フジロックをもっと楽しもう!モアファン座談会 みんなが主役!ピープル編
- 2017/06/05 ● from fujirockers.org
人気企画の裏話、そして感動秘話
志賀:アリモトさんがいつも女の子にメッセージを書いてもらっているボード、今年、新調するって言ってませんでした?
アリモト:うん、2年も使ってボロボロになったからリニューアル予定だよ、今まで書いてくれた女の子にありがとうって言いたい。
安江:今さらだけど、イケメンやかわいい女の子に声をかける判断基準ってあるの?
アリモト:それね、よく聞かれるんだけど「笑顔が素敵な人」って言うと「嘘だ!」って言われるんだよね。だから自分のタイプの人ってことで。まぁ、実際そうなんだけど(笑)。
一同:やっぱり!
安江:メモメモ。「ガールズ・コレクションはアリモトさんのタイプの女子」っと。
アリモト:メモしなくていいから!東さんはどう?
東:私はイケメンを探しはじめてから、サングラス男子に弱いって気づいた(笑)。あと失敗談に通じるんだけど、カップルに声をかけると、彼女や奥さんに微妙なリアクションをされちゃうことがあるので、ひとりでいる人を狙うようにしてる。きっと「変な女がうちの彼氏ナンパしに来た」って目で見られてるんだろうな…私。
阿部:「変な女がうちの彼氏ナンパしに来たwww」って、SNSで晒されたりしてね(笑)。
東:やめてー!SNSこわい(泣)。
アリモト:僕はサングラスをかけていない人に声をかけるよ。フェスってデカいサングラスをしてる人が多いじゃん。お洒落かもしれないけど、サングラス外してもらったら微妙ってことがあるから、絶対に声をかけないね。
安江:こら!微妙って言うな!
東:いや、だからその…ね、何度も学習せずにサングラス・トラップにひっかかったりとか…(モゴモゴ)。
安江:お?フジロック・ロマンス発生?何かあったんだね?あとで詳しく聞かせてもらおうか。
東:いや、そうではなく…(モゴモゴ)。ではその話は二軒目で。でも、ひとりでいる人ってだいたいみんな照れくさいのか、最初は真顔で謙遜するんだよ。「いやいや、俺なんか」って。でも、頼み込むと笑って承諾してくれるの。その笑顔が私のエネルギーです!
アリモト:それ、めちゃくちゃわかるわー!で、「変な女がうちの彼氏ナンパしに来た」とは逆で、カップルで来ている女子に声をかけると彼氏が何故か誇らしげなんだよね。「好きに撮ってやって下さい!」とか「こんな女でいいんですか?」って、すごく喜ばれる(笑)。
阿部:彼氏としては鼻が高いよね!あと、かわいいと思って声かけて、「さっきも写真撮られたんですけど」とか言われることがあるんだけど、あれは恥ずかしいよね(笑)。「あ、誰かと好みかぶった…」みたいな。
Mune:そんなことってあるの?あんなに広い会場で。
阿部:あるある。後から、アップされた記事を見て、「あぁ、やっぱり美女ハンターの仕業か」とか思ったり。
安江:メモメモ。「阿部さんとアリモトさんのタイプは同じ」っと。
志賀:阿部さんとアリモトさんが一緒に合コンに行ったら、タイプの子の奪い合いですね。
阿部:その後の関係がギスギスして、翌年からの取材に支障が出る(笑)。
アリモト:おっさん同士、仲良くやろうよ(笑)。
フジロックにいる、あんな人やこんな人
安江:前夜祭のとき、浴衣着てる人いるじゃない?
アリモト:あれ、いいよね。お祭感アップで苗場音頭にぴったり。
阿部:浴衣は見てるだけで、テンション上がるよね!前夜祭のためだけに浴衣を用意して、着付けまでしてると思うと、もう頭が上がりません。
安江:わたしも一度、前夜祭で浴衣を着たことあるんだけど、姿見がないから着付けも大変だし、荷物も増えるし、翌年は浴衣を諦めて、法被にしたよ。だから、前夜祭限定の浴衣レンタルサービスとかあったら嬉しいな。男性には、甚平とか法被とかいいかも!海外の人にも喜ばれそう。
東:いいね!キャンプだと、なおさらテントの中じゃ着付けできないし。
アリモト:そんなサービスがあったら絶対喜ばれるね、中の人、見ていたらお願いします!儲けるチャンスですよ!
東:ビジネスの香り!
安江:臭う!臭うぞ!ビジネス臭!!!
阿部:来年は出展者として行こうかなー(笑)。
アリモト:そういえば、苗場観光協会の人が苗場音頭の振り付けをYouTubeにアップしているのを発見したよ。これ覚えたいなぁ。
安江:お、それはありがたい!自分含め、その場にいるお客さんも、全部は覚えられていないけど、ジャンプするところだけは全力で跳んでたからさ。今年は完全マスターして前夜祭に挑める!
Mune:前夜祭に限らず、会場で仮装している人も増えたよね。
アリモト:毎年パンダとデビルマンは必ず見かけるよね。この前、アースデイ東京に『フジロックの森プロジェクト』の手伝いに行ったんだけど、そこでもデビルマン目撃したなぁ。みんな他にどんな仮装している人を見かける?
