泣いた、笑った、感動した… 語り合いたいねぇ、この気持ち

Posted on July 31, 2008
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ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン

photo by Koichi “hanasan” Hanafusa

 さてさて、フジロックが幕を閉じたのが月曜日。と言っても、苗場から自宅に帰るまで「祭り」は終わらないと言うのが正直なところかもしれません。あるいは、自宅に帰って、苗場の土に汚れた服を洗濯して、泥だらけになった靴を綺麗にして… それでやっと、「祭り」が終わるのかもしれません。みなさん、無事に帰宅しましたか?

すでにBBSでもさかんに語り合われているようですが、この時期、いつも語りたくなってしまうのが自分の体験したライヴの話や感動したこと等々。あれがよかった、悪かった… 共感を求めているのか、共有したいからか、仲間が集まって飲み始めるとそんな話に終始してしまいます。といっても、会場に集まった人たち、のべ約12万人にそれぞれの感動があり、それぞれのベスト・アクトがあったと思います。そんな語り合いの場としてアーティスト情報のコメント欄を使ってもらえれば… と、気付いている人もいるかもしれませんが、徐々にですが、今回のライヴでの感動の1シーンをとらえた写真を使ってアーティスト情報を更新しています。

今回更新したのは最年長のhanasanが撮影したアーティストのもの。土砂降りの雨の中、「満月の夕」の大合唱で揺れたソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(中川敬/奥野真哉/リクオ)、36年前に録音したデビュー・アルバム、『大阪へやってきた』のタイトル・トラックまで登場した友部正人with三宅伸治、はちみつぱい時代からのファンには嬉しくてたまらなかった「煙草路地」が、まるでCSNYのようなタッチで演奏された鈴木慶一/Captain HATE and The Seasick Sailors feat.曽我部恵一。なんでもスタジオ録音されたことのなかったこの曲が、この2月に発売されたアルバム、『ヘイト船長とラヴ航海士』に収録されているようなんですが、このライヴを見たら、やっぱ、このアルバムは手に取ってみたいと思ったものです。

その他にも、30数年を経て復活したFLOWER TRAVELLIN’ BANDでは、興奮したジョー山中があのステージから飛び降りてオーディエンスに向かっていったときの写真をフィーチャー。同じく、オールド・スクールの柳ジョージ&レイニーウッドに加え、5年ぶりのアヴァロンでヘッドライナーとして演奏したASA-CHANG&巡礼や大阪から初めて出演して、フジロックを連呼したDoberman(ドーベルマン)も更新しています。

外国勢ではいろいろな場所で楽しませてくれたBig Willie’s Burlesque(ビッグ・ウィリーズ・バーレスク)に、ぐでんぐでんに酔っぱらいながらウルトラ・ホットなクンビアでオーディエンスを湧かせたVery Be Careful(ヴェリー・ビーケアフル)、同じLA出身でオーディエンスといつも通りの大パーティを開いてしまった感じのOzomatlil(オゾマトリ)に、強烈なメッセージが心を揺さぶったMichael Franti & Spearhead(マイケル・フランティとスピアヘッド)、前夜祭だけで出演者リストにも載っていなかったBerri Txarrak(ベリ・チャラック)といったところのアーティスト情報を更新しています。

なお、それぞれの写真をクリックしていただければ今年のフジロック・エキスプレスのレポートに飛べるようにしています。

ということで、アーティスト情報で感動を共有していただければと思います。もちろん、これからも徐々に全てのアーティスト情報を更新していきます。

posted by hanasan