Fujirockers News !!
ORG恒例、アーティストインフォ第二弾!
恒例、ORGアーティストインフォ第二弾です! まさかの復活を果たしたKula Shakerや、とんでもない経歴を持つThe Refugee All Stars Of Sierra Leoneなどのサウンドや公式サイトを改めてチェックしつつ、一緒に「どのステージで観れるのかなぁ」「これは夕暮れ時に観たいなぁ」と楽しい空想にふけようではありませんか。
しかし今さらの感想ですけど、現在ってほとんどのバンドの音がネット上で試聴できるようになってるんですね。つくづく実感。せっかくだから今までそんなに興味なかったバンドでも一応チェックしてみるってのはどうですかね? ワタシ、今回Crap~聴いて、当日も観てみようかなって気になりましたよ。新たなバンドとの出会いもフェスの醍醐味。スタッフのコメントが興味をかき立てたら、是非とも当日選択肢のひとつに加えてやって!
※第一弾でお伝えしたHivesとFlogging Mollyの公式発表が未だにありませんが、現在の段階ではキャンセルはないようです。しかし常々繰り返していますがORGでのアーティスト情報はあくまで非公式なものなので、これはひとつの「参考」情報として受け取っていただければと思います。(個人的にはふたつとも大好きなバンドなので来てくれないと困る!!頼むぜ!!!)
Intro Written by ORG-joe
★Clap Your Hands Say Yeah★
ちょっと前に来日したばかりで、その時にライヴを観たスタッフもいるのだが、あいにくと海外放浪中。彼に書いてもらいたかったがとりあえず代筆する。PAVEMENTとの比較論をよく耳にするのだが、試聴した限りでは確かにヴォーカルのやる気のなさとポップ・センスには似たものがあると思う。だけどサウンドには泥っぽさはなく、むしろニューウェーブ的ダサかっこよさというか何というか。この脱力感、フジではぜひとも疲れ始めた時間帯に観たいなあ。それにしても今回同時発表のSPINTO BANDといい、ローファイ・リヴァイバルがきてるんですかね??(ORG-joe)
▼オフィシャルサイト
http://www.clapyourhandssayyeah.com/news.php
試聴あり
http://myspace.com/clapyourhandssayyeah
★Jason Mraz★
今年の初め、『ジェイソンのオタク祭り』なるライブツアーが行われたことをご存じだろうか? この人を食ったようなネーミングのイベントの主役が、「ウーとアーの魔術師」ことJason Mrazだ。日本語の早口言葉をさらっと言ったり、突然Oasisの"wonderwall"を歌ったり、器用さが際立つパフォーマンスはGeek(オタク)の名に恥じない職人っぷり?のルックスゆえにアイドル扱いされがちだけRaul Midonのアルバムにも参加している実力派なのですよ。「みんなで聴いてくんな」というJason君の粋な計らいで、下記のサイトには音源がたんまり。幸福感に包まれた東京公演の様子を聴くこともできるので、ぜひお試しを。
(Org-satori)
▼オフィシャルサイト
http://www.jasonmraz.com/
試聴
http://wmg.jp/artist/jmraz/
ビデオ
http://wmg.jp/jmraz/
Internet Archive (試聴有)
★Johnny A★
何だこりゃ、レディオヘッドの新アルバムの名前か? バンド名とも個人名ともつかぬ奇妙な名前のその正体は、実は知る人ぞ知る凄腕ギタリスト!ギブソンのシグネチャー・モデル認定も受けるほどのその腕前は試聴してみればすぐにわかる(中でも自分でもギターをいじる人は必聴だ!)。ビートルズから始まって、プログレ・ロックやフュージョンなど数多くの音楽の影響を受けているらしいが、やはりジャズの香りが特に強くぷんぷん漂う。となると、出没場所はもちろん最奥地のあの場所だろう!(ORG-joe)
▼オフィシャルサイト
http://www.johnnya.com/
試聴あり
http://www.johnnya.com/music.htm
★KULA SHAKER★
クーラ・シェイカーが2006年の今年「リベンジ・オブ・ザ・キング(王の復讐)」と再結成を宣言した! '90年代、メディアからはブリット・ポップの反逆児、階級出身者などの批評の雨嵐を真っ正面から受ける一方で、その揺るぎない音楽性に青い春を過ごしたフジロッカーズは多いはず。
まだ復讐の全貌は明らかになっていないものの、3/31には始動第一弾EP『リベンジ・オブ・ザ・キング』itunesのみで販売され、再結成へのベールが剥がされていくのも時間の問題。
クリスピアン・ミルズがクーラ・シェイカーというアイデンティティを持つということはどういうことなのか……またそれを受けるこちら側にとってはどうなのか。それを見極めに暑い、熱い夏を待つとしよう。(ORG-kuny)
▼オフィシャル・サイト(試聴なし)
http://www.kulashakermusic.com/
▼Smashing Mag
・The Jeevas @ 渋谷AX(14th Jan '03)
http://smashingmag.com/tour/03tr/030114jeevas.html
