• ヘッドライナー後も朝まで楽しみたい!1日券ユーザーやフジロックビギナーにおすすめの深夜エリアをご紹介


    突然ですが、今年フジロック初参加の皆さんはヘッドライナーのライブ終了後はどうしますか?リピーターや金曜ナイトチケット勢なら深夜こそフジロック!という人も多そう。でも今年初めて参加する人や、なんとか有給を奪取して1日券を握りしめて来る人もいますよね。実はフジロックにはヘッドライナーの後も、朝まで遊べる・過ごせるエリアがたくさんあるのです。ちなみに朝5時には準備のために全エリアがクローズすることをお忘れなく。また、早朝の新幹線に乗車予定の人は今後アナウンスされるシャトルバスの始発チェックもお忘れなく。

    まずは、改めて会場マップをチェックしよう!

    オールナイト・フジ・マップ

    深夜も遊べるエリアマップ

    ◆深夜も遊べるエリア
    入場ゲート内:『RED MARQUEE』『GAN-BAN SQUARE』
    入場ゲート外:『CRYSTAL PALACE TENT』『ROOKIE A GO-GO』
     
    ◆食事ができるエリア
    入場ゲート内:『OASIS』
    入場ゲート外:『YELLOW CLIFF』

    OASIS直行!深夜に向けてまずは腹ごしらえ

    ヘッドライナーのステージが終了するとゲートとOASISに向かう2つの流れが発生します。凄まじい渋滞を抜けたらまずは小腹を満たしたい。まだまだ飲み足りない人も多いハズ。とりあえずOASISで休憩しましょうか。ただし一斉に人が移動するので写真のようにめちゃくちゃ混雑する時間帯も。もちろんフードの列に並ぶより遊びたい人はすぐそこのRED MARQUEEで存分に音と光を浴びるもよし。

    今年のOASISフェスごはんも多彩なラインアップ。名物「苗場食堂」もここにあります。
    https://www.fujirockfestival.com/stage/food/food06

    また、OASISの一角にあるステージ、GAN-BAN SQUAREは比較的みんな知ってるであろうDJ、アーティストのDJプレイやライブが展開されています。今年は至近距離でNight TempoやUSのアコースティックセット、AAAMYYY(Tempalay)のDJなどがラインアップ、面白いことになりそう。

    Photo by fujirockers.org

    Photo by fujirockers.org

    夜はこれから!なOASISエリア。中央あたりで酒盛りしてる人もいる(はず)。

    深夜、よりディープな空間に変貌するRED MARQUEEで踊り倒す

    深夜0時から朝5時ごろまで、あらゆるダンスミュージック、先鋭のDJ、深夜に似合うバンドなどが登場するRED MARQUEE。金曜日は「PLANET GROOVE」、土曜日は「TRIBAL CIRCUS」、日曜日は「SUNDAY SESSION」と題して展開します。今年は金曜日に坂本慎太郎やエレクトロデュオKIASMOS、昨年、REMI WOLFのピンチヒッターで大いに沸かせたHIROKO YAMAMURAが今年も登場、土曜日はNIGHT TEMPO、日曜日は貴重なNujabes Metaphorical EnsembleやOvallなど、DJもバンドも多彩な顔ぶれ。触れたことのないジャンルもビビらずに体験できるチャンスでもありますよ。

    Photo by fujirockers.org

    Photo by fujirockers.org

    7/25(FRI)PLANETGROOVE
    坂本慎太郎/KIASMOS/Joy(Anonymous)/HIROKO YAMAMURA

    7/26(SAT)TRIBAL CIRCUS
    CONFIDENCE MAN/NIGHT TEMPO/JANE REMOVER/JYOTY/パソコン音楽クラブ

    7/27(SUN)SUNDAY SESSION
    勢喜遊&Yohji Igarashi /Ovall/Nujabase Metaphorical Ensemble/ATSUO THE PINEAPPLE DONKEY

    ※タイムテーブルの詳細は後日発表。

    2many djs(2024)| Photo by 小林弘輔

    2many djs(2024)| Photo by 小林弘輔

    近年、LEDビジョンやフロアに向けた照明もどんどんグレードアップし、音響はもちろん間違いないRED MARQUEE。思う存分踊って叫んで、未知の音楽に出会って心の蓋を開けちゃいましょう。

    第二のごはんどころ、Yellow Cliffでしばし休憩

    ヘッドライナー後の民族大移動に流されて図らずもゲート方向に歩いてしまったら、Yellow Cliffで腹ごしらえするのもいいですね。ライブの感想でも話しながら一休みしてから、つながっているTHE PALECE OF WONDERのエリアを楽しんでみては。

