PURPLE HAZE
昼か夜か? 内か外か? パープルヘイズへいらっしゃい!

いえいえ、悩むことは無いのです。だって昼も夜も! 内も外もなんですから。
みなさん、パープルへイズご存知ですか?オアシスで東西のクラブ出店が集まるクラブエリアがありますよね?そこに昨年からつけられた名前がパープルへイズです。
アーティストのサイン会や飛び入りDJタイムなど、毎年話題騒然(?) ですが、どうやら今年もなんかあるらしいよ…という噂を聞きつけ、その真相を探るべくパープルヘイズの運営元のひとつであるGANBANオフィスに行ってまいりました。お話しを伺ったのはGANBANの豊間根氏。そもそもパープルへイズとは何ぞや? からはじまり、どこよりも早い今年のサイン会情報+αを仕入れてきましたよ!
【パープルヘイズってどんなとこ?】
--はじめにパープルヘイズとはどんなものか教えてください。
豊間根:基本的にはクラブエリアの総称です。クラブエリアの歴史は実は古くて97年から始まっています。ワールドレストランと同じ歴史を持っているエリアです。最初は日高さんが声をかけて…って感じですね。『山の中に都会のクラブの雰囲気を持っていく』っていうイメージで東西のクラブが参加するようになって。で、それが集まってひとつのエリアになったと。
パープルへイズの名前がついたのは去年からなので、まだあんまり浸透してないかもしれませんね。ちなみに名付け親は日高さんですが、名前の由来については…僕は知らないので日高さんに聞いてください(笑)。そのまんまかも…。
--各クラブテントがひとつのDJブースを共有するようになったのはいつごろからですか?
2002年ですね。それまでは各クラブがサウンドシステムを持っていたんですが、いつの頃からかそれぞれが音の出し合いみたいになっちゃって…結果は※過去の.orgインタビュー参照のようなことに(涙)。
で、その後、オアシスでサウンドシステムを持って音を出してよいところは1箇所、しかも岩盤ブースごと責任を取って窪地に島流し!ということになってしまったんですよ。さあ、どうしたもんか? となったんですが、だったらちゃんとDJブースを作ろうと。それも各クラブからそれぞれ参加出来るようにしようと思ったんです。結果、会場でいきなり(笑)いろんなアーティストがDJやりたい! っていうんで、ヨーロッパのFESにあるハプニングステージみたいなものになったと。
実際アーティストのその場のノリとか、そういう気持ちにこたえられる場所を作りたかったというのもありますね。
--なるほど、そんな経緯があったんですね。ハプニングステージというコンセプトは今も健在?
もちろんです。DJも事前には発表しません。でも、当日には明かしますけどね。過去にはレッドの終演後に脇からでてくると目の前の電光掲示板で発表とか。アーティストのステージが終わってから発表というのが多いかな。
--何時頃から始まるのですか?
23:00から各クラブDJからスタートして深夜の25:00くらいからアーティストの飛び入りが入ってくる感じです。飛び入りが基本ですのでジャンルも様々です。
とにかく今年の飛び入りはすごそーですよ!今、僕の耳に入っ来ているだけでも、とてもじゃないけど発表出来ない!(笑)
ただあの場所の最大の魅力は、やっぱりクラブエリアということで、お酒の種類も多くてカクテル類も楽しめますので、東京や大阪のクラブで飲むのと同じように飲みながら楽しんでもらいたいです。朝5時までやっていますしね。
--今年から新しいお店が入るということですが。
レッドシューズが初参戦です。それとおなじみのMILKとKAMAの3店舗になります。初参戦のレッドシューズが何をやってくれるのが楽しみですよね。……と、ここまでがパープルへイズの夜の顔です。
【アーティストを身近に感じられる場所に】
--夜の顔ですか(笑)。では昼の顔はどのような?
現在、クラブエリア・パープルヘイズはGANBANとMTVが共同で運営していて、昼間は主にMTVの公開収録やアーティストのサイン会などを行っています。…とはいっても運営側としては実は結構大変なんですけどねぇ(笑)。アーティスト導線も確保しにくい場所だったりするので実際、混乱しちゃったこともありますし。
僕も最初、MTVと岩盤が組んで、公開収録とサイン会をやろうということになったとき、フジになじむのかちょっと心配だったんですよ。しかも、昼間で各ステージでライブ真っ最中なのに人なんか集まるのかな? って。でも実際やってみたらこれがすごく好評で、去年くらいからほんとにすごくて。サイン会の参加券を配るんですけどいつもあっという間になくなっちゃう。
こういったアーティストとのミート&グリート的なイベントは海外のフェスでは良くあることらしいんですけどね。
僕らもやってみて、アーティストと身近に接することができるっていうのが、フェスの魅力のひとつになっているんだなと実感しました。参加者の笑顔を見ていると、すごくいいな〜って思ってます。若かりし頃の自分を思い出すような、ね。
ホントに喜んでるんですよ。アーティストを目の前にして、きゃーっ! てなってるお客さん達を見てると、自分がいかに穢れているか気付かされますよ……うらましいですよね。あ〜、みんな純粋に好きなんだなーと。もうほんとにリアルに興奮してますからね。
ああいう場所でのサイン会ですから、改めてフジロックならではの魅力だなぁって思います。去年のニューオーダーやJETの時は大勢人が集まりすぎてみなさんに迷惑かけてしまったんですけどね(汗)。そんな状況もまた楽しかったり…。
実は今年パープルへイズに来てくれるアーティストもどんどん決定してるんですよ。もし良かったらここで発表しちゃいますか?!
--えーっっ!!
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