・The Jeevas @ Shibuya AX (3rd Apr '04)
http://smashingmag.com/tour/04tr/040403jeevas_keco.html
http://smashingmag.com/tour/04tr/040403jeevas_takao.html
・The Jeevas @ Shinsaibashi Quattro (4th Apr.'04)
http://smashingmag.com/tour/04tr/040404jeevas_ike1.html
http://smashingmag.com/tour/04tr/040404jeevas_kuniko1.html
・Johnny Marr & The Healers
http://smashingmag.com/tour/03tr/030301jm_hana1.html
▼Amazon
・『K』
・『Peasants, Pigs & Astronauts 』
・『Kollected:The Best of Kula Shaker』
★The Like★
若くてキレイでその上セレブ。そんな彼女達は女の子版The Strokes? それともバンド版ヴァージン・スーサイズ? その出自やルックスだけでもとかく注目の的になりがちなThe Likeだけど、音楽を聴けば彼女達が単なるお人形ではないことが分かるだろう。80年代後期のUSポップス、オルタナ、ポストパンクが融合したサウンドに、プリテンダーズやブロンディー、ビョークを彷彿とさせるボーカルは、まさに2006年の「今」だからこそ出せる音。LAから飛び出した”ガールズ・セレブ・トリオ”The Like、チェックするなら今のうちだ。(ORG-taeko)
▼オフィシャル・サイト
http://www.ilikethelike.com/
試聴あり
http://www.ilikethelike.com/multimedia/
★MUMM-RA★
サンダーキャッツじゃないよ!あしからず!!
例えイギリス通を自称する奴でも、Bexhill-On-Seaという地名を聞いてピンとくる奴はそうそういないんじゃない?そんなイギリスは南の港町から、バンドの名前もちょっぴり不思議系(なんてったって、B級アニメの名作"サンダーキャッツ"のキャラクター名)、曲名も"Song A","Song B"…なんていうふざけた曲名も何処までが本気で、何処までが嘘なのか全く測り知れません。その謎に包まれたMUMM-RAの全貌が苗場の地で明かされる!恐い物見たさっていう好奇心だけでも動機は十分であります!肝心の音は未だにリリース無しなので、My Spaceにて予習可能なり。(ORG-sumire)
▼オフィシャル・サイト
http://www.mumm-ra.com/
試聴
http://www.myspace.com/mummra
★MYSTERY JETS★
今年あなたが最も見なければならないバンド
浜名湖じゃなくって、イギリスはテムズ川の中洲にあるイール・パイ・アイランド(直訳するとウナギパイ=夜のお菓子の島)出身というだけで、奇天烈な匂いがぷんぷんしますが、更に特筆すべきは二十歳そこそこのメンバーの中にちゃっかりお父さんが在籍するという前代未聞のバンド構成。ぐるぐる頭を駆け巡るぶっといメロディーラインとヘンテコなお手製楽器から紡ぎ出される哀愁ロック。ホイレイク出身のTHE CORALなんかとも共通するなサイケ&ジプシーサウンドは要注目です。最高の意味でド変態な彼らの演奏を見たら気付かないうちに、彼らのミステリーワールドにずるずる引きずり込まれてしまうかもしれないから、覚悟してその姿を目に焼き付けろ!(ORG-sumire)
▼オフィシャル・サイト
http://www.mysteryjets.com
▼Amazon
"Making Dens(Dig)"(UK Import)
"You Can't Fool Me Dennis"(UK Import)
★The Refugee All Stars Of Sierra Leone★
ジョー・ストラマーをはじめとして、平和を望み、その想いを歌に託してきたアーティストは星の数ほどいる。でも、彼ら“The Refugee(Camp)All Stars Of Sierra Leone”ほど切迫した気持ちで、魂の奥底から平和を叫んできたアーティストはいないだろう。というのも「シエラレオネ共和国の難民キャンプ・オールスターズ」というその名のとおり、メンバーはシエラレオネの内戦で難民となり、一時収容されたキャンプで出会っているのだ。レゲエの影響を強く受け、ボブ・マーリーの息子キマーニをはじめとした、多くのラッパーともコラボしてきた彼ら。その平和を望む心の叫びには、やっぱり争いごとのない安住の“ヘブン”が似合うなどと、改めて言うまでもない。 あ、それか夜中にパレス・オヴ・ワンダーの焚き火の周りで、アコースティックライブなんてのもアリかも。なんせ、難民キャンプを回ってレコーディングまでしちゃうくらいだから、可能性もゼロじゃないっしょ?(ORG-imakazu)
▼オフィシャルサイト
http://refugeeallstars.org
(試聴あり)
★STRAIGHTENER★