    ワンハンドものからがっつりご飯まで。ここでチャージしときましょう。
    https://www.fujirockfestival.com/stage/food/food04

    Photo by Eriko Kondo

    Photo by Eriko Kondo

    気になるニューカマーを見つけるROOKIE A GO-GO

    ゲートを出たエントランスフリーの一帯にROOKIE A GO-GO、CRYSTAL PALACE TENT、巨大なオブジェなどが出現するエリア、THE PALACE OF WONDERはメインステージ以外のもうひとつのフジロックの核心と言えるでしょう。過去にceroもSuchmosもKing GnuもCreepy NutsもCHAIもおとぼけビ〜バ〜も、いやもう書ききれないほど存在感のあるバンド、アーティストが登場したニューカマーの登竜門、ROOKIE A GO-GO。去年登場し、今年のメインステージへの出演権を得たkurayamisakaは2000年代の日本のオルタナの影響下にある次世代バンドで、海外での評価も高い注目株です。もちろん彼ら以外にもいまのライブシーンを賑わす、痒いところに手が届くラインアップが散見されました。名前と曲ぐらいはうっすら知ってる気になるバンド、たまたま聴こえてきた曲につられて見てみたバンド。ここならではの出会いがありますよ。

    Photo by fujirockers.org

    Photo by fujirockers.org

    kurayamisaka、2024年のステージ。噂を聞きつけた人・人・人 | Photo by 粂井健太

    kurayamisaka、2024年のステージ。噂を聞きつけた人・人・人 | Photo by 粂井健太

    もしかすると最もフジロックらしい場所、CRYSTAL PALACE TENT

    苗場に突然現れたアート・デコ・スタイルの存在感たっぷりな移動式テント、CRYSTAL PALACE TENTは夜通し遊びたい&飲んべえにファンの多いスペース。単純なジャンル分けが不可能なバンド、アーティスト、DJのラインアップは少なくとも他の日本の音楽フェスで体験できない奥行きと豊かさが魅力です。

    外に出るとSAKURA CIRCUSのダイナミックなショーも。THE PALACE OF WONDERの非日常感はフジロックに来た満足感をグッと底上げしてくれるのです。

    次世代ギターヒーロー、CHRISTONE “KINGFISH” INGRAMの 日本初ステージ(2024) | Photo by 安江正実

    次世代ギターヒーロー、CHRISTONE “KINGFISH” INGRAMの
    日本初ステージ(2024) | Photo by 安江正実

    扉の向こうは眠らない遊び場 | Photo by 小林弘輔

    扉の向こうは眠らない遊び場 | Photo by 小林弘輔

    Photo by fujirockers.org

    Photo by fujirockers.org

    別世界が展開するPYRAMID GARDENと、その道すがら

    1日中、爆音にさらされていると案外、静かな場所が恋しくなったりするもの。オールナイトではありませんが、例年深夜1時ごろまでライブが行われるPYRAMID GARDEN。まあまあ歩きますが、苗プリ裏を通ってPYRAMID GARDENにたどり着くと夜の自然が醸し出す気配にカームダウン。おなじみキャンドル・ジュン氏がプロデュースするこのエリアの穏やかさ、幻想的なキャンドルの装飾、そしてもちろん厳選されたライブは一度体験すると忘れられないフジロックの新しい味になってしまうのです。温かい飲み物やフードも決してたくさん残ってはいないものの、ありつけるかもしれません。

    PYRAMID GARDENのフード、深夜にまだあればラッキー
    https://www.fujirockfestival.com/stage/food/food01

    苗プリ裏と言えば、日高大将ゆかりのDON’S CAFÉではサプライズセッションが始まることも。去年はUSも登場したのも記憶に新しいですよね。これぞ深夜徘徊の醍醐味です。

    Photo by 井上勝也

    Photo by 井上勝也

    思わず全身を耳にして聴き惚れた角銅真実DUO(2024)| Photo by エモトココロ

    思わず全身を耳にして聴き惚れた角銅真実DUO(2024)| Photo by エモトココロ

    ここで紹介した以外にも根強いファンがいる「富士映劇」が今年もところ天国で実施されるのか?も楽しみ。ヘッドライナー以降も、いやむしろそこからが深遠なるフジロックの醍醐味。体力と天候と相談しながら、未知のエリアで宝物になる体験に出会ってみてくださいね。
    ※シャトルバス最終・始発はオフィシャルサイトの「交通手段→シャトルバス」に後日発表されるので要確認

    なお、ビギナーの皆さんに向けた交通手段や宿泊などに関するお役立ち情報はこちらから。
    [LINK] Start YOUR FUJIROCK

    Text by 石角友香

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