早割チケットの発売、WeSky a Go-Goの開催間近と、徐々にフジロックの足音が聞こえてくるこの季節。 そんな中、フジロッカーが気になるのはやっぱりラインナップですよね。というわけで、お待たせしました!ヘッドライナーを含む26アーティストの発表です!
そしてもうひとつ、忘れちゃいけないのが大将インタビュー。今年のフジロックにまつわる話をたっぷりと聞いてきました。前編となる今回は出演者にまつわるエピソードを。会場や運営にまつわる裏話は、後編として近日中にお届けします。それではお待ちかねのラインナップと大将インタビュー前編をお楽しみください〜!
ARCTIC MONKEYS (HP)
ATARI TEENAGE RIOT (HP)
THE AVETT BROTHERS (HP)
BIG AUDIO DYNAMITE (HP)
BUDDY GUY (HP)
CAKE (HP)
THE CHEMICAL BROTHERS (HP)
COLDPLAY (HP)
CONGOTRONICS vs ROCKERS
CORNER SHOP (HP)
CSS (HP)
DEERHOOF (HP)
digitalism (HP)
FOUR TET (HP)
FUNERAL PARTY (HP)
G.LOVE&SPECIAL SAUCE (HP)
INCUBUS (HP)
MOGWAI (HP)
THE NAKED AND FAMOUS (HP)
THE PAINS OF BEING PURE AT HEART (HP)
THE SISTERS OF MERCY (HP)
TODD RUNDGREN (HP)
WARPAINT (HP)
WILCO (HP)
WU LYF (HP)
YELLOW MAGIC ORCHESTRA (HP)
【出演者にまつわる裏話あれこれ】
—この中からすでにヘッドライナーが決定しているということですが、どのアーティストになるのでしょうか?
「Cシリーズだな(笑)」
—すでに3組全て決まりかけてるという噂も聞いたのですが。
「決まりかけてるまではいってないよ。決まるかもしれないっていう。(今の段階で言えるのは)ロックバンドだということだよね。(フジロックでは)1回やったんじゃないかな。当時はヘッドライナークラスじゃなかった。中堅と若手の間くらいで、今はアメリカでもすごい売れてる。名前は言えないな。本当はもういっこ考えてたんだけどね。それがなくなったんで」
—では、なくなったバンドの名前を教えてもらえますか?
「そりゃ言えないよ。(少し間をおいて)去年フジロックにバンドのひとりが来たんだけども、ショーが終わった後にぜひ来年は自分のバンドでって。それが突然夏期休暇をとりたいということになってさ。そう言えば分かる人は分かるかもしれない」
—だいぶ分かった気がします…。それではヘッドライナー以外の出演者の話を。名実兼ね備えたアーティストから、気鋭の若手まで、幅広いジャンルの出演者が名を連ねている印象です。この中でのイチオシはありますか?
「(特定のアーティストのイチオシということについて)それは言えない。でも、えーっていうのはあるよ」
『THE SISTERS OF MERCY』
「シスターズ・オブ・マーシーは25年くらい前にロンドンで見たんだけども、再結成してやるっていうんで面白いじゃないかって。1回ずいぶん前に(来日を)発表したんだけど、メンバーの都合でキャンセルになって以来来ていない。若い人は知らないと思うよ」
『YELLOW MAGIC ORCHESTRA』
「去年もちらっと話をしたんだよね。ただ、自分たちのイベント(WORLD HAPPINESS)があるからっていうことで。今年もYMOとしてイベントはやるんだけど、お互い競合しないっていうことは理解してるから、じゃあぜひ出てもらおうって」
『TODD RUNDGREN』
「朝霧でライブが終わった後に俺のテントに来て、酒飲んでたらフジロックには1回も出たことが無いからっていう話になってさ。朝霧のときはロバート・ジョンソンの曲を中心にやって、3分の2以上がブルースっていうセットだったけど、(フジロックは)トッド・ラングレンのオリジナルの世界。そうなればユートピアの曲が中心になるんじゃないかな」
『BUDDY GUY』
「俺はブルースが大好きだから、バディ・ガイはぜひ見に来てほしいよ。他のブルースのイベントにはよく来てるけど、フジロックは初めて。シカゴ系のブルースマンで生き残ってる人っていうのはほとんどいないからね。もう70いくつで、これまで(のフジロックの出演者で)70代はいなかったと思う。最高齢だよ(※現在74才。フジロック開催中の7/30には75才を迎える!)」
『WILCO』
「去年日本に来たんだけども、フジロックは初めてだよね。オルタナティブだったり、正統派アメリカン・ロックだったり、あらゆるスタイルを持っているバンド。楽しんでもらえるんじゃないかな」
『CONGOTRONICS vs ROCKERS』
—コンゴトロニクスといえば、昨年発売された「コンゴトロニクス世界選手権」は、コノノNo.1やカサイ・オールスターズといったコンゴのミュージシャンの曲を、世界中のアーティストがカバーするというものでした。これに近い内容になるのでしょうか?
「まだ分かんないけど、多分リズム隊とかは決まっていて、いろんなミュージシャンが参加するんじゃないかな。だからステージ上(の人)は多いんじゃないかな。はっきり言って、フェスティバルだからできるっていうことじゃないかな。こういうのは自分の耳で聴いてほしいよね」
大将インタビューの前編はここまで。大将のエンジンがかかってきた会場や運営にまつわる話は、後編の公開までしばしお待ちください!