彼らを初めて見たのは今から5年程前。ギター&ドラムスというホワイトストライプス的な2ピースバンドとして渋谷・下北沢を中心に活動していた。細身の少年が二人きりでステージに立つ姿は頼りなさげにみえたが、そんな第一印象をあっさり裏切られ、ベースレスを感じさせない安定感と破壊力は今でも記憶に残っている。そこにZAZENBOYZの日向秀和(Ba.)が加入してしまえば恐いもの無しだろう。その後メジャーデビューを経て今年はフジロックに初登場と着々と進化を遂げている彼ら。轟音サウンドの中に、焦燥感溢れる陰の要素が詰め込まれたメロディとその詩は、某大物UKバンドを匂いを感じでしまうほど。今まさに成長期にいるストレイテナーをフジロックで目撃すべし!!(Org-sleepy)
▼オフィシャルサイト
http://www.straightener.net/index.php
(視聴無し)
★Spinto Band★
一聴した瞬間、骨の髄からふにゃふにゃしてしまいそうなすっ呆けたサウンドはご愛嬌♪フィラデルフィアからやってきたローファイバンドは3Dメガネ付きのアナログ盤をリリースし、その遊び心満載のスタイルとハッピーなエネルギーに満ち溢れたサウンドで耳の早いインディーロック好きの人達の間では既に、新たなCLAP YOURHANDS SAY YEAHなのか!?と謳われる存在に。 骨がふにゃふにゃしちゃいそうなゆるーいサウンドだから、カルシウム摂取はぬかりなく!さあ、「牛乳に相談だ」(ORG-sumire)
▼オフィシャルサイト
http://www.spintoband.com/
(試聴・ビデオ有)
▼Amazon
"Nice and Nicely Done"(US Import)
★Super Furry Animals★
ウェールズの珍獣ご一行様が日本の山に帰って来る! 『リングス・アラウンド・ザ・ワールド』の"ノー・シンパシー"~"ジャクスタポーズド・ウィズ・ユー"の珠玉の流れは、冷静と狂気が融合し、キレイなモノなんか壊してやる! と言わんばかりのファーリーズの音楽性が凝縮されている。スクリーン内でモンスター達が駆け巡り、名指しで「F***」と批判されるあの人……観客のこちら側はドキっとし、揺るぎない現実を見せつけられる。 これまで珍獣の着ぐるみ、発光するつなぎでステージに登場した彼ら、次なる変身はいかなるものか? 苗場の空に一直線に放たれるレイザー・ビームを目撃せよ!(ORG-kuny)
▼オフィシャル・サイト
http://www.superfurry.com/
試聴はアルバム別サイトにあり
・MWNG
http://www.mwng.co.uk/
・Rings Around The World
http://www.ringsaroundtheworld.co.uk/
・Phontom Power
http://www.phantom-power.com/
・Song Book
http://www.songbooksfa.com/
・Love Kraft
http://www.lovekraft.co.uk/
▼Smashing Mag
http://smashingmag.com/data_base/artist/super_furry_animals.html
★TRASHCAN SINATRAS★
今年もFranz FerdinandにMOGWAIとグラスゴー勢の豊作を予感させる中、ついに真打ち登場!? 昨年の来日公演でもネオアコ15年選手のとしての健在振りを見せつけてくれたTRASHCAN SINATRASが、とうとうフジに登場です。あのドリーミーなギターリフが、瑞々しいボーカルが、目の前で再現されるのを目撃できるまたとないチャンス! 青空の下で、はたまた星空の下で、力強くしなやかなアコースティックギターの音が響き渡る時、真夏の苗場はグラスゴーになる。(ORG-taeko)
▼オフィシャル・サイト
http://www.trashcansinatras.com/
試聴あり
http://www.trashcansinatras.com/downloads.shtml
▼Smashing Mag
http://www.smashingmag.com/tour/05tr/050520trashcan_taeko.html
★YEAH YEAH YEAHS★
2004年のマーキ-でYEAH YEAH YEAHS(以下YYYs)をみたときの衝撃といったら! 歌い、叫び、奇声をあげ、網タイツをやぶるカレン・Oの自由奔放でエキセントリックなパフォーマンスには、多くのオーディエンスが口をあんぐり。YYYsはベースレスのガレージ・ロック・トリオとして2000年にNYでバンド結成し、その後ホワイト・ストライプスやストロークスなどの前座をつとめて話題に。アート・パンクとかガレージ・ロックとかいわれるけれど、枠におさまりきらない自由さとポップさが独特で魅力的なところだ。3月22日には彼らの2ndアルバム『Show Your Bones』が日本先行で発売。当日はキュートなカレン・Oのファッションと、あとはカレンに視線をうばわれがちな男性陣メンバー、ニック・ジナー(g)とブライアン・チェイス(ds)のプレイにも注目してみよう!(ORG-aizy)
▼オフィシャル・サイト
http://www.yeahyeahyeahs.com/
(試聴あり)
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