安江:キャラものだと、アラレちゃん、パーマン、ドラゴンボール、ウォーリー。あと、変わりダネだと、牛乳パック!
阿部:牛乳パックって(笑)。子どものコスプレは文句なしにかわいいよね!
Mune:メイド服でフジロックってちょっと話題になったことあったね!
安江:あったあった!それお友達なんだけど、海外のメディアにも取材されてた!
アリモト:国内のいろんなフェスに行くし、海外フェスの中継も見ることがあるんだけど、コスプレしているお客さんってフジロックだけなんじゃないかな?いつから根付いたんだろうね。
安江:確かにそうかも!楽しいことは何でも取り入れちゃうってところが、日本っぽくていいね。ただでさえ過酷なのに、更にコスプレするなんてフジロッカーの気合はすごいよね!
阿部:仮装とはちょっと違うけど、面白いTシャツ着てる人とか、コーディネートを合わせてる人とかも、自分達なりの楽しみ方をしてるって感じがしていいよね!
安江:森くん在籍時代のSMAPのTシャツとかね!どうやって手に入れたんだろう(笑)。
Mune:レアなヤツ!
阿部:あと、ピープル取材でいうと、毎年会場で会ってて、ちょっとした知り合いみたいな感じになっている人が何人かいるなぁ。「あぁ、どうも!お子さん大きくなりましたね!」みたいな。約束して会うわけじゃないけど、そういう再会って嬉しいよね。
東:わかるわかる。フジロックでしか会えない人っているしね。
アリモト:じゃあ、最後の質問!一番記憶に残っているフジロッカーは?
志賀:サプライズ結婚式を取材させてもらったカップルとそのお友達ですね。かなり前から準備してたとのことで小道具も本格的で、周りのお客さんにも祝福されて本当に幸せものだな!と思いました。
阿部:新婚旅行でフジロックに来たって人もいたなぁ。海外旅行もいいけど、せっかく長い休みがとれるなら思いっきりフジロックを満喫するってのも手だよね!
安江:エキスプレスで初めて取材した時に声をかけた人は忘れられないけど、昨年やった「あなたのメッセージで20回目のお祝いをしよう」の撮影時に「生きて21回目に来る!」って書いた闘病中の女性がいて、その場でピープル取材に切り替えて話を聞こうか悩んだけど、うちも母が同じ状況だったことがあるから、せめてフジロックの間だけは病気のことに触れず楽しんでもらいたくて、「来年も会いましょう!」って約束してそのまま別れたんだ。だから今年もフジロックで会いたいから、もし、これを見てたら連絡下さい!
アリモト:感動系の話の続きなんだけど、4人で来ていた男子グループを取材させてもらったときに、記事に載せるニックネームを聞いたら名前を5人分言うんだよね。「あれ?もう一人はトイレ?」って質問したら、そのうちの一人が「亡くなったんだけど、ずっと一緒にフジロックに来ていたカミさんもエキスプレスに載せてほしい」ってタイムテーブルのケースから奥さんの写真を見せてくれたんだよね。あれは本当にグッときて、泣かせんじゃねーよ!って思った。
安江:アリモトさん、泣かすなよぉ。エキスプレスの記事はめっちゃ楽しそうな話だったのに、そんなエピソードがあったのね。
東:これは既に取材した人ではなくて、これから出会いたいフジロッカーなんだけど、何日目かの朝一のデイ・ドリーミングで、ガチの水のかけ合いっていう謎の催しをもう何年もしているグループがいるらしいんだよね。友人から聞いた話なんだけど、すごい気になってる。周りにいる人に「オーディエンスになってください!」ってお願いしてくるんだって。今年出くわしたいな~。これ見てたら連絡ください!
アリモト:それ超面白そう。巻き込まれたい(笑)。
阿部:やっぱ今年は水着必須か!
東:サウナに続いて2度目の出番が(笑)。
安江:そういうのいいよね!モアファンってスタッフが会場を歩きまくって、いろんな出来事を見つけているんだけど、「こういうことするよ!」って事前に教えてくれたら取材しに行っちゃう!楽しいは正義!
Mune:記憶に残ってるのは、やっぱり手にキスしてきた人だよね。みんな気をつけようね?
東:その人も連絡ください!ロマンスの予感!
安江:ロマンスの神様!!!いえあ!
Mune:ロマンスちゃうわー!!
店員:すみません、そろそろ閉店の時間なのですが…
アリモト:じゃ、次はカラオケでも行きますか?
一同:行こうー!フジロック縛りで!
こうしてモアファン・スタッフの飲み会はまだまだ続くのでした。初フジ編、フェスごはん編、エリア編、ピープル編の全4回でお届けしたモアファン座談会、楽しんでいただけたでしょうか?
気づけばフジロック本番までもう少し!今年もフジロック・エキスプレスのモアファン・チームはみんなの「FUN=楽しい」を求めて会場内を駆け巡ります!今年のフジロックで「こんなこと、あんなことするよ!」という人がいましたら、Facebook、Twitter、Instagramや、問い合わせフォームから気軽にご連絡下さい。可能な限り取材に伺います!