アーティスト情報 : Bettye LaVette(ベティ・ラヴェット)
Posted on March 28, 2008
Filed Under アーティスト情報 |
photo by Tsuyoshi Ikegami
昨年のボードウォークの時だったか、朝霧ジャムのことを大将が話していたときに、「お前が、このアーティストを知っていたら、シャッポを脱ぐよ」なんてことを言われたことがある。それがベティ・ラヴェットだったんだが、フジ・ロックにしろ、朝霧にしろ、「一般的にはあまり知られていない..」 けど、その筋では圧倒的な存在感を持つ、いわば、(こんな言い方嫌いだけど)玄人受けする渋いアーティストをブッキングする「癖」のあるのが大将。よほど好き者でない限り、なかなかこういったアーティストを単独で見る機会はないんだが、朝霧で彼女のパフォーマンスを見たときにはぶっ飛ばされました。本物のソウル、R&B。魂に直球が突き刺さるって感じかしら。震えましたなぁ。
さて、その彼女の朝霧ジャムでのライヴの様子はこちらで、チェックできるし、その翌々日には渋谷のクラブクアトロでソウライヴと一緒にステージに立っているんだが、そのときのレポートはこちら。まぁ、写真を見ているだけでもわかると思います。これぞソウル、これぞR&B。もちろん、その流れのなかで言えば、今年はブーツィ・コリンズが大きな騒ぎを起こしてくれると思うんですが、ちょいと渋くルーツ的なこちらも見逃せません。
代表曲に1965年にR&Bチャートの20位を記録したという「Let Me Down Easy」や「Easy To Say」あたりがあるらしいんだけど、英語がわかる人はWikipediaをチェックしたら、かなりの情報を確認できます。いずれにせよ、いろいろな意味で若かった頃には「不遇」というか、不運なことがよくあったようですが、ここ数年、DJたちが彼女の魅力を再発見した結果なんだろう、彼女も精力的にライヴ活動を続けているようです。そのあたりも含めて、まずは、彼女のMySpaceをチェックしていただければ、圧倒的なヴォーカルの魅力にぶっ飛ばされること請け合いです。
と、こんな渋めを好みとしているファンとしては、まだまだ続きを期待してしまうのです。例えば、昨年、ライ・クーダーをプロデューサーにして、『We’ll Never Turn Back』ってアルバムを発表したメイヴィス・ステイプルズとか、感動の傑作『マイ・ネーム・イズ・バディ』を発表したそのプロデューサー、ライ・クーダーと夢の共演なんて… やっぱ、望み過ぎというものですかなぁ。
ちなみに、彼女の魅力を知るためにこんな映像やこんなのがチェックできます。
photo by Yusuke Kitamura
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The official site Bettye LaVette http://www.bettyelavette.com/ check ‘em? –>MySpace / iTunes the latest album ![]() “The Scene of the Crime” (US import /UK import / iTunes) |
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posted by hanasan