アーケイド・ファイアの出演発表から１週間。なんと出演日別ラインナップと新たに14組が発表に！GWを前に財布のヒモが硬くなっちゃいますね、だって今年のFRFに向けていろいろ新調したいものが具体的になってきたりしませんか？あ、そのリサーチをするのもいいかも。さっそく、新たに発表されたアーティストに注目してみましょう。

7/25 fri
FRANZ FERDINAND/BASEMENT JAXX / THE BERMONDSEY JOYRIDERS / BLACK KAT BOPPERS / BOMBAY BICYCLE CLUB / DACHAMBO / DARKSIDE / FIRST AID KIT / FOSTER THE PEOPLE / GARLAND JEFFREYS/HUNTER HAYES / JACQUES GREENE / JAMES IHA / JUNGLE / MIYAVI / MOE. / 大友良英スペシャルビッグバンド・フェスティバル FUKUSHIMA!オールスターズ大盆踊り大会 /PARQUET COURTS / 佐野元春＆THE HOBO KING BAND / SLOWDIVE / SOOO BAAD REVUE / Steve Nieve – Joe Sumner – Tall Ulysse – TOGETHER / 高橋幸宏 with In Phase［James Iha×高桑圭(Curly Giraffe)×堀江博久×ゴンドウトモヒコ×鈴木俊治］ / TALCO

7/26 sat
ARCADE FIRE /DAMON ALBARN / MANIC STREET PREACHERS / the band apart / BIFFY CLYRO / THE BLOODY BEETROOTS LIVE / CLAUDE VONSTROKE / ザ・クロマニヨンズ / CYRIL HAHN / DUBFIRE / FANFARE CIOCARLIA / Gotch / THE HEAVY
HUUN HUUR TU / THE INSPECTOR CLUZO / JAKE SHIMABUKURO / JONATHAN WILSON / 加藤登紀子 / THE LUMINEERS / MAN WITH A MISSION / NARASIRATO /
PHIL LESH & THE TERRAPIN FAMILY BAND / PRESERVATION HALL JAZZ BAND
THE QEMISTS / SiM / ST.VINCENT / TRAVIS / ウルフルズ / THE WATERBOYS
WHITE LUNG / YOKO ONO PLASTIC ONO BAND

7/27 sun
JACK JOHNSON / THE FLAMING LIPS /OUTKAST / ÁSGEIR / BARBARELLA’S BANG BANG / BEGIN / CHET FAKER / THE HEARTBREAKS / JOHN BUTLER TRIO / JUNGLE BY NIGHT / KELIS / THE King ALL STARS / LONDON GRAMMAR / LORDE / NORMAN WATT-ROY / 溺れたエビの検死報告書（selected by ROOKIE A GO-GO） / OGRE YOU ASSHOLE / オーサカ=モノレール / THE PAINS OF BEING PURE AT HEART / PHONO TONES / →Pia-no-jaC← / ザ・ルースターズ / SBTRKT / THE SKA FLAMES / THE SKATALITES /STRAIGHTENER / THE STRYPES/ SYL JOHNSON, BOBBY RUSH & LAVELLE WHITE SOUL MUSIC LEGENDS / TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA / TRIM（吉田美奈子＆河合代介DUO meets 村上“PONTA”秀一） / 憂歌団　

愛と狂騒のサイケデリア集団、ついに苗場に降臨！　

アーケイド・ファイア同様、毎年、希望ラインナップ上位の定番になっていたザ・フレーミング・リップスがついについに苗場の土を踏みます！去年はアルバム「The TERROR」に伴うワールドツアーの一環で、ミラーボールの山（？）に君臨するウェインというブランニューなステージを見せてくれた彼らですが、フジロックのステージは果たしていかに。いずれにせよ稀代のファンタスティック・サイケデリック・ビザールなあの世界が苗場で展開されると思うと、想像しすぎても足りません。アルバム以降はダークな世界観から、新たなフェイズにシフトしているようなので、セットリストも楽しみなところですね。

史上最大の盆踊りの実現なるか？参加型アクト続々

もはや国内。海外を分けて考えるのも無意味に思える幅と深度を兼ね備えた今年のラインナップ。そんな中でも去年の２大ビッグチューン、覚えてますか？ひとつはダフトパンクの「GET LUCKY」、もうひとつは「あまちゃん」のOPテーマ。今年はその「あまちゃん」の主題歌や劇伴などで一気にお茶の間まで人気が浸透した大友良英が、某インタビューで「盆踊りでフジロックに出たい」という逆オファーをしていたところ、なんと実現。「プロジェクトFUKUSHIMA」ではフジロッカーズ狂喜の歌い手も登場しているだけに、このアクトは今年の目玉になりそうな予感。そして過去最大のサークル（盆踊り）に参加できちゃうかもなんですよ？　たまりませんね。その7/25（金）には、日本が宇宙に誇るサイケデリック・ジャムバンド、もしくは快楽追求集団とも言えるDACHAMBOも出演。参加型アクト続々、です。そして北欧の美人姉妹インディ・フォークデュオ、ファースト・エイド・キットは６月にニューアルバムの予定もあるだけに、期待値も増します。

日本の次世代も伝統音楽も新鮮なラインナップ

7/26（土）の新たなラインナップはなんとも多様。2011年のROOKIE A GO-GOに出演したSiMはレゲエ・パンク・ロックの形容が単なる形容詞じゃない次世代バンド。彼らがキュレーションしたイベントにはNAMBA69もBiSも登場するという、新たなハブになり得る存在感はチェックしておきたいところです。また、近年、おなじみになった加藤登紀子のライヴも未見の人はとにかく一回、見て損はない！とお伝えしておきましょう。加えて、ロシア連邦トゥパ共和国から、伝統的な歌唱法”フーメイ”（ホーミーにも似た唱法です）と民族楽器で異次元に連れて行ってくれるHUUN HUUR TUもレア度高し、です。

若大将、77歳の挑戦、そして今年ゲートをくぐるバンドは彼ら！

7/27（日）も意外性あふれるラインナップ。加山雄三率いるTHE King ALL STARSは”世代もジャンルも超える”なんてキャッチフレーズを軽々と現実のものにしそうな注目のアクト。キヨサクや佐藤タイジはともかく、スチャダラパーの３人が何をやってるのか？　気にならないですか？　そしてファンク、西の大所帯バンドといえばオーサカ＝モノレール、インディR&B好きにもフィットしそうなオーストラリアのチェット・フェーカー（あのジャズ・ミュージシャンの名前をもじってるだけあってアンニュイです）、そして！昨年のROOKIE A GO-GOからゲートをくぐったのは、溺れたエビの検死報告書。ふざけたネーミングとルックスですが、ブラス隊の実力はすっさまじいものがあります。

ベテラン・フジロッカーにとっても未知の領域が広そうな今年のラインナップ。さぁ、お待ちかねと初体験のタイムテーブルやいかに？　

Photo by Miyuki Samata

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