開催まであと1ヶ月…ついにタイムテーブルの発表です!
7月 1st, 2010

南アフリカW杯、惜しかったですね…まずは、彼らに健闘と尊敬の意を表したいと思います。そしてひとまず、もうひとつの祭り、フジロックへとハンドルを切っていただきましょう。今回は、木道亭に苗場食堂、さらに場内ステージへの登竜門、ルーキー・ア・ゴー・ゴーの発表となります。そして、1ヶ月を切った、ということで、タイムテーブルも同時に発表されます。新しいステージ、ピラミッド・ガーデンと、キャバレー・フィエスタ “ハバナ・ナイト”のラインナップは次回となりそうですが、それでも充実していることには変わりはなく、被りによる嬉しい(?)悲鳴も聞こえてきそうな予感がします。
【出まくるアーティスト=前夜祭出演濃厚?】
まずは、フジロックの楽しみのひとつ、「出まくるアーティスト」をご紹介します。ここに挙げたいずれかが前夜祭に出る、と言っても過言ではないでしょう。
■ムスタング(3ステージ決定:7/1現在)
昨年のレーヴェンがいたるところでライヴを繰り広げ、年明けの単独ライヴに繋げて大成功をおさめたのは、ご存じの通り。彼らを送り出したアンクローウェン(レーベル)が、フランスのムスタングを率いて、今年もやらかします。ブルーズ、ロックンロール、ロカビリーを主としながら、ファイナル・ファンタジーの”チョコボのテーマ”まで演奏する彼らは、初日はフィールド・オブ・ヘヴンと苗場食堂、2日目のクリスタル・パレス・テントに出演します。
■ナラシラト・パン・パイパーズ(4ステージ決定:7/1現在)
腰ミノをまとってのダンス、竹を細工し、叩く、吹く、といった原始のリズムを組み合わせたトライバル・サウンドを奏でる、ソロモン諸島のナラシラト・パン・パイパーズは必見です。この動画を見ると、ボブ・マーリィの”アイ・ショット・ザ・シェリフ”のようなアクセントから、マヌ・チャオとも似たメロディが走り出しています。彼らは、初日の木道亭〜クリスタル・パレス・テントとおいしいステージに出演、翌2日目はオレンジ・コート〜ジプシー・アヴァロンのはしごが決定しています。
■モリアーティ(4ステージ決定:7/1現在)
メンバー全員がモリアーティ性を名乗るモリアーティですが、その名でピンと来た方は、おそらく旅好きでしょう。ビート文学の名作、ジャック・ケルアックの自伝的小説『路上』に登場するディーン・モリアーティを示し、同時に、『シャーロック・ホームズ』シリーズに登場する悪役、ジェームズ・モリアーティ元数学教授の名前ともかけているそうです。初日が木道亭〜アヴァロン、2日目はオレンジ〜苗場食堂に出演ということで、踊らせることはもちろん、飲ませたり、チルアウトすることも出来る多彩なバンド。小説のように「画が浮かぶライヴ」を繰り広げてくれることでしょう。
【ピックアップ】
モリアーティからの「文系」繋がりですが、今回新たに苗場食堂のトップバッターに決まったのが、ガンジー石原&糸車。ガンジー石原といえば、中島らもと共に劇団リリパット・アーミーの旗揚げ公演に参加したという逸話も持っているお方…ひょっとすると生前のらも話なども聞けるかもしれません。タイムテーブルの流れも秀逸で、ガンジー石原から豊田勇造へのリレーは、苗場食堂の酒がさらに美味しくなりそうな予感がします。
さらに、ヘヴンの朝イチが2組決定しています。2日目には らぞく、3日目は「サンデー・モーニング・ジャム」とありますが、誰が出るのか楽しみなところ。後者は08年のヘヴンズ・ジャムを連想させますが、今年は食事しながら、あるいは、閉じかけのまぶたを開かせるモーニングコールのようなセッションとなるのでしょうか。期待度大!
【場内ステージへステップアップするのは誰だ?】
さて、今回はルーキー発表もあるということで、どどんと名前を記しておきます。極端にシンプルというか、1周して逆にぶっ飛んでる名前のアーティストがいつになく多いような気がしますが、そんな彼らを小さなステージで見られるのは今だけかもしれません。
■7/30
女王蜂 / HEY-SMITH / carib jams / ALT / アラゲホンジ
■7/31
go chic / The SALOVERS / HIGURASHI RECORDS INC. / 宇宙人 / 快速東京
■8/1
THE RICH / 99RadioService / core of bells / 踊ってばかりの国 / カンタス村田とサンバマシーンズ
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※タイムテーブル、追加ラインナップ、富士映劇上映リストの詳細はフジロック・フェスティヴァルのオフィシャル・サイトでご確認ください。