6月25日、26日に今期2回目のボードウォーク・キャンプが開催されました。冬の間に壊れてしまったボードウォークを修復し、新しく作り直すのが目的のこのキャンプは、ホワイトステージを基地に開催されます。午前中と午後に約3時間ずつ作業しますが、それ以外は自由時間。という事は、ステージも設置されていない大自然苗場を堪能できちゃうんです。これがなんとも感慨深い。キャンプが生きる印の筆者はもうテンション上がりっ放しでした。だって、フジロック開催中、入れないとこに入れるんですよ?そして、ああ!ここにトイレが!とか、ここをアーティストが通ってくるのかーー!とか妄想できちゃうんです。楽しくないはずがない!!そう思いませんか?しかも、ボランティア参加者には、フェスご飯でおなじみの苗場雪塾さんからお昼ご飯が支給されます。フジロッカーが集まってキャンプができて、各自好きな音楽を流し、なおかつフェスご飯が食べられる。これはもうちっちゃいフジロックですよ。本番前にはあと一回(7月16日、17日)しかありません。是非皆さん参加してみてはいかがでしょうか??
25日の夜には100万人のキャンドルナイトというイベントで、数千というキャンドルが苗場の夜を彩ったのです。この日苗場は大雨に襲われ、ボードウォークの修復作業がやむなく中止されましたが、日が暮れてくると雨あしも弱まり、無事100万人のキャンドルナイトがはじまりました。このキャンドル、使用済み紙コップと家庭などで出た廃油を原料に地元の方が作っている手作りキャンドルなんです。紙コップに入った小さなキャンドルですが、これが数千も散らばると幻想的にホワイトステージを照らします。夜がふけるとキャンドルに照らされてか、空に満天の星空が見えました。
26日は、朝9時半に開会式が始まり、班分けをして作業に取りかかります。この日の作業は、古くなった板をはずし、新しい板を取り付けるという事が中心です。
さて、ここで今回集まったフジロッカーの方々の写真を撮らせていただいたので紹介します。
ご家族でも参加できるのがボードウォークキャンプの楽しいところでもあります。
地元の方が釘の打ち方もレクチャーしてくれるんです。図画工作の勉強だってできちゃいます。
そしてボードウォークのもう一つの楽しみとして、板にメッセージを描いて残せます。フジロックに来た事がある皆さんなら、目にしてますよね?ボードウォークに書かれたメッセージはこうして生まれているのです。
どうでしょうか?心が踊ってきませんか?ハッピーな気持ちになってきたそこのあなた!あなたはもう生粋のフジロッカーなのです。ボードウォーク・キャンプは1日でも、半日でも、キャンプ泊でもOK。それぞれの予定に合わせて参加できます。ほんっとに簡単な作業です。それでも、ボードウォークを修復するにはある程度の人数が必要です。フジロックの下見がてら、苗場に来てはいかがですか?フジロック本番まで、あと1回開催されます。参加希望の方、興味を持たれた方はこちらをご覧ください。ボードウォーク・キャンプの詳細、申込方法が掲載されています。
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■第37回 Boardwalk Don’t Run
2011年7月16日(土)、17日(日)、18日(祝)
内容:みどり橋架、補修作業、最終チェック
★受付期間:2011年6月24日(金)~7月14日(木)
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余談ですが、当日スタッフの方にこんな苗場らしいものを頂きました。
山菜!!!
こんなサプライズもあったり、なかったり。
でも、「面白さ」これは保証します。
Photo&Text by Ryohei Maruyama