【LIVE】さらさ @ Spotify O-EAST 2025/11/19「初冬、あたたかな新風が吹いた」
- 2025/11/30 ● REPORT

Photo by 白井絢香
今年、3度目(2022、2023、2025)のフジロック出演を果たしたシンガー・ソングライターのさらさ。「Live Bluesy(ブルージーに生きろ」というテーマを掲げる彼女は、2022年のデビュー以降、そのアイデンテティを作品やライブを通して、ずっとリスナーに届け続けてきた。そんな彼女が今回、自身のキャリア史上最大の規模となった東名阪ツアー『Thinking of You tour 2025』を開催した。「Live Bluesy」を核に感じさせながらも、 “現在” の彼女がダイレクトに伝わってくるようなパフォーマンスはとても刺激的で、Spotify O-EASTにあたたかな新風を吹かせていた。
・【COLUMN】さらさとフジロックの4年間の歩みを振り返る
そんな彼女は、今回の『Thinking Of You』ツアーを迎えるまでの間、特にこの夏以降、様々なアーティストとのコラボ曲を含む新曲を精力的にリリースしてきた。その中でも、さらさ名義としては9月末に“青い太陽”、10月には“Thinking of You”の2曲を配信リリース。特にツアータイトルにも冠されている“Thinking of You”は、彼女が初めて書いた直球の「ラブソング」であり、今回のツアーにおいてキーポイントとなる曲だったように思う。
強烈な所信表明に表れていたさらさのニューモード
開演時間を迎えると、ラブリーロンリーさらさらバンドのメンバーが先に入場。今回の編成は、レギュラーメンバーである石田玄紀(Key/Sax)、オオツカマナミ(Ba)、松浦千昇(Dr)に加え、ヒップホップグループ ODD Foot Worksから有元キイチ(Gt)が参加し、新たなサウンドへの期待が高まった。メンバーが全員揃った後、最後にメガネをかけたさらさが、グレーのジャケットとスラックスというシンプルながらシックでフォーマルな装いで登場。メンバーのセッティングが終わると、しばしの静寂に包まれる。
すると、ラジオのジングルを思わせる女性MCによる「Sarasa Thinking of you tour 2025」という声が流れ、続いて会場に響き渡ったのは、予想外にもプログレッシブでAORなビッグ・サウンドのイントロダクションだった。そのハードでアタック感のあるイントロに一瞬驚きつつも、すぐさま「そう来たか!」とニヤリとさせられた。
そんなイントロで始まったのが新曲 “Thinking of You” だ。この「ラブソング」は、「今しかないこの時間を愛しい人と燃えるような恋で満たされていたい」そんな願いと同時に、いつか訪れる「終わり」への不安を振り払おうとする、裏腹な感情が交錯する心情を描いている。この複雑な心模様を見事なヴォーカルワークで表現するさらさ。
この曲の90年代後期〜Y2KのR&B/ファンクなグルーヴを卓越した演奏で見事に生み出すバンドメンバー。ベースのオオツカとドラムの松浦による揺るぎないリズム隊がグルーヴの土台を作り、その畝りをそっとなぞっていくような石田のキーボード、そこに有元のきめ細やかさとキレのあるカッティングが加わったアンサンブルは、この曲の魅力を最大限に引き出していた。
2曲目の“太陽が昇るまで”は、これまでのサウンドに“異色”を加える、ゆらりとしたメロディラインが印象的だった。感覚的ではあるが、「Thinking of You」の衝動的な部分が引き継がれているように感じられ、これは今回ラブリーロンリーさらさらバンドに参加したODD Foot Worksの有元キイチ(Gt)による時にパキッとしたギターと、一段ギアが上がったバンドアンサンブルがもたらしたものなのではないだろうか。
続く、囁くようなヴォーカルイントロから始まった “祈り” でもまた、そんな変化は垣間見れた。さらに静と動のコントラストが際立つサウンドアレンジは、その間にあるグラデーションがより鮮明に感じられた。序盤からさらに魅せていくさらさ。
