もう発表!?らしさ全開・ドンピシャ感満載の第一弾アーティスト!
- 2015/01/30 ● from fujirockers.org
昨年のフジロック終了時のゲートにて、早くも今年の開催日程が提示してあるのを見た方たくさんいらっしゃいますよね?そして二日前には公式サイトにて「第一弾ラインナップ発表まであと48時間!!」というアナウンスもありました。なんだか煽り方が今までと違う今年のフジロック。なんせ去年の第一弾発表より約一カ月も早いのです。素直に煽られてすでにソワソワが止まらなかった皆様、ついに発表です!
FOO FIGHTERS
MUSE
THE BOHICAS
cero
FKA twigs
HAPPY MONDAYS
OF MONSTERS AND MEN
椎名林檎
TODD RUNDGREN
かゆい所に手が届くような、フジロックらしいヘッドライナー2組
Photo By Keiko Hirakawa
昨年の第一弾発表と言えば、ヘッドライナーには意表を突かれた感のあったカニエ・ウエストと、彼とは両極端なイメージのジャック・ジョンソンというインパクトのある2組にざわついたものですが(そしてカニエさんは来なかったわけですが…)、今年はド直球。英米を代表するモンスターロックバンドが名を連ねています。
まずはお待ちかねのフー・ファイターズ!
フジロックは10年ぶり、2012年のジャパンツアーがキャンセルになってしまった経緯もあり、6年ぶりの来日となります。ネット上の予想や、友人間の会話でも頻繁に名が挙がっていた彼ら。
みなさんご名答!執念の祈り勝ちと思いたくなる程に、本当に待ちわびていた方が多いと思います。2014年末に新譜を発表したばかりでもあり、舞台は整いきった今、留まるところを知らないその勢いを体感しましょう。
Photo By Yoshitaka Kogawa
そしてもう一方はミューズです!
フー・ファイターズとは違ってわりと頻繁に来日してくれている印象のある彼ら。フジロックは2010年以来2013年にはサマーソニックでヘッドライナーを務めていたのも記憶に新しいですね。そんなこともありレア感こそ薄く、中には「またミューズ…?」なんて思う方もいるかもしれません。でも、でもでも思い浮かべてみてください。ギラギラのセットでどんな演出が行われるのか。フロントマンのマシュー・ベラミーがどんな出で立ちで登場するのか。それを想像するだけでもウズウズしてしまうし、その光景が目の前に現れれば、どうしたって目を輝かせ、手を振り上げて、腹の底から声を出して大合唱してしまうと思うのです。世界屈指のライブバンドと言われる彼らのステージは、やっぱり何度だって見たいし、見ないと損ではないでしょうか!
個性の光る洋邦の妖艶歌姫の世界におぼれたい
昨年も女性アーティストの活躍は目覚ましかったのですが、今年もまた話題沸騰間違いなしの二人の女性アーティストが決定しています。
まずはFKA・ツイッグス。先日行われたばかりの初の来日公演は即日完売。超大型個性派新人として世界中のメディアから賞賛されている彼女が登場します。大きな瞳とセクシーな唇、体中からアートが溢れだす様なそのパフォーマンス。新世代のオルタナティヴプリンセスが、どのステージで、どんなライブを見せてくれるのか。もしレッドマーキーだったら、入場規制かもなぁ…と今から心配しまいます。
そしてついに椎名林檎嬢が登場です!
