Street Bikers 編集部インタビュー
フジロックバイカー必見! Street Bikers 編集部インタビュー

ゲート前にあるバイクの駐輪場。その近くにある、ちょっと和風なブースをご存じですか? それこそが、バイクで来るお客さんのためにStreet Bikers 編集部が出しているブースなんです。
ここは、長旅を終えたバイカーの癒しのスポットであり、バイカー同士の交流の場でもあり、また、ちょっとしたバイクトラブルなら元整備士の編集長が解決してくれるプチ整備工場でもあります。
バイクで行くこともフジロックの楽しみ方のひとつ。そんな楽しさを盛り上げるStreet Bikers 編集部のインタビューをお届けします。Street Bikers 編集長の人柄が感じられるひとつひとつの言葉にも注目です!
——Street Bikers (以下ストバイ)でブースを出すようになったのは、どういう経緯だったんですか?
Street Bikers (以下SB):ことの起こりは、音楽好きのスタッフがフジロックに行きたいって言いだしたことかな。そのうち、せっかく行くなら取材をしたいってことになったんだよね。とはいえ、僕らは音楽専門誌じゃないからアーティスト取材をできるわけじゃないし。何ができるんだろうって。
ブースを出したのは4 年位前なんだけど、当時でもバイクで来る人が300 人位はいたのね。その中には、ストバイの音楽ページを読んでくれている人も多かった。スタッフと話してて、「これは年々絶対(バイクで来るお客さんは)増えるよ」って話になったんだ。だったらそういう人たちに感謝っていうか、読者へのメリット還元じゃないけど、休憩所や案内所、バイクが壊れた人のための修理を兼ねたブースを設けた方がいいんじゃないかって。
だけど、通常のブースだとブース代がかかっちゃうんだよね。僕らは非営利でバイカーの行き帰りを含めたサポートをしたかったから、「通常のブースでもスポンサーのような形でもない、新しいモノとして認められませんか?」って日高さんに聞いたんだ。そしたら、日高さんもバイク乗りってこともあってか、「それいいねぇ。面白いねぇ。じゃあ駐輪場の管理なんかも含めてやってみよ」っていう話になったの。それが始まりだね。
——修理作業なども全て無料でやっているんですか?
SB:そう、全部無料。通常パンク修理って5 千円くらいかかるんだけど、その工賃も無料だし、材料代もいいよって。ボルトやネジが無くなったっていうお客さんもいるけど、くずネジなんかはたくさん用意して持ってきてるからタダであげちゃう。僕らはあくまで応急処置だから、原因を追及して直せるとこまで直したら、あとは街のバイク屋で見てもらうように言ってるよ。(フジロック会場の)近隣のバイク屋さんには事前にあいさつしてあって、理解してもらってる。
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