“祈り” のアウトロからオルタナティブ&ムーディーな雰囲気の下、シームレスに始まった “Roulette” では、淡い紫色の照明の中、囁くように柔らかくしなるさらさのヴォーカル。そして新たなアレンジからは、90年代ヒップホップ的な雰囲気も感じられ、この点は有元の参加が大きく影響しているのかもしれない。
真紅の装飾がライブに灯火のようなあたたかみを注いでいく
さらさのライブの魅力は、演奏だけにとどまらない。ツアーごとに刷新されるコンセプチュアルな背景装飾のデザインも、ライブ体験を構成する重要な要素だ。今回、ステージ背景を彩ったのは、一面に吊るされた真紅の幕と、コラージュアートを思わせる「Thinking of You tour 2025」の文字を配した装飾。オープニングナンバーである「“Thinking of You”が持つ温度」との相乗効果に加え、色数を抑えたミニマムでシンプルなライティングが加わることで、従来のさらさのライブとは一線を画す、この後の展開を予感させる印象を会場全体に与えていった。
柔らかな白いスポットライトの中で歌い上げられた“温度”では、原曲が持つローファイでざらついた質感の中から「生ぬるい温度」が放つ灯火のような温かさを感じさせたし、続く“ネイルの島”でも、この曲の歌詞にある《終わりなんてないと知った夏の夜》の瞬間の感情に、優しさの温もりが寄り添うようだった。一転して、淡色の照明に包まれた“f e e l d o w n”では、当時の恋人との別れを経て生まれたさらさの複雑かつストレートな感情が歌い上げられた。曲の後半では、さらさは楽曲のラテン由来の陽気で温かいヴァイブスを程よく高めるように、優しくボンゴを叩き、この曲が聴衆の心に深く染み渡るような感覚をもたらした。
デビュー作『ネイルの島』から3年と半年、さらさの楽曲は時の流れとともに緩やかに変化を遂げてきている。人の感情が環境や状態によって変わるように、彼女の音楽もまた、自身の根幹にある「Live Blusy」を軸としつつも、その時々の心情を歌詞や曲調に反映させ続けている。“Thinking of You” は変化を経た今を表す最たる例と言えるだろう。「さらさ流のオーセンティックから、ポスト・オーセンティックへ」── それが今の彼女に感じる柔らかなイメージである。
今回のツアーに参加している有元が作ったトラックをベースに制作された “青い太陽” は、そんな「ポスト・オーセンティック」を感じる曲であり、“Roulette” や様々なアーティストとのコラボ曲(“この街”や“Shakunetsu”、“WISE”など)の流れに連なっていると言える曲かもしれない。”青い太陽”は、乾いたソリッドなビートと、散文的な歌詞そしてそれを表現するヴォーカルワークとの対比が楽曲をキラリと光らせている。この曲で特筆すべきは、オオツカ氏のベースと松浦氏のドラムによるリズム隊の妙だったように思う。互いの領域を侵さないよう慎重に配置されることで生まれる「余白=無音」の絶妙なスペースこそが、この曲の硬質さと柔和さを両立させたグルーヴのベースになっていた。
ツアータイトル『Thinking of You tour 2025』に込められた意味とは
“青い太陽” で熱を帯びた身体に残る余韻は、続く「午後の光」で変容していく。ループするリズムと、そこを緩やかに漂う微量のアシッド感あるサウンド、間奏で流れる逆回転サウンドに、アンビエンスなシンセ音──と、よりサイケデリックな空気を深めていく。
さらさはその浮遊感をも取り込み、ナチュラルな揺らぎを持って歌い上げ、ソングライターとしてだけでなくシンガーとしての確かな進化を感じさせた。さらに、白黒つかない感情を肯定する“グレーゾーン”では、終始流れるアブストラクトなサンプリングがループで流れる中、さらさのヴォーカルワークと、ブルージーさが増したバンドメンバーの生々しい演奏が印象的。特に間奏で聴かせた、有元の唸るような“泣き”のギターソロはまさに圧巻ものだった。
