FUJI ROCK FESTIVAL'06 感動記
感動、感想、完走、フジ・ロック'06

DAY 3
いやー失敗した。起きたら11時でした。着いたら2時でした。しかし昨日と違うのは天気! 快晴? でしたね。やっぱ青空の下で飲むアルコールは格別。そして人。あきらかに昨日より少ない。恐るべしレッチリパワー。ぶらっと歩いてるとどこかで聞いた曲が・・・あっi Pod!忘れてた!ライノセラス!ちらっと見ると凄い人。びっくりしたのでボードウォークに非難。聞こえてくる「Fuckin`Fuckin`Music」いう声。そうね、さよなら。またフジ来てね。その時はちゃんと起きます。
で着きましたオレンジコート。ターゲットは小野リサ。始まるまでランチターイム。シシケバブ。ビールとあわせると、さらに倍おいしい。そして太陽が照りつける。最高。小野さん登場。なんかオレンジコートってキャパのわりに音小さくない?あんなものなの?毎年?しかし初めてライブで聞くボサのリズム。気持ちいい。普段こーいうゆったりしたのって聞かないからな・・・ボサのリズム。小野さんの包みこむ歌声。そしてみんなの緩やかな空気。いつまでも流れてほしいこの時間。今度CD買いに行こう。家で聞いたら泣いちゃうかも。思い出して。終了間際には、チャチャチャのリズムも味わえましたよ。ごちそうさま。
そしてだんだん人が移動していく。フィッシュマンズか。そーいえば友達も見に行くと言ってたな。ワッ!なんだこの人だかりは!!!!レッチリより人口密度凄いんじゃない?ヘブン抜けるのに30分かかりました。やっとの思いでグリーン到着。JASON MARZやってます。ユルイね。のんびり座って見ていると意外にこの人、イイ。歌うまっ。MCもおもしろいこと言ってそう。なかなか聞き取れませんでした。アコースティクな曲もあれば、ファンクの曲あり。そしてどの曲にもJASONのうますぎる歌声がマッチしてる。ライブのときにこれだけ歌がうまい人もめずらしいね。←ほかの人に失礼?この人もCD買いに行こう。今日は発見多いな!
で、次。待ってましたラカンターズ。って始まるの遅くないか?出てこないのか?ちゃんと出てきました。渋い!渋すぎる!!ジャック目当てでした。でもラカンターズのアルバムは今年BEST3に入るくらい好きですよ。でもホワイト・ストライプスも見たことないんですもの。見たかったのよジャックが。しかし始まればBASSの人に夢中。すいません名前わかりません。あの人の雰囲気すごい好きになりました。デカ黒ぶちめがね。ロンゲ。あの病弱なお顔。ヒットしました。ライブ中の彼も下がったと思えばコーラスに一歩だけまえに出る。ジャックがどれだけ暴れてもバンドとしての演奏がもっているのは、彼らの支えがしっかりしているからだよなー。と評論家っぽいことを思った。でもこの人たち30分くらいしかやってないんじゃない?もっとやってた?うれしすぎて時間が早くすぎただけ?いつもそんな感じなの?初めてですから。わかりません。でも素晴らしかった。これぞバンドとしてのライブの醍醐味だな、と思いながら。ビール頂きました。

そして実は今年フジに来る決断をさせてくれたのがSTROKES。1stで衝撃を受けて早5年。あなた達が来なければ僕はフジにこなっかたよ。待ちに待ちました。ステージが暗くなる、ライトが光る。逆光が眩しい。登場。まだ目が慣れてないので見にくい。ジュリアン革ジャン?JET以来の突っ込みを入れる。そんな瞬間ドドドドドドドーンとベース音。えっJUICEBOX。いきなりですな。それってNEW ALBUMのシングル曲ですよね!? 1曲目からそんなの出して大丈夫? 大丈夫なんです。その他にもいい曲たくさんありました。テンション上がりすぎて忘れてました。初めて生で聞いて思ったのが、ジュリアンCDのままの声なんですね。←当たり前か。そんなことでさえ鳥肌立ちました。
曲はながれHARD TO EXPLAIN。降りてきましたジュリアン様。モッシュピットの後ろのエリアで見ていた僕は、まっここまで来ないだろうと気を抜いてたら、来ましたよあの人。歌ってるよ。普通に。手を伸ばしても届かない。でもうれしすぎて後ろの誰か知らない女の子に伝える。ごめんね、新手のナンパじゃないよ。後ろの子ちっちゃかったからね。その上僕182cmあるから・・・ごめんね、みにくかったやろーなー。そしてもっとも今年フジロック'06で聞きたっかた曲。そうみんな大好きSOMEDAY。最高でした。あの瞬間死んでも、「我が生涯いっぺんの悔いなし」って拳あげて死ねましたね。しかしSTROKESってそんなに拳あげてみるようなバンドじゃないって思ってましたけど、自然に上がってましたね。拳。ASK ME ANYTHINGの時、その前から?マイク潰れてましたね。その時オルガンの音が気持ちよくて上を見上げると星が出ていた。最後の最後に自然からでっかいプレゼントを、もらった気がした。そしてGood Nightという言葉とともにTAKE IT OR LEAVE ITが始まる。も~最高。イヤイヤ、まだGood Nightちゃうよ。まだMOGWAI見るかHAPPY MONDAYS見るか決めてもないよ。でもホンマいい夢見させて頂きました。Good Night、STROKES。
最後になりました。せっかく初フジなのでここはメインステージでもある、グリーンで締めようと。HAPPYにMONDAYを迎えようと・・・このとき初めてモッシュピットに足を踏み入れる。感動。とりあえず記念撮影しました。浮かれてすいません。ここで色々な伝説が生まれてきたのかー。そんな聖地にこんばんわ。そしてショーン・ライダー。BEZ。こんばんわ。もうその時のことは踊りすぎて覚えてません。確かブラック・グレープの曲やってたなー。最後なので肉離れしもいいよと思うくらい飛び跳ねました。結果、残念。肉離れしませんでした。あ~、よっかた。でももうちょっと躍らせて欲しかったな。まっ、酔ってたら仕方ないよね。

最後スピーチのあとかかったPower To The Pepole.みんなで大合唱。くるくる回る。誰だ。横のお前。歌って回りすぎて酸欠状態。とりあえず輪の中から抜ける。みんな元気だし、バカだなー。と、ちょっと離れて見てたら笑顔になりましたよ。あそこで回ってた人たちホントにLOVEですよ。そして忘れていけないのはゴミ掃除。最後に入り口で頂いた袋で目についたゴミを拾いながら出口に向かう。これが3日間お世話になった苗場の山たちに対するせめてものお礼。誰もゴミ捨てなかったら、こんなことしなくてもいいんだけどね・・・
出口で上を見るとSEE YOU NEXT YEAR。おしっ!!と思い、ゲートを出る。また7時間かけて帰らないと・・・
感動を与えてくれた多くのMUSICIANの皆様
企画運営にかかわった人たち
踊るボランティアのA SEED JAPANの皆様
おいしいをありがと、ご飯屋さん
みんながいなけりゃ楽しくない12万人の人たち
これかももよろしく新潟の皆様
いろんな人たち、そして苗場に感謝、感謝。
多くの人たちに触れあい、みんなのパワーを感じた3日間。来年が待ちどうしい。'07も今年以上のFESになりますよーに
LOVE&PEACE、そしてSMILE FUJI ROCK'06
photo by ORG-saya38, ORG-maki, ORG-naoaki, ORG-tommy, ORG-maikokko, ORG-maki, ORG-hanasan
text by 西村
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