた人もいなかった人も、7月30日、苗場グリーンステージで会おう!
(by ORG-wacchy)
その通り! 苗場に行かなきゃ、見れない。泣いても笑っても一回限りなんだよ。オリジナルメンバーそれぞれがやりたいことを見つけ出して活動している今において、このライブはルースターズのけじめであり、過去との決別だ。どこかでやるだろう、と期待してはいけない。UNやジプシーズに雄鶏の幻影を見るのはオーディエンスとして自然なことなんだろうけど、雄鶏として猛り狂うのは7/30の苗場だけ。空に向かって羽ばたいてゆく彼らをみんなで聴こうやないの!
reported by ORG-taiki and ORG-wacchy.
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