大将より開催直前メッセージが到着! フジロックエキスプレス2025も始まるよ!
- 2025/07/23 ● from fujirockers.org

Fuji Rock Festival ’25 | Photo by 森リョータ
最終日のヘッドライナーが終わったら、グリーンで会おう
フジロック開催直前の3連休。とくに予定もなく、さて、そろそろ今年の準備でもするかとのんびり過ごしていたら、急に電話が鳴った。着信は、すでに苗場入りしているオルグのボス、花房浩一の表示。
「はい」
「おお。なんか今日高から電話あってさ、なんか最後にメッセージを伝えたいから、来てくれっていうんだよ。行ってくれないか?」
急に決まった久しぶりの大将インタビュー。 “最後”という言葉に少しの不穏を感じながら、日高さんのいる都内某所に向かった。
――失礼します!オルグです
「おお、来たか、入ってくれ」
懐かしい少ししゃがれた声が聞こえる。久しぶりに見る日高さんの顔は、少し痩せてはいたが、元気そうだ。
「ちょっと今健康上の問題があって病院にいてね。わざわざ来てくれてありがとう」
そう言いながら、呼び出した理由を語ってくれた。
「みんなにどうしても知ってほしい情報があるから、直接伝えたかったんだ。最終日、日曜。ヘッドライナーが終わったあと、久しぶりにクロージングアクトをやるから、ぜひ見に来てほしいんだよ。1950’s Western Caravan Orchestraをやる。おれの知り合いの作曲家の外山和彦くんが指揮者で、ホーンセクションも入ったビックバンドで、俺が選曲した曲をゲストを迎えて披露するつもりなんだ」
――オフィシャルでいきなり発表されていたやつですね?気になっていました
「60年代のポップ。それからロックロールミュージックをやります。俺の大好きなシーンをリアルに牽引した尾藤さんを筆頭に、旧友の加藤登紀子さん。それから、Hothouse Flowersからリアムが来てくれる。他にもゲストはたくさん出るし、フジロック2025のフィナーレに相応しい、久しぶりのクロージングアクトだから、ぜひ来てほしいんだ」
フジロック開催直前。予定の詰まった日高さんとの会話は10分で終わった。ちなみに、最後のメッセージって言われたから、いろいろ想像しちゃったんですけど!と伝えたら、開催前“最後”に伝えたいってことだよ。とケラケラ笑っていた。そんな日高さんは、予定では明日苗場を目指すという。「じゃあ、現地で会おうね」そう約束をし、病室をあとにした。
さて、呼び出されたは良いものの、こちらの撮れ高としては、ほぼオフィシャルサイトに上がっている情報だけじゃないか!と気がついたのは、帰り道。ちょっと出して良いかわからないけれど、日高さんが教えてくれたから、当日のセットリストを公開します。昔よく、日高さんのアーティストすっぱ抜きあったよね。懐かしいなぁ。
さあ明日からいよいよフジロックだ!準備に不足なし。全力で今年も楽しもう!
(以下原文ママ。あくまでも予定なので変更の可能性有り)
―SET LIST―
1 Caravan ( Orchestra)
2 Haund Dog、Twisst and Shout and 悲しき願い (尾藤イサオ)
3 ルイジナナママ(尾藤イサオ)
4 恋のバカンス(Gentrle Forest Sisters)
5 Lord Franklin Song (Liam Omaoniai)
6 Dock Of The Bay (Liam Omaoniai)
7 キーウの鳥の歌 (オクサーナ・ステパ二ュック From ウクライナ)
8 上を向いて歩こう(尾藤イサオ)
9 愛の讃歌(加藤登紀子)
10 百万本のバラ(加藤登紀子)
11 IMAGINE (加藤登紀子 and 1950’s Western Caravan Orchestra)
そして、いよいよ今週末に迫ったフジロック!みなさん準備は済んでいますか?
我々エキスプレス取材班は一足先に苗場入りし、会場準備のレポートをすでに始めました。そして、今年もライブや会場の様子をお伝えするフジロックエキスプレスが、今からスタートします!
ライブ配信だけでは伝わらない現地の様子をお届けします。体調管理に気をつけながら苗場でお会いしましょう!
FUJIROCK EXPRESS’25
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Text by 紙吉音吉