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ザ・ルースターズ特集:伝説を崩してええんやね
6/21に行われたルースターズトークイベント@ロフトプラスワン。台風接近の最中に、かなりの人が雄鶏の話を聞きに足を運んでいました。濃ゆーい話やプライベート・フォト等が次から次へと飛び出し、驚きと笑いが絶えませんでした。終了したのは終電時間、以降は始発を通り越してお客さん達と語り合いました。
司会:シンスケ横山
参加者:
スマイリー原島(元アクシデンツ、現スマイリーズ代表)
石飛智紹
安藤広一(元ルースターズ、現スピードスター代表、
仲野茂(アナーキー)
増子直純(怒髪天)
本間孝男(コロムビア・ミュージック・エンターテイメント)
原島「慎ちゃん(大江)にはジプシーズの1stに作詞の形で参加してもらった。そしたら超人的な回復力をみせて、我々の手には負えないぐらい元気になっていって。想像力という意味でも、ブランクで弱くなった部分を取り戻そうとしているのか、逆に自分の中でリセットされたのか、と感じるくらいに元気になってきてね。ジプシーズとは距離を置きつつ、でも気持ちの中で思いはありつつ…。今では自分のやりたい事が生まれて、彼はUNというバンドでやっているんですけど」
石飛「今回のラストライブは、メンバーそれぞれが違う思いを抱いて『やろうか』となったわけだけど、共通しているのは『そんじゃあ、決着つけようか』という部分なんだろうと思う」
原島「いみじくも今年が結成25周年で、日本の音楽の中ではマイノリティなのかも知れないけれど、ある意味スタンダードだったんだな、といろんな作業をしつつ感じたりもします。ラストライブに関しては様々な意見があると思います。もちろんFRFに対しても。これは私見ですが、公平にするということはどこかで不公平を生むことになる。ただ、できる限りの事はやりたいな、とは思っていますので」
原島氏の発言「いろんな作業」の中には、この日のトークイベントの企画はもちろん、過去に発表したトリビュート・アルバム『RESPECTABLE ROOSTERS』制作、ジプシーズのライブの主催などに加え、ルースターズオフィシャルサイトにて「現在も音源、映像発掘作業を続けており、従って今後も楽曲が追加されていく可能性がございます」の言葉通りの、想像するだけでも気の遠くなるサルベージ作業が含まれている。
これはコロムビアが有する膨大な数の音源の中から、ルースターズの音源や映像を探し出し、リマスターし直して、9/29に発売されるCD27枚、DVD5枚、計32枚組に及ぶBOXセット『VIRUS SECURITY』(税込¥49,800)に入れてしまおうということです。えらいこっちゃ。第一にバンドの事が好きじゃないと、とてもじゃないが出来ない事だ。すでに予約を受け付けているから、価格は据え置き。高いか安いかは個人で判断しましょう。
また、原島氏は『RESPECTABLE ROOSTERS』制作秘話にも触れており、自身が企画したトリビュート・アルバム『RESPECTABLE〜』で、TMGEが"DO THE BOGGIE"をやりたいと言って「それって、柴山(俊之)さんと鮎川(誠)さんの曲じゃねぇか!」とひとしきり悩み(CDには入っています)、また、元ピチカート・ファイブの小西康陽氏は「"テキーラ"をやらせて下さい」とおっしゃったらしく「だから、人の曲だっつってんだろが!」と思ったそうです。裏を返せば、オリジナルを喰う存在感が雄鶏にはあった、ということなんでしょう。
reported by ORG-taiki and photos by ORG-izumikuma.
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