天国で演奏した人たちの情報更新

Posted on August 5, 2008
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SEASICK STEVE

photo by Naoaki Okamura

 現地、苗場での清掃作業、撤収作業を終えて東京に戻ってきたスタッフの話によると、みんなが会場を離れてからというもの、ピーカン天気が続いて、あまりの砂塵にマスクやタオルで口をふさいで作業を続けていたんだとか。そんな意味で言えば、適度に雨が降って… まぁ、あの夕立を「適度」と呼ぶのは難しいんだけど、雨もあり、快晴もありといった期間中の天気は、結果としていい環境を与えてくれたのではないかと思います。

 加えて、会場の住人たち… というか、開催期間は姿を隠していた猿や狸たちも戻ってきっという報告を受け取っています。「熊出没注意」なんて看板も目撃しているんですが、苗場には野生の動物がたくさん生息していて、大挙して人間が訪れる開催期間は、人間をおそれて姿を隠しているというのです。さすがに、虫はそうはならないらしく、今年も野ダニやヤブ蚊に刺された人もいると思いますし、ヒルがいたという話も伝わっています。みなさんも被害に遭われたのではないかと気にしていおります。

会場でオフィシャル・レコード店という形でCDなどを販売している岩盤でのチャート情報も耳に入ってきているんですが、No.1はロドリーゴ・イ・ガブリエーラで、2番目に顔を出していたのがゴーゴル・ボデーロだったとか。このあたり、ライヴでの反響が如実に証明されているようですね。ちなみに、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラは10月8日に激情セッションと題されたアルバムを発表の予定で、ここには3月の来日時に行われた渋谷デュオでのライヴが収録されているとのこと。ちなみに、この初回限定盤はDVD付きとのことで、ここにあのときのライヴ映像が収録されていたら嬉しいなぁと思いますが、現時点ではなにも情報は受け取ってはいません。

さて、まだ日本にいるのがパレス・オヴ・ワンダーの仕掛け人で、会場内の装飾関係の中心となって動いているスマッシュUKのジェイソン・メイオール(クンビア・キッド)が今晩(5日)21:30より、東京渋谷のバー、トレジャー・チェスト(渋谷区円山町10-13)でDJをするという情報が入っております。お時間のある方は遊びに行ってはいかがでしょうか?

アーティスト情報の更新ですが、今回はフィールド・オヴ・ヘヴンで演奏したアーティストを整理しました。前回までの更新で欠けていたフジロック・エキスプレス英語版のリンクも、今回は加えています。(それまでのものについては、英語版リンクも順次加えていきますが、しばらくのご猶予を)

まずは金曜日に登場したザ・ニュー・マスターサウンズマイス・パレード、文字通り、特別によかったという噂が耳に入ってきているスペシャル・アザーズ、くるりが飛び入りしてしまったジェイソン・フォークナー、今年はメンバーが他のプロジェクト、サンシャイン・ラヴ・スティール・オーケストラとしても登場したリトル・テンポINO hidefumi LIVE SET中山うりを更新。

土曜日に姿を見せたレタス、すでに更新済みですが、カナダから彼らを見たいとやってきたカナダ人ライターの原稿も追加したフラワー・トラヴェリン・バンド、同じく英語版の原稿へのリンクも追加した柳ジョージとレイニーウッドベティ・ラヴェット、前夜祭も演奏したザ・フュームズ、英語版では「これこそ、本当のJBトリビュートだ」とベタ褒めのアンダーカバー・エキスプレスを更新しています。

そして、最終日は、前述のロドリゴ・イ・ガブリエラ、なんと頭から煙が出ているようにしか見えない写真が驚きの鬼才、リー・スクラッチ・ペリー、既出のマイケル・フランティ & スピアヘッドJ.A.M、なんと9回もレポートされているシーシック(船酔い)スティーヴ、フジ・ロックではお馴染みで今回は韓国のペンタポートにも出演したダブル・フェイマスと、情報更新をしております。

posted by hanasan