曲を終えたさらさは、会場に足を運んでくれたファンへ改めて感謝の気持ちを伝え、続けて今回のツアータイトル『Thinking of You tour 2025』に込められた意味を語った。
デビューしてから、彼女はずっとライブで「ライブは来てくれたお客さんのためにライブをしている」「私もライブでたくさんのエネルギーをもらっている」「(だから来てくれて)ありがとう」と感謝の言葉を口にしてきた。その真摯な言葉は、古くからのファンには安堵感を、新しいファンには「誠実に向き合ってくれている」という信頼感を与えていたように思う。
そんな彼女の気持ちがじっくり伝わってくるようなMCのなかで、さらさは次の曲 “グレーゾーン” に込めた意味にも触れ、「人は時に白黒つけたくなっちゃうけれど、(白と黒の間にあるその)グラデーションの中にこそ価値があって、私はそこを見つめられる人になりたいと思って書いた」口にした。
「人の思考や価値観のグラデーション」を意識して聴く“グレーゾーン”は、オープニングから連なる新しい雰囲気の流れに入り込むようなR&B色が注入されたブルースで、以前より一層引き込まれていく。そして、最後を締める《Dancing in the gray zone…》でのロングトーンのボーカルには思わず鳥肌が立ってしまうほどのカタルシスがあった。
“グレーゾーン”からほぼシームレスに始まった“予感”は、曲作り中「この曲は恋を欲しがっている」といったさらさの気持ちから生まれた「ラブソング」である。しかし、“Thinking of You” が「永遠」を信じて愛を歌っているのに対して、“予感” はその「永遠」を信じきれていない愛が歌われている。とはいえ、ファンにとってはどちらも大切な曲であることに変わりない。そんなことを、この時改めて悟ったような感じがした。それは、どちらもさらさにとっては当時の「リアル」が込められた曲だからで、僕らは違和感なく自然と曲に入り込めていた。そう思えたからだ。そして、そんな2つのラブソングを堂々と歌い上げるさらさから感じたのは、成長したシンガー・ソングライターとしての矜持だったような気がする。
“Thinking of You” の新たな空気感が、既存曲たちに新たな解釈を与え続けたここまでのさらさだったが、次の“Virgo”ではまた異なる変化を見せた。ドリーミーなイントロがライブ空間に溶け込む中、さらさはステージの端に腰かけ、ファンに語りかけるように歌う。
《やめないで / 望むことを / 立ち止まることも前進で / 無を見つけては愛を知って / わからなくてもここにきて》という歌詞は、この日のさらさの自然体な雰囲気と相まって、さらさとファンの心の距離を一層縮めたように感じられた。
親密さと共に一層増したさらさとファンたちの一体感
曲の終わり、彼女は静かにステージ中央へ戻り、ギターを抱えた。そして、次の曲 “祝福” に込めた想いを語り始める。そこで以前のワンマンライブでステージ装飾を手掛けてくれた仲間が今年亡くなったことに触れ、その思いを口にした。
そう言って始まった “祝福” 。白色、琥珀色、そして薄いピンク色が混じり合う照明の下、さらさのヴォーカルは “生(せい)” の温かみと親密さを増し、より純度の高い生音に近いバンドサウンドと相まって、彼女の思いと、それに共鳴するファンの感情が見事に溶け合っていく。サウンドには目立ったエフェクトや、夢見心地なレイドバック感はない。だからこそ、この曲のメッセージはダイレクトに心へと響き、深く染み込んでいくのだろう。
続く “朝” では、会場全体が一体となった熱気が、さらさ“初”の曲中コール&レスポンスによって更に高まっていく。さらさからの「私が《いい感じでいたい / いい感じで》って歌ったら、みんなも《いい感じでいたい / いい感じで》歌って。いい?」というリクエストに、シャイな(?)東京のファンは、始めこそやや遠慮がちにレスポンスしていたものの、回を重ねるごとにテンションを上げ、最後は見事な大合唱となって会場を包み込んだ。
