アーティスト情報 : The Presidents of The United States of America(ザ・プレジデンツ・オフ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オヴ・アメリカ)
photo by suguta
アーティスト情報 : Little Tempo(リトル・テンポ)
photo by Yusuke Kitamura
アーティスト情報 : Kate Nash(ケイト・ナッシュ)
photo by Tsuyoshi Ikegami
アーティスト情報 : Kasabian(カサビアン)
photo by Terumi Fukano
アーティスト情報 : Ego Wrappin’(エゴ・ラッピン)
photo by Naoaki Okamura
アーティスト情報 : Bloc Party(ブロック・パーティ)
photo by Terumi Fukano
ヴィーニャ・ロック・フェスティヴァルでメタルにはまる!
ん? なんとステージが三つ、一直線に並んでいるではないか? これ、合成写真じゃないの? こんなのでライヴができるか? と、おそらく、この写真を見て、そんな疑問を持つのも当然だと思う。日本じゃ、ちょっと信じられない光景だが、これは合成でもなんでもなく、スペイン最大といわれるフェスティヴァルのひとつ、今年の5月頭に開催されたヴィーニャ・ロックのメイン・ステージが置かれている場所。ピークともなれば、三つのステージが並べられている前で約50000人がワイルドにロックする。世界にはこんなフェスティヴァルがあり、日本ではほとんど知られていなくとも、とんでもない演奏をするバンドが次々と登場して、広大な音楽の世界を我々に思い知らせてくれるのだ。
アーティスト情報 : Mono(モノ)
photo by Izumi Kumazawa
アーティスト情報 : Doberman(ドーベルマン)
photo by Koichi “hanasan” Hanafusa
オリジナリティにつきるのではないかと思う。ルーツのオーセンティックなスカから、それをダイナミックに消化して時代を作ったUKの2トーンに対するリスペクトの念を持ちながらも、自分たちの言葉にこだわり、スタイルにこだわる。アクのある歌、言葉が彼らの魅力であると同時に、そのこだわりを持ちながらも、見るものを徹底的に楽しませるエンタテインメント性は他に類を見ない。おそらく、それが海外での彼らの評価に反映されているんだろう。
【ロック・ラティーノ】「誰これ? ヤバい!」の仕掛人、小宮山ショーゴ氏インタビュー
まったくもって、何をしているかわからない人だ。そのくせ、ヨーロッパを旅すれば、行く先々で友達と出会って昔話に花が咲く。南米から飛び出し、言葉で繋がるスペインを経由して、世田谷の閑静な住宅街に落ちついた。そこは、ラディカル・ミュージック・ネットワークの面々をもてなす宿でもある。フジに関していえば、バンダ・バソッティ(Banda Bassotti)、フェルミン・ムグルザ(Fermin Muguruza)、トドス・トゥス・ムエルトス(Todos Tus Muertos)といった、日本ではまだまだ無名な連中が前夜祭/クロージングという重要な時間帯に登場した。その場にいるほとんどが彼らのことを知らないはずなのに、ありえない盛り上がりが起きたことは事実だ。彼らとの関係は、あくまで「トモダチ」の延長だから、呼び屋なんて言えない。全ては横の繋がり__。
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