2004年に東京事変で出演したものの、ソロとしてはやっとの初出演となります。彼女に恋焦がれて育ったようなアラサー世代のフジロッカーは、首を長くしてこの時を待ちわびていたことでしょう。もはや誰にもその座を奪えない、日本のロッククイーンとしてのポジションを確固たるものにした彼女。「フジロックに、椎名林檎。」改めてこの一文を見るだけで、ドキドキしてしまいませんか。
UKより、愛すべきクセモノバンドと注目の新人バンド
マッドチェスターの雄、ハッピー・マンデーズが2007年以来の登場です。久しぶりに見るその姿がもっとおじさんになっていても、飲み過ぎでステージ上でヘロヘロでも、新曲なんかなくても全く構わないので、時代が流れても色褪せない、その個性的なグルーブに浸りたいのです。
ただただヘラヘラフラフラとステージ上を動き回ることでおなじみのベズを見れば、なんかちっぽけな悩みとかは忘れられるはず。
そして、アークティック・モンキーズ、フランツ・フェルディナンドなどが所属するレーベルから、昨年デビューした注目バンドがザ・ボヒカズ。印象的なギターのリフと、耳に残るメロディがクセになるハマりやすいサウンドです。フジロックならではの、新しいアーティストに出会えるチャンスを存分に楽しみましょう。
至福の時間をくれる、”フェス映え”アーティスト
野外フェスに特に合うアーティストっていますよね。セロもそんな存在で、もはや日本のフェスシーンに欠かせないバンドだと思います。じわじわと、そしてメキメキと確固たる人気を得ている彼らですから、ルーキー・ア・ゴーゴー、フィールド・オブ・ヘブンでの出演に続いて、もはやグリーン・ステージでもいいのでは?とさえ思ったりします。気楽でカラフルなポップ・サウンドを聞きながら、ビール片手にゆらゆら踊る。そのシーンを思い浮かべるだけでニヤニヤしてしまう自分がいます。
オブ・モンスター・アンド・メンは初登場した2013年のステージが強烈でした。これでもかと言う程の土砂降りの中のライブでしたが、途中からもうどれだけ濡れても構わなくなり、レインジャケットの袖口から雨水が浸入してもなお踊り続け、「ヘイ!」を叫んだその時間。陽気で優しく、ハッピーなフォーク・ロックを届けてくれる彼らは、どんなに悪いロケーションの中であろうともそこに至福の時間を作ってくれます。これぞフェス映えバンド。まぁ、今年は青空の下で見たいですよね。
ベテランいぶし銀枠一番手は稀代のメロディメーカー
キャリア48年の大ベテラン、現在66歳のトッド・ラングレン。シンガーソングライターとして、ニューヨーク・ドールズやパティ・スミスなど数え切れない様々なアーティストを手掛けたプロデューサーとして、はたまたリンゴ・スターのバンドのメンバーとしてなど本当に数多くの活躍をし、音楽界に多大な影響与えてきた彼。そんなベテランの発する強くポジティブなエネルギーを、心地良く耳に馴染むその音楽と共に、しっかりと受け取めたいと思います。
アーティスト発表の他にアナウンスされたのがチケット発売日。2/7(土)より一日券やムーンキャラバン・チケットを含む全ての券種が発売になります。日帰りでサクッと行くもよし、ムーンキャラバンで充実のキャンプライフを送るもよし。自分が一番楽しめる、それぞれのフジロックの過ごし方を見つけてくださいね。
また、オフィシャルツアーの抽選受付が2/6(金)から開始になります。フジロックに興味はあるけど、何から始めたらいいかわからないという方はとりあえずオフィシャルツアーをチェックしてみては?ヤングに嬉しいunder22プランや、バスツアー専用キャンプサイト付きプランなど様々なプランがありますよ。これらは3/6(金)からの先着受付となりますのでお間違いなく。
チケット、オフィシャルツアーの詳細はオフィシャルサイトをチェックしてください。
FUJI ROCK FESTIVAL オフィシャルサイト
http://www.fujirockfestival.com
グッズ情報も上がっています。毎年大人気のチャムス製GAN-BAN×フジロックのマルチパスケースにはカモフラ柄が新登場。コレ、本当に便利で使いやすいので熱烈にオススメしたいです。
詳しくはGREENonREDサイトから。
GREENonRED
http://www.greenonred.jp/
そんなフジロックオフィシャルショップであるGAN-BANから、さらに気になる情報が!新たなウェブメディアとして「富士祭電子瓦版」が立ち上げられました。フジロックにまつわるコラム枠には、トップバッターとして石野卓球氏が登場です。これはフジロッカーならチェック必須ですよね。GAN-BAN ならではの心躍る情報を期待しましょう!
富士祭電子瓦版 -Fuji Rock Festival Electric News
www.FRF-EN.jp
以上、情報モリモリです。皆さんのホクホク顏やムムム顏が目に浮かんで、あぁ今年もフジロックが始まるんだなぁと実感します。ところで、気になった方もいらっしゃると思いますが、例年より発表アーティスト数が少ないですよね?例えば昨年の第一弾発表が27組だったので、比べると三分の一です。これもまた一つの新手の煽りなのか…?単なる出し惜しみか?勘ぐってしまうところですが、いつもより発表時期が早くて、三分の一のペースということは…これは小刻みに情報が出るってことなのではないでしょうか?だとしたら楽しみが増えて嬉しいと思ったあなた、立派なフジロック脳ですね。詳細は不明ではありますが、次の情報を心待ちに、寒い冬を乗り切りましょう!