ライブ本編終盤で再認識した、さらさとラブリーロンリーさらさらバンドの凄み
コール&レスポンスの大成功により、より一層温まったSpotify O-EAST。高まった熱気の中、次に披露されたのは、よりオーセンティックに時間を戻していった “リズム” だ。80年代のディスコを彷彿とさせる単色数色のみのライティングが印象的なステージ上で、洗練された都会的なコード感と、ファンクやアフロビートといったプリミティブなサウンドが融合し、聴く者の身体は本能的に動き出す。
ダンスタイムはさらに続き、ダンス・クラブミュージックやR&Bに焦点を当てたプロジェクト『Keep in Touch』の1曲として今年リリースされた“shakunetsu”では、疾走感のあるビートミュージックに、さらさは儚さを感じさせるヴォーカルで世界観を表現。高揚感と儚さのコントラストをさらに広げるように、白い照明が高速で横にスライドしていく中、ビートに合わせてリズムを刻むさらさとオーディエンス。曲も最後に差し掛かると、ハウス/UKガラージ調のトラックからドラムンベースのみが色濃く抽出されたような、強烈な重低音ビートが叩き込まれたこの曲は刹那的でありながらも、しっかりと体験記憶としてオーディエンスの心に刻み込まれたに違いない。
ライブも終盤、アップリフティングでダンサブルな2曲のあと、一転してメロウでアンニュイなメロディをソウルフルに歌い上げた“退屈”が披露された。曲が終わると、さらさから「また新曲出すよ」という嬉しい発表があり、会場は大きな歓声に包まれた。「いぇーいぇーいぇー」と満面の笑みでファンと共に歓喜するさらさ。そして、本編の最後を飾ったのは、さらさが生み出すサウンドスケープを象徴する一曲とも言える“Amber”だった。
イントロからいきなりのアレンジチェンジには、一瞬驚かされたが、有元が参加したラブリーロンリーさらさらバンドが演奏する今のさらさの “Amber” として捉えると、妙に納得がいく。松浦の絶妙にレイドバックしたスネア、もう一つのメロディを奏でるようなオオツカのベース、それらを優しく包み込む石田のキーボードが生み出すミニマムなアンサンブルは、素晴らしいの一言に尽きる。
さらに、この感動を一層深める有元の超ブルージーなギターソロ、そして何と言っても、さらさのヴォーカルワークが光る。この一年でソウルフルな質感を増したさらさのヴォーカルは、琥珀色の「Amber」に少しの赤みが加わり、確かな熱量を帯びさせていた。
ファンへの感謝と賞賛のメッセージと共に迎えたエンディング
本編終了から幾分か経ち、アンコールを求める沢山の手拍子の中、さらさたちメンバーが登場。さらさはマイクを手に取ると、ワンマンライブで恒例になりつつある、「アンコールでやってほしい曲を、ファンたちに決めてもらうスタイル」で曲を決めようとお願いした。このスタイルには、トライ&エラーの歴史がある。
一斉に叫んだはいいがディレイして曲名を叫ぶファンが表れたり、左右中央に分けて叫んで貰ったけれどあまりの曲の多さにメンバーが聞き取れなかったり・・・。で、今回さらさたちが選んだ手法は「さらさたちが選んだ3曲(“Thinking of You”、“太陽が昇るまで”、“朝”)からピックアップし曲名を叫んでもらう」だった。結果、やはり「音がデカ過ぎて聞き取りづらい!」という状態になりつつも、“朝” に決定した。
こんなファンと共にワイワイガヤガヤと盛り上がれるアンコールもまた、さらさのワンマンライブの大きな醍醐味の一つであることは間違いない。
そんなざわめきの中から始まった、この日2度目の “朝” はアンビエンスな風合いのAメロからBメロの流れが心地よく、ファンもその揺らぎに身を委ねる。途中からステージ中央の淵に腰掛けると、さらさは、ファンと同じ目線で優しい微笑みを浮かべ歌い上げる。そして、クライマックスとなる最後のサビでのコール&レスポンスは、さらさの盛り上げと、石田によるファンに寄り添うようなワイパーの動きが一体となり、見事に成功を収めた。文字通り「いい感じ」で締めくくられた “朝” は、この日のライブを最高潮へと導く架け橋となった。
