【コラム】ボードウォークってなに?
- 2015/05/31 ● Column
フジロックに初めていく人のための連載コラム第四弾。「ボードウォークってなに?」何気なく歩いていたあの道。実はいろいろ訳があるって知っていました?フジロックに名を刻むチャンスですよ!
グリーン・ステージからホワイト・ステージ、フィールド・オブ・ヘブン、オレンジ・コートまで、森の中を縫うように伸びる道、それがボードウォークである。山の中で行われるフジロック、悪路は当たり前なのだが、このボードウォークは、比較的傾斜が少なく、板で道が舗装されているため平らなのだ。車椅子の人用に作られた道だが、一般の人ももちろん通ることができる。ただし走ることと場所によっては逆走禁止だから注意が必要。毎年、ボードウォークで行くか、普通の道を通るか、どっちが早いのか! などと悩めるフジロッカーも多いことだろう。
さて、このボードウォークだが、毎年苗場に降る雪の影響で、ほぼ全域に渡って修繕が必要となる。この修繕を行っているのが、年3回のボードウォーク・キャンプなのだ(詳細はフジロック本サイトで)。ボードウォークを通るとさまざまな演出に魅了されるが、その中で一番目立つのが、道に描かれた絵ではないだろうか。この絵はボードウォーク・キャンプの際に描かれている。完全ボランティアで行われるこのキャンプは、地元苗場の方の協力のもと開催される。グリーン・ステージやホワイト・ステージをキャンプ地とし、朝10時くらいに集合、お昼休憩をはさんで、夕方くらいまで修繕活動をする流れ。基本的には板を釘で打ち付けていく作業だが、この時に各々好きな絵が描けるというわけ。お昼には、お弁当が提供され、苗場スキー場近くにある、雪ささの湯という温泉のチケットももらえるので、汗も流せる。開催前のフジロック会場を探検という貴重な経験付き。今年は一足先に会場入りしてみるのも手ではないか。
ボードウォーク・キャンプの日程と申し込みの仕方はこちらをチェック。
Photo by Nobuyuki “Nob” Ikeda
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