オールナイトフジの仕掛人、ブライアン・バートンルイスにインタビュー!
Posted on July 11, 2008
Filed Under インタビュー |
? オレンジコートを使った一夜限りの野外クラブ、オールナイトフジ。2003年から続くこのイベントをご存知のフジロッカーは多いはず。金曜の夜を賑わす首謀者、ブライアン・バートンルイス氏にインタビューしてきました。オールナイトフジのことはもちろん、ブライアン氏自身がフジロックに抱く想いなど、音楽への愛に満ちたインタビューをご覧あれ。
「1年の中で、7月最後の週末の予定、フジロックは100%決まっていること」
ラジオやテレビのMCをはじめ、イベントのプロデュース、DJ、モデル、通訳など、ブライアン氏の肩書きを数え上げようとするとキリがない。肩書きの数だけ多忙を極める彼が、インタビューの冒頭で言い放った言葉がこのひとことだった。
「フジロックは僕にとって特別なフェスティバルなんだ。1年目から参加している人は年々減ってきているから、毎年参加していることは強く誇りに思っているよ。毎年フジロックには水曜日から月曜日の夜までいるんだ。この時期は他の仕事はいれないし、フジロック以外のことはしない。すごく大事な時間だよ
ブライアン氏の言葉を聞いていると、5年前に行ったインタビューのときからフジロックに対する気持ちにブレがないことが伝わってくる。むしろ当時以上に想いは高まっているのではないだろうか。返ってくる言葉のひとつひとつに気持ちが込められているのが伝わってきた。だが心に秘めているのは「フジロックが安定して続いていくこと」ではなく、その逆だった。
「率直に言うと、安定したところを改めてひっかき回したい。新たな発見だったり、出会いだったりっていうところにフェスの良さはあると思うのね。安定してパターン化してしまうと、そういった良さが無くなってしまうし、僕自身もつまらない。何かが変わらないといけないんだと思う。僕はオールナイトフジとDAY DREAMINGの制作をしているんだけど、今年はそこにどんなアイデアを加えて、どう変えていくかっていうのを真剣に考えてる」
2003年にはじまったオールナイトフジは昨年までに5回を数え、フジロックにおいて外すことのできない要素として定着してきている。6年目となる今年、そこにどんな変化をもたらすというのだろう。
「今まで以上に大きく見せるっていうのが、今年のオールナイトフジのテーマ。出演するアーティストも、夜のシーンのヘッドライナーを集めたよ(Paul Van Dyk、電気グルーヴ、kagami、sugiurumn、DEXPISTOLS、そしてブライアン氏自身が出演)。サウンドシステムも強化するし、場内もより過ごしやすい空間づくりをするつもり。初めて来る人はもちろん、毎年来てくれている人もさらに楽しめるんじゃないかな。オールナイトフジはもちろんだけど、DAY DREAMINGにも遊びに来てほしいな。僕はゲリラっぽく何かをするのが好きだから、ここではそうやって楽しませようって考えてる。来た人には必ず満足してもらえると思うよ」
昼のDAY DREAMING、深夜のオールナイトフジ。今年も奥地で何か面白いことが起こりそうな匂いが漂ってくる。パーティー好きのフジロッカーはこのふたつを要チェックだ!
○ ブライアン・バートンルイス 関連インフォ
76.1InterFM「SUPERFESTIVAL」-プロデュース・DJ-(毎週土曜日21:00~22:30)
http://www.interfm.co.jp
Space Shower TV 「DAX」メディアミックスな実験番組配信中 -MC-
http://www.dax.tv
Third Culture
http://www.thirdculture.tv
posted by funa