この日のラストはこの曲のバックボーンも含めて、さらさのサウンドライブラリの中でも重要な1曲である“船”。さらさがデビュー前にインターンとして務めていた株式会社yutoriの社歌として作られたこの曲は、決して平坦ではない僕ら “人” の人生を鼓舞するメッセージを持ち、ファンにとっても思い入れの深い人気曲だ。
《やさしくなる / 触れる触れる》── さらさが歌い始めると、ライブが終わってしまう寂しさを感じつつも、不思議な安心感が心に広がっていくのがわかる。ステージを包む淡く柔い照明の下、包容力のあるヴォーカルで柔らかみのあるエモーショナルさを含ませ歌うさらさ。そして、「人間の心の流動性」と「自然の過酷な移り行き」が感じられるサウンドスケープ。そこには、まるで“呼吸”をするように歌い上げるさらさと、ナチュラルに絡み合うアンサンブルを生み出すラブリーロンリーさらさらバンドの音が響き渡る。曲の終盤にかけて荒々しさが増す展開は、決して平坦ではない人間の人生と重なり、不思議とこの曲に身を委ねることで心が解放されていった。そこには、どんな困難さをも受け入れられるような「許容する心」が生まれているように思えた。
曲のアウトロ、石田のキーボードとギターのフィードバックノイズが響く中、ステージを後にしていたさらさが再登場。手作りの花を象ったような折り紙の数々をファンにプレゼントした。その瞬間、ステージとフロアを照らしていた明るい青空のような照明は、ファンへの感謝と賞賛のメッセージを伝えているかのようだった。
「Live Bluesy」に広がりを感じた約2時間のライブ
この日のライブ会場に吹いた「新しい風」は、人肌のようなあたたかさを感じるような「あたたかい風」だった。そう感じさせたキッカケは、間違いなくツアータイトルであり新曲の曲名でもある「Thinking of You」にあったと思う。
永遠に目を向け素直な感情が表層した “Thinking of You” には、これまでの曲にはない、ストレートな感情が詰まっている。それはライブが始まる前の時点でわかっていたことだ。しかし、そんなストレートな熱い感情が既存曲にも波及し、さらに加えて“shakunetsu” のようなダンサブルでエモーショナルな新曲も入ることによって、セットリスト全体に曲に合った熱を帯びさせる── と、まさかここまでライブに広がりを見せるとは、正直言っていい意味で想定外だった。
そして、そんな熱は「Live Bluesy」にも、新しい捉え方をもたらしてくれたような気がするのだ。例えば、“Amber”に込められた「ネガティブなことも、そうでないことも、現在を全部そのまま一旦受け入れる」という思い。そこには、熱によりあたたかな感情が注入され、より「Live Bluesy」を自然なマインドとして、心に染み込ませていったのがいい例だろう。
『Thiking of You tour 2025』は間違いなく、さらさのアーティスト活動におけるターニングポイントになると思う。リリースが決定した次のシングル、その先に見えてくる3rdアルバム、そしてその先のツアー ── それらすべてが楽しみで仕方ない。
<セットリスト>
01. Thinking of You
02. 太陽が昇るまで
03. 祈り
04. Roulette
05. 温度
06. ネイルの島
07. f e e l d o w n
08. 青い太陽
09. 午後の光
10. グレーゾーン
11. 予感
12. Virgo
13. 祝福
14. 朝
15. リズム
16. Shakunetsu
17. 退屈
18. Amber
─ ENCORE ─
19. 朝
20. 船
Photo by 白井絢香
Text by 若林修平




