Fujirockers News !!
06年のゴールデンウィークはまるでブルービートウィーク!?
が、思い出に浸るためにこれを書いているのではない。このゴールデン・ウィーク、実をいえば、スカ・ファンにはたまらない波が日本に来ていることに注目したいのだ。まずは、リコ・ロドリゲス4年ぶりの来日。すでに自己のバンドでは活動していないこともあり、今回はクール・ワイズ・メンがバックを勤めるのだが、このチャンスを逃したら今度はいつ見られるか... と考えると、けっして見逃せないツアーになるに違いない。
と思っていたら、昨年のフジ・ロックでスカ・ファンを満足させてくれたスカ・クバーノもほぼ同時期に来日するのだ。おそらく、ファンだったらご存じだと思うが、このバンドでトランペットを吹くタンタンとリコは子供の頃からの仲良しで、半端じゃない期間にわって一緒に演奏してきている。そんな巨人達が同じ時期に日本にいるとなると、なにかが起きるのではないかと期待してみても無理はないだろう。
しかも、その頃に開催されるのが、スカ・フレイムスが中心となって毎年繰り広げられているダウン・ビート・ルーラー。昼間から夜中まで、恵比寿ガーデンホールの全てを使って、まるでフェスティヴァルのような雰囲気でバンドが演奏し、DJがディスクをスピンさせ、音楽三昧の1日を過ごすことができるパーティなのだ。今年はリコとスカ・フレイムスが共演することが決まっていて、去年同様、ロンドンからはギャズ・メイオールがDJとしてやってくる。詳しくはこちらで確認して欲しいのだが、ザ・ズート16から、オーサカ・モノレール、ロス・ランチェロスやアキコ&カセット・コンロス等々の面々が、再び至福の時を約束してくれるのだ。
さて、どうする? これを見逃せる? 実をいえば、昨年もこのイヴェントのために来日したギャズ・メイオールは「こりゃぁ、フジ・ロックよりも面白いぞ!」なんて台詞も口にしていた。会場こそ、都会のど真ん中のおしゃれなスポットなんだが、一歩なかに踏み込めば、そこにあるヴァイブレーションはパレス・オブ・ワンダーにも似ている。お祭り好きには一度これを体験してもらいたいと